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子供のご飯が遅い時にNGな3つの事とやるべき15のこと

 2017/08/21 育児・教育
この記事は約 14 分で読めます。 430 Views

子供がご飯を食べるのが遅いとどうしてもイライラしてしまいますよね。

「昨日はあんなにパクパクご飯を食べていたのに、今日はなぜか食べないなぁ」と心配したり、「早く食べてくれないと保育園に遅れちゃう」と焦ったりしますよね。

 

そんな時に、子供に対して、ついさっさと食べろと声を荒げたりしたりしてませんか?

声を荒げてはいけないと頭で分かっていてもついついやってしまいがちです。

 

他にも子供のご飯が遅い時についついやってしまっている事が実はNGなことって結構あります。

では、子供のご飯が遅い時にどうしたらよいのでしょうか。

 

今回は、幼稚園教諭免許1種、保育士資格を持つ方が、実際に幼稚園、保育園の現場でも実践していた、子供の食事のスピードを早める方法を紹介します。

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Contents

子供がご飯を食べるのが遅い原因は?

まずは、子供のご飯を食べるのが遅い原因を探りましょう。原因に応じて、どのように子供と接すればよいかが変わります。

 

原因を探るには、まずは下の3つをやってみてください。
  ①子供の様子を観察する
  ②ご飯を観察する
  ③食事までの時間を振り替える

 

①子供の様子はいかがですか。

体調が悪く、ご飯が進まない。

熱がある場合はもちろんですが、もしかしたら、熱が出てくる前かもしれません。

これから熱が上がってくる前などは、食事を食べるのが辛くなります。

 

何か他のことに興味が移っていませんか。

テレビがついている、家族が帰宅し会話がそちらに移る、ふと自分の好きなおもちゃのことをぼーっと考えているなど。食事に意識が向いていないことがあります。

 

お腹が一杯になっていませんか。

食事の量だけでなく、よく噛む食べ物の時は、満腹中枢もすぐに満たされます。

また、ほとんど食べていなくても、食べ始めてから時間が経てばそれだけでお腹はふくれます。

 

いつも食べるのが遅いのか、本人の好きな食べ物の時は早いのか。

好きな食べ物の時は早いのであれば、早く食べることができる力はあるのでしょう。

遅い時がなぜ遅いかが分かれば解決しますね。

 

噛むスピードが遅い、噛む回数が多い。

だらだらと食べ物を口の中に残していたり、大人が気にならないような、野菜の繊維などがなかなか飲み込めず、噛み続けていたりすることもあります。

 

口の中がなくなってから、次に口に入れるのが遅い。

口の中がなくなっても、お箸が止まったままの時間があったり、次に口に入れるものをずっと迷っている子供もいたりします。

 

口に入れる量が少ない。

口に入れる量が少ないからといって、大人が多めに口に入れたとしても、そのあと子供が自分で口から出して量を調節したり、量が多すぎて噛んだり飲み込んだりすることができなかったりすることもあります。

口の大きさや嚥下(えんげ)の問題は親にもわかりにくいものです。

 

②食事のメニューや量、出し方、材料の切り方はいかがですか。

メニューの中に子供の苦手な食べ物があったり、子供にとって見た目が良くなかったり、どのように食べて良いのか分からなかったり、食べにくそうに見えたりすると、お箸も進みません。

 

メニューの中に嫌いなものがある。

嫌いなものが一緒にお皿に乗っているだけで、食べるスピードが遅くなる子供もいます。嫌いなものがお皿にあることで、全ての食べ物が手につきません。

大人は、見ないことにしたり、意識をそらせたり、真っ先に食べて無かったことにしたりするなどということができますが、子供はその嫌いなものばかりが目に入りずっと気にかかっています。

 

ご飯の量が多い

「残してもよいから大量に!」という大人の優しい気持ちは、子供にとっては終わりが分かりにくかったり、無意識的に量の多さに圧倒されたりして、ご飯が進まないこともあります。

 

お箸で掴みづらい

材料の切り方によっては、お箸でつかみにくく、子供が自分で食べるのが難しいこともあります。

 

③ 食事に至るまでの幼児の過ごし方はいかがでしたか。

体温が高い

気温の暑い外から帰ってきたばかりだったり、お風呂上がりで体温が上がっていたりすると、食事が喉を通りにくいこともあります。

 

