夏に子供とのキャンプを計画しているあなた。キャンプ、楽しみですよね。
日常の生活では味わえない楽しさや、大人だけで行くキャンプと違った楽しさが子連れのキャンプにはあります。
子供とキャンプに行く事を計画するにあたって、
- 子連れの場合、持ち物どうしたらいいんだろう
- 子供とどんな料理作ろう
なんて事も考えたりしませんか?
この記事では、実際に私が子供とキャンプに行った時の実体験に基づき、子供とキャンプに行くにあたってちょっと悩む、持ち物、料理を年齢別に紹介します。また意外とニーズの高い子供用の椅子についても紹介します。
子供の年齢別キャンプスタイル
持ち物や料理の話をする前に、子供の年齢によってキャンプのスタイルが異なってきます。
ここでいうスタイルというのは、どんな所に泊まるかということを意味します。
スタイルが異なれば、それに合わせて、持ち物や料理も当然のことながら変わってきます。
0歳〜1歳の場合
0歳や1歳でいきなりテントはハードルが高いです。
子供もさることながら、親も日常と離れすぎていると、どうしたらいいんだろうとかなり戸惑います。
また、0歳や1歳だと夜中に授乳やおむつ替えをする必要があったり、夜泣きしたりすることがあります。
そのため、設備が整っていて周りの人に迷惑をかけにくい、キャンプ場にあるコテージに泊まったほうが良いでしょう。
コテージやグランピングからまずはスタートするのが無難です。
2歳〜3歳
やっとテント解禁になるぐらいです。ただ、子供は、ふとした時に普段と違う環境であることに、戸惑いをおぼえ、不安を感じたりします。
そして、2歳~3歳は、まだチョロチョロと動き回る年齢です。
子供の面倒を見ながら、日頃あまりすることのないテント設営するのは大変ですよね。あらかじめテント設営されている、常設テントサイトを利用するという手もあります。
出来る限り近場であったり、設備が整ったキャンプ場を選ぶこと、そして、ゆとりのあるキャンプ計画をたてるようにしましょう。
出来る限り、ゆとりのあるキャンプ計画を。
4歳〜6歳
急激に拡がりが出て来ます。家族ぐるみで付き合いのある家族と一緒に行くことも可能となり、一気にキャンプの醍醐味を味わうことが出来るようになるでしょう。
この年齢になってきたら、テントでのキャンプや子供と一緒に料理をするということに挑戦していけます。
子連れのキャンプに必要な持ち物
子供キャンプの基本持ち物一覧
以下が持ち物一覧です。この中からあなたのキャンプスタイルに合わせて、持ち物を決めましょう。全て持っていけば間違いはないですが、その分、量も多くなりますから取捨選択をするようにしましょう。
まずは、子供とのキャンプの基本道具から。
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o”]- タープ
- ランタン
- テント
- テーブル・チェア
- クーラーボックス
- 加熱器具
- 調理器具
- 食器やカトラリー類
- 炭・薪
- 着火剤
- ライターやチャッカマン
- 寝袋
- マット
- 食材
- 調味料
- ぞうきん
- スポンジ、食器洗剤
さらに子供のための生活用品として、以下の物が普段のお出かけよりも多めに必要になります。
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o”]- 多めのおむつ
- 多めの衣類(上着もあると夜冷えた時に羽織ることができます)
- 替えの靴
- タオル
- 帽子
- 虫除け
- 携帯トイレ
- ベビー用の食器
- ベビーフード
- ベビー用食器洗剤
- 救急セット
- ウェットティッシュ
- カッパや傘
他にも、あったら助かる物として以下があります。
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o”]- 保険証
- 母子手帳
- 普段使っているまくら
- テントやサイト内での遊び道具
- 物干しロープや洗濯ばさみ
- レジャーシートやラグ
- 子供が好きなレトルトご飯(料理失敗用)
- キャリーワゴン
- ウォータージャグ
- アクアシューズ(意外と大事)
保険証や、母子手帳は、4歳、5歳になってくれば、不要になりますが、保険証は何歳になっても持って行くのがベターです。
いくら設備が充実しているコテージやグランピングであっても、普段と違う環境なので何があるか分かりません。
また、テントやサイト内での遊び道具も持って行きましょう。親がキャンプの準備をしたり、休憩したりすると、子供は飽きてしまうことがあります。
そんな時、親のそばで子供が遊べるようなグッズがあれば安心です。砂場セットやシャボン玉、塗り絵や作るお菓子などがオススメです。夜や雨が降った時にも重宝しますよ。
物干しロープや洗濯ばさみも、あると便利な持ち物です。特に、川や海の近くにあるキャンプ場に行くと、タオルや水着を干す場所が必要です。また、夜露で湿ったシートや寝袋を干すことができます。
他にも、レジャーシートやラグをテントやタープに敷くと、靴を脱いで移動できたり、ゴロゴロできたりします。歩き初めの小さな子供でも快適に過ごすことができますよ。
また子供が好きなレトルトご飯について、詳細は後述にします。ちなみに好きなレトルトご飯としていますが、あくまで好きな味やジャンルと言う意味で、レトルトご飯そのものが好きという意味ではありません。
泊まる所に設備を確認して持ち物を決める
泊まるところがコテージなのか、ある程度設備が整ったキャンプ場なのか、はたまたテントなのかによって、子連れのキャンプの持ち物は変わります。泊まる所でどれだけの物が用意されてるかが変わってきますからね。
特にコテージ泊の場合、どんな物が施設で準備されているかを事前に確認しておきましょう。
テントや寝袋、マットがコテージ泊には不要だというのは、すぐにわかるとは思います。
