ホワイトデーを英語で正しく伝える鉄板の4つの例文

バレンタインのお返しをする日、ホワイトデー。
例えば、あなたが外資系企業に勤めている、グローバル展開をしている企業に勤めているなど、外国人の方と一緒に働いているします。
ホワイトデーが近づき、男性同僚との会話です。
注)日本語で書きますが実際の会話は英語です。
次に、ホワイトデー当日に女性同僚との会話です。
そもそもホワイトデーってなに?
最後に、あなたの彼女が外国人だったとし、ホワイトデー当日。
なんだか、そんな義務みたいな言い方イヤだわ。
ホワイトデーの意味は伝えられたとします。しかし、いくらお返しと言えど彼女にプレゼントを贈るのであればもっとスマートにプレゼントを贈りたいものです。
ホワイトデーを英語で説明する必要がある、英語でカッコよくキメながらホワイトデーのプレゼントを贈りたい、あなたに鉄板の英語の例文を紹介しますので、是非使ってみてください。
Contents
ホワイトデーは和製英語
そもそも何故ホワイトデーと言って外国人の方には通じないのでしょう?
ホワイトデーは日本独自の言葉、つまり和製英語です。
ホワイト、そしてデーという英単語を使った言い方が、バレンタインやクリスマス、ハロウィンといった西洋の文化であるという誤解を招いているんでしょうね。
ただホワイトデーとは言いませんが、海外でも3月14日に贈り物をするという習慣はあります。でもそれはバレンタインと関係した贈り物でもなければ、恋人同士でも何でもありません。
次に、ホワイトデーという名前の由来をご存知でしょうか?
ホワイトデーというのは、1980年に日本の全国飴菓子工業協同組合が、キャンディーの需要喚起のために始めたものです。
日本でバレンタインにチョコレートをプレゼントするということが定着しはじめた事に対し、同じチョコレートを返すのでは面白くないから、そして全国飴菓子工業協同組合という名前にある通り、飴=キャンディーを返そうという発想が元になっています。
そして『ホワイト』という英単語をつけたのは、『ホワイト』にはシュガーとかスィートという意味であったり、純潔という意味があったりだからだそうです。
ちなみにホワイトデーという名前ではなく、『キャンデーの日』という名前にするという案も当時あったそうです。
もし『キャンデーの日』となっていたら、外国人にホワイトデーと言う事はなかったでしょうね。
ホワイトデーの英訳のコツは「お返し」
ホワイトデーが日本独自の文化なんだという事を理解していただいた上で、ホワイトデーを外国人に英語で伝えるにはどうしたら良いでしょうか?
元々日本の菓子メーカーが始めたことでといった起源であったり、キャンデーがどうのこうの等をイチイチ説明するのは野暮ったいというものです。
単純に日本にはバレンタインのお返しをする文化があり、それが3月14日なんだという事さえ伝われば良いのです。文化について論理的に説明することは非常に難しいですし、説明を受けた側も理解するのは非常に大変なことです。
それにプレゼントなんだから、イヤだと言う人は、そうそういないでしょう。
それでは「お返しをする」を英訳したら何でしょう?
単純に
「return」
であったり、
「give back」
といったところです。
この2つだけが「お返しをする」ではありませんが、最も簡単でしょう。
外国人男性同僚に英語でホワイトデーの説明をする例文
あなたと一緒に働いている男性の外国人同僚が、日本人の女性の同僚からバレンタインに何かを貰ったとします。
外国人である彼は、日本では3月14日に女性に対し、まさかお返しをしなくてはならないなんてことは知りません。(長い間、日本にいる外国人は別です。)
同様に女性同僚もホワイトデーが日本独自の文化である事を知らず、ホワイトデーのお返しに期待をしています。
さぁどうなるでしょう?
ホワイトデーの翌日から、あなたの職場にはギスギスした感じが。
そんな職場のギスギスを回避するためにも、あなたから一言、外国人の彼に教えてあげると言いでしょう。
In Japan, men will give back to women on 14th March.
(日本では男性が女性にお返しを3月14日にします。)
In Japan, men will give women a return on Valentine ‘s gift on 14th March.
(日本では男性が女性にバレンタインのお返しを3月14日にします。)
まぁ女性側に、ホワイトデーは日本だけのものだから、外国人の彼からお返しがなくても仕方ないよと、日本語で伝える方が早いかもしれませんが。。。
義理チョコのお返しを英語でスマートにキメる例文
日本では、バレンタインに好きな人に本命のチョコ、職場の同僚、友達には義理チョコなんて区別がありますが、海外にはそんな本命だとか義理だとかといった区別はありません。
海外では、愛する人への告白という意味もありますが、それよりも普段お世話になっている人や親しい人に感謝を伝えるという意味合いのほうが強いです。
もし、あなたが外国人の女性同僚と働いていて、バレンタインに何かしらプレゼントを貰ったとしても、それは愛の告白でも何でもないという可能性が非常に高く、日本で言うところの義理チョコ的な意味合いのほうが強い可能性がありますから注意したほうが良いでしょう。
ただ、義理チョコ的なものであっても、そこはスマートにキメたいもの。
先ほどの外国人男性同僚にホワイトデーについて教えてあげたことにプラスして、感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
In Japan, a man has a culture to repay a gift of Valentine on March 14th.
But this gift is a sign of gratitude to you regardless of such culture.
(日本では、男性が女性に3月14日にバレンタインの贈り物のお返しをする文化があるんだ。
でもこのプレゼントはそんな文化とは関係なく、君への感謝の表れだよ)
愛する女性にカッコよく英語でキメる例文
恋人に対して、お返しだからなんていう義務を臭わせたら完全にアウトでしょう。
でもこのシチュエーションが最もカンタンです。
I love you.
別にホワイトデーだなんだと言わなければいいのです。
知らなくても良いことなんて世の中にはいっぱいあるじゃないですか。
彼女が何かの記念日なの?とか何のプレゼントなの?などと聞いてきても、愛している人に贈り物をして何が悪いんだ?とすれば良いのです。
まぁ普段からプレゼントを渡したら、何かやましいことがあるんじゃないかと疑われるような事をしていては成立しないのですけどね。
まとめ
ホワイトデーを英語で表現することについて、紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
最近は外国人の方と一緒に働く機会が増え、それぞれの文化の違いを理解する場面に出くわすことが増えてきています。
日本の文化もキチンと伝えてあげたほうが、よりよいチームパフォーマンスを発揮したり、もちろん彼女とも上手くいきますので、是非使ってみてください。
ホワイトデーの意味を外国人の同僚に伝えることが出来たら、コチラの記事を参考に贈り物を考えてみてはいかがでしょうか。