疲れている。

遊びすぎたり、神経を集中させて遊んだり、慣れない場所で緊張したり、一生懸命取り組んだりして、体力や精神が疲れていると、食事に向かう気力も低下します。
プールや水遊びは特に疲れます。その後は食事だけでなく、何事も進みません。お昼寝をさせるなど、体調を整えましょう。

 

お腹がいっぱいになっている。

おやつを食べたり、飲み物をたくさん飲んだりして、お腹がふくれてしまっている場合もあります。

 

子供がご飯を食べるのが遅い時に、ついやってしまいそうなNGなこと

 

とにかくイライラして、怒ってしまう。

怒っても状況は変わらないのですが、ついつい。 子供が言い訳や反論をしようものなら余計に火がつきますよね。怒られると、子供も早くなるどころか余計に食べたくなくなりますよね。

 

ご飯をとりあげる。

怒りの後の最後の言葉が「そんなにダラダラして、食べる気がないなら、もう食べなくていい!」となることも。

本当は「食べてほしい」から怒っていたのに、いつのまにか、結果「食べなくて良い」ということになってしまい、大人としても何が何だか、、、という状況に。

食べなくて良いのなら、怒らずにごちそうさまをさせてあげれば良いだけです。親の本心は健康のために、成長のために「食べてほしい」ということですよね。

怒ったり、とりあげたりしてしまっては、優しい親心が全く子供には伝わりません。

 

次から次へと、親が、子供の口に食べ物を運んでしまう。

結局子供は口をあけて食べ物を待つだけ。それでは、子供自身で早く食べることは、いつまでたっても出来ず、早く食べるためには一生涯親が食べさせないといけなくなってしまいます。

 

子供のご飯が遅いのは何歳まで続く?

幼稚園や保育園で、食べるのが遅い子は、小学校でも遅いことが多い。

意識して取り組まなければ大人になっても遅いでしょう。

大人になれば、周りに合わせたり、職業によってもペースが変わったりもしますが、噛むのがゆっくり、味わうのがゆっくり、飲み込むのがゆっくり、食事は見てたのしむのも楽しみという人は、そのままで育っていきますので、変わることはないと思います。

ですから、親の目が届き安い幼児期~小学校低学年までの間に、親が気づき、サポートしてあげるべきでしょう。

 

何かのきっかけで変わることがある。

小学校に入り、給食になったことや、給食からお弁当に変わったこと、中学校に入ったことなど、環境が変わったり、何かがきっかけになったりすることで早く食べられるようになることもあります。

 

年齢がたてば自然と食べる早さが変わることもある。

周りの状況に合わせて、成長に合わせて、食べ物の好みに合わせて、付き合う人によってなど、食べ方変わると、食べるスピードも変わります。意識しなくても振り返ると食べる早さが変わっているということもあります。

 

保育園や幼稚園では、子供はご飯をどのように食べている?

では、ご飯が早い子供がいれば、遅い子供もいる保育園や幼稚園では、ご飯が遅い子供に対してどのようにケアしているのでしょうか。

 

 

保育園や幼稚園では、5、6人ずつが一つのテーブルで食べることが多いです。そして、先生も一緒に食べながら、子供たちの援助をするところもあれば、子供の食事の援助を優先するところもあります。

先生はペースの遅い子供には、その都度声をかけながら食事が進むように促します。早すぎる子供にはよく噛んで食べられるように声をかけたり、お箸の持ち方を援助したり、食事の残り具合や体調、好き嫌いなどに配慮します。

幼稚園の4、5歳児のクラスであれば、先生一人に対し最高35人の子供が定員です。ですから、先生一人ですが、最高35人の子供の食事の様子を観察します。毎日変わる食事のメニューからその日の好き嫌いや進み具合などを把握し、食事の様子からも体調やそれぞれの子供の特徴をつかんでいきます。

 

ちなみに、友達と一緒に食べるということで、子供の中にもプライドのようなものがあり、友達がいると、嫌いなものも頑張って食べている子供や、「みんなが好きだから」と嫌いだったものが好きになる子供もいます。

同じ年齢の子供同士でいることで、感化されることもあります。

 

家ではご飯が遅いのに、保育園や幼稚園ではそんなことありませんよ、と先生に言われることがあるという方はこのケースに当てはまるでしょう。

 

家庭でも出来る、子供の食事がスムーズになる方法

 

繰り返しになりますが、子供にとって、何に時間がかかっているのか、つまり原因は何かを見極めることが大切です。

それでは、子供のご飯が遅い原因別に対処法を紹介します。

 

①何か他のことに興味が移っている。

・食事に意識が向くように声をかけたり、体を食事の机に向けたりする。

・意識が移っている場合は、食事の時間が長く経過し飽きていることも多く、そうならないように、食事に集中できるようにその都度声をかけて意識を持続させる必要がある。

・「早く、あのおもちゃで遊びたいなぁー」などとおもちゃのことを考えていたりする場合は「頑張って食べて、あのおもちゃで一緒に遊ぼう!」など「食べ終われば遊べる」ということが分かり、それが目標になるとご飯が進むこともある。

②口の中がなくなってから、次に口に入れるのが遅い、迷っている。

・次に食べるものを迷っている場合や時間がかかっている場合には、「三角食べ」( 学校給食で勧める食べ方。ご飯(パン)→おかず→汁物→ご飯というように順に食べていく食べ方。 )の順番を伝え、迷う時間なく食べ進められるようにするのも良い。

 

③口に入れる量が少ない。

・子供自身が口に入れる量を増やしていけるように、量の調節をこまめに声をかける。

・少しの量だと、ご飯がなかなか食べ終わらないことや食べるのに時間がかかりすぎていることなどを伝えてみるのも良い。

 

④噛むスピードが遅い、噛む回数が多い。

・子供を見ながら、「モグモグ、モグモグ」などと、大人が噛むスピードを示し、噛むことを意識させる。

・噛む回数が多くかったり、飲み込まずにずっと口の中に食べ物がある場合は、ある程度のところで「ごっくん」することを伝える。

・しばらくの間は、口の中の食べ物の状態を見たり、口に入れてから噛む様子を見続け、「ごっくんしていいよ」などと飲み込むタイミングをその都度伝え、つかませる必要がある。

 

⑤テーブルに並んでいる、食べ物の量が多い。

・大皿でみんなで食べるのも良いが、最低限の量を個人の皿に分け、どのくらい食べたらごちそうさまができるのかが、子供自身にもはっきりと分かるようにするのもポイント。

 

⑥材料の切り方によっては、お箸でつかみにくく、子供が自分で食べるのが難しい。

・料理に応じて、フォークやスプーンを用意するなど、子供が自分でパクパクと食べられるようにすると良い。

・食べやすくほぐしたり、切ってあげたり、別のお皿に取り分けてあげたりすると頑張れることもある。

 

⑦嫌いな食べ物がある。

・嫌いなものがお皿にあることで、全ての食べ物が手につきません。

・その場合は、嫌いな食べ物をお皿からのけてあげると満足することも多い。端によけるだけではダメな子供も多い。

・全て食べ終えてから苦手な食べ物にチャレンジするなど、段階を踏むと良い。

・子供の嫌いなものでも、バランスよく摂取する必要がある。大人が思っている以上に小さく、細かくして1回噛んだだけで飲み込める程にしたり、本来の味のままでなく、味付けを変えたりすることも大切。

・調理の際に、切り方を変えてかわいくしたり、子供の興味のあるものに見立てたり、または、細かくつぶしたり、切ったりして見えないように料理をしたりするとこで、ご飯の進み方も変わる。

・嫌いなものなのに、「頑張って食べなさい」とその形のまま出す必要はない。お腹の中に入り、栄養になれば良い。

・どんなに栄養価が高い食べ物でも、嫌だと思って食べると体の中でその力を発揮しないという実験結果がある。反対に栄養価が低い食べ物でも、「おいしい!」と思って食べればそれだけで、脳や体にとって良い効果が出るとも言われている。

 

 

ここからは、子供の食事をスムーズにするために、日常的にやった方がよい方法です。

 

⑧時間を意識させる。食べる時間の見通しをもたせる。

・食べ始めるときに、時計を見せながら「長い針が数字の4のところにきたら、ごちそうさまをするよ」など、と一緒に確認する。

・「今2のところに来たよ。4までだから、頑張ってね(または、少し急ごうね)」などと途中経過も意識させる。

 

⑨一定の時間で食べるという習慣をつける。

・毎日の様子を観察し、子供のお腹が一杯になる平均の時間を考え、その時間が来たらごちそうさまをさせる。

・習慣をつけるためには、その時間だけは食事に集中させる必要がある。

・夕食の食べる目安時間:4、5歳~低学年で20~30分ぐらい

※ 極端に食べていないと親が感じる場合は、 朝であれば、牛乳を飲ませたりやヨーグルトなどを補色として食べさせたりするのも良い。

※ 夜は寝るだけなので、よっぽどお腹がすけば寝ていられないでしょうから様子を見ておく。
※ いつも食が細く、食べなくても良いようになってしまう子供には注意が必要。

 

⑩親や兄弟、家族と一緒に食べる。

・みんながパクパク食べる姿を見せる。

・それぞれがごちそうさまをして食べ終わっていく姿を見せたり、知らせたりする。

・その雰囲気を感じ、焦りを感じて頑張れることがある。

 

⑪少しずつ食べさせる。

・ほんの少量だけをお皿に乗せ、子供が、「早く食べられた」「もうお皿がきれいになった」「もう少し食べたい」などと思えることも有効。

・「もう食べられたね。早く食べ終わったね」などとたくさん褒め、どんどんおかわりをさせ、食べる量を増やせいていく。

 

⑫子供本人に問いかける。

・子供とじっくりと向き合って話をし、本人が遅いことに対して、どのように思っているかを聞いてみるのも良い。

・親が子供を思う優しい気持ち(食事に集中せず、ゆっくり食べることでお腹が一杯になってしまい、本来摂らないといけない量がとれなくなり、大きくなれなかったり、風邪をひいたりしたら悲しいから。など)を伝えることが有効な子供もいる。

・ただし、話は簡潔に、短く、分かりやすく。答えが出なければ、あっさり引き上げることも大切。

 

⑬雰囲気を変える。

・いつものお皿とは、違うお皿を使ってみる。お弁当箱に入れて晩御飯を食べてみる。ベランダやバルコニーに、レジャーシートを敷いて食べてみる。それだけでも、子供にとれば嬉しくて、楽しくて、ウキウキした気持ちになることもある。

・一緒に買い物に行き、子供自身が「食事を頑張って食べられるお皿」として選んだものを買い、それで食べるのも良い。高いものでなく、100円ショップなどで良い。

 

⑭食事に興味をもてるようにする。

・見た目が悪かったり、知らない食べ物だから食べられなかったりすることも多くある。

・食べ物の名前を伝えたり、材料や野菜の色や形、植物の花などの話や、調理の仕方、買ってきた場所など、食事をしながら、楽しく伝えていくことで、食べ物に興味をもち、ご飯が進むこともある。

・家で野菜を育てて、成長の過程を見せたり、収穫を経験させることも興味をもつきっかけとなる。

 

⑮料理の手伝いをさせる。

・2歳くらいでも、豆腐をつぶすだけ、料理に使う牛乳を入れるだけ、それだけで「豆腐がおいしい」と言って食べることもある。

・本当に簡単なことでも、子供にとれば、大きなこと。親が怒らなくてもよいような簡単なお手伝いで良い。

 

 

まとめ

1.の原因は何か。というところでも挙げましたが、

・①子供の様子を観察する ②ご飯を観察する ③食事までの時間を振り替える

をすることで、見えてくることがあると思います。日々生活を共にしているお父さんお母さんであれば、きっと、何かを発見し、その子供に合わせた発見の答えを見つけ出されると思います。

 

しかし、子供の食事が遅い原因がなかなか見つからない、分からないこともあると思います。また一度だけでは、傾向は分かりません。

同じ家に育った兄弟でも子供は一人一人違いますし、子供も親もその日毎に気分や体調も違います。またその日の家庭内の出来事によっても影響を受けます。意外と、子供同士の兄弟に意見を聞いてみると思わぬ発見があることもありますよ。

 

そして、お父さんからの観察結果と、お母さんからの観察結果が違うかもしれません。一人で考えていたのでは気づかなかったことが、二人だと倍の可能性が見つかるかもしれません。

 

親子や家族の力で、一生懸命考え、取り組んでいくこと、焦りすぎないことが一番の改善策です。すぐに食べるスピードが上がらなくても、その成果は確実に積み上がり、また違った、関係のない他の問題の答えにつながることもあります。

「家族で力を合わせましょう!!」

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子供が出来ると段々とファッションに気を使わなくなっていくなんていうダサい父親になるのなんて、まっぴらごめんな37歳2児のパパ。


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