また食事もコテージの中で作りますし、食べますから、料理をするために必要な加熱器具、テーブル・チェアなども、コテージ泊であれば不要です。
ただし、コテージ泊であっても屋外でBBQをしたい、カレーを作りたいという場合には、加熱器具やテーブル・チェアなどが別に必要になる場合があります。
施設側の方で、何が用意されているかを確認し、先ほどの持ち物一覧から必要な持ち物の準備をしておきましょう。
施設によってはレンタルできる場合もありますので、確認してみてください。
キャリーワゴンで快適に
キャリーワゴンがあると、荷物の持ち運びがとても楽です。
車を横付けできないサイトでは、荷物を駐車場から運ぶ必要があります。
キャリーワゴンを使えば、何回も荷物運びで往復する必要がなく、疲れた子供を乗せることもできます。
また、集合住宅に住む人は、家から車まで荷物を運ぶのにも使えて便利です。
そして、キャリーワゴンは荷物を運ぶだけではなく、キャンプ場で荷物置き場として使うこともできます。
一か所に荷物をまとめて置いておけるだけでなく、地面に置かないので荷物が汚れることもありません。
収納時にコンパクトになって、車輪も大きく運びやすいタイプがオススメです。
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キャンプ用品でおなじみのコールマンのキャリーワゴンは、専用パーツを使えばテーブルに変身させることもできます。
BBQの時って食材全てをテーブルに乗せられないことがありますよね。そんな時に、キャリーワゴンがテーブルになるのは嬉しいですね。
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キャリーワゴンは、荷物の多い子連れキャンプではぜひ用意したいアイテムですね。
ウォータージャグがあると便利
子供は土や草木を触ったり、食べ物を手づかみしたりするため、すぐに手が汚れてしまいますよね。
ウェットティッシュでもどうにかなりますが、水で洗わないと落としきれないこともあります。
よほど整ったキャンプ場でない限り、炊事場などの水場がすぐそばにないです。その度に、小さな子供を連れて手を洗いに行くのは、とても大変だし面倒ですよね。
そんな時にあると便利なのがウォータージャグです。
サッと手や落ちたものを洗ったりできるので、子供だけではなく大人にも便利です。
ウォータージャグにはいろいろな種類がありますが、荷物の多いキャンプでは伸縮タイプがかさばらないのでいいと思います。
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また、このタイプならよりコンパクトになります。
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キャンプとは関係ありませんが、災害で水が出ないときにも役立ちましたよ。
アクアシューズは意外と大事
オートキャンプ場であっても川や海の近くでキャンプをするのであれば、当然のことながら水遊びは欠かせないでしょう。
でもプールの水遊びとはわけが違い、川の周辺は足場が整っているわけではありません。
また、海も貝殻やガラス片が落ちていたり、岩場があったりするところもあります。
大人であればビーチサンダルでもいいですが、子供の場合、不安定な足場の中において、ビーチサンダルの鼻緒を掴んでおく力はありません。
そんな時に活躍するのが、アクアシューズ(マリンシューズとも言う)。
完全にこれは靴です。普段履いているスニーカーと同じように、子供はキャンプ場で遊ぶことが出来ます。
最低でもクロックスぐらいは用意しておくべきでしょう。
メーカーによって多少の差がありますが、アクアシューズのサイズとしては15センチぐらいから用意されています。普段の公園の遊びがハードになってきた3歳ぐらいになったら、アクアシューズを履くようにしましょう。
逆に15センチほども足が大きく無い場合にはクロックスのように、少しでも足をカバーしているモノを選びましょう。
キャンプで子供と作る料理
キャンプで子供と作る料理でパッと思いつくものとして、
- カレー
- BBQ
といったところがすぐに思いつくでしょう。
この辺りなら全然問題ないのですが、キャンプでの料理となると、何故か俄然張り切ってしまうなんてことがありますが、ここが注意したいところ。
家で料理ができない人が、キャンプだから出来るようになるなんていうことはありません。
子供と一緒に何かを作るからといって気合いを入れたくなる気持ちもわかりますが、大抵そういう時は失敗します。
キャンプで子供と料理をする時には、以下の4つに気をつけると良いです。
- 普段作っている料理に挑戦。
- 料理の下ごしらえをある程度家でしておく。
- 子供の普段の好みをきちんとおさえておく。
- 火の近くで遊ばせない。
普段作っている料理に挑戦。
キャンプで使う加熱道具の火加減は、ハッキリ言って難しいです。
お湯を沸かすぐらいであれば、問題ないのですが、焼いたり煮たりする料理は微妙な火加減の調節が必要です。
火加減の調節が難しいところに、作り慣れていないモノをかけ合わせたら、結果は目に見えていますよね。
そういう意味では、キャンプごはんのNo1はカップラーメンかもしれませんね。
料理の下ごしらえをある程度家でしておく。
やはり慣れない道具や場所での料理は時間がかかります。
キャンプであれば、普段家では出来ない事を楽しみたいところ。
例えば炭火で焼いたり、燻製にしたりことを楽しみたいところですが、下ごしらえに時間がかかってしまったら、楽しむことが出来ません。
事前にある程度、野菜を切っておいたり、肉に味付けをしていたりすると、キャンプの時にとても楽です。でも、子供ができるお手伝いは、ちゃんと残しておいてくださいね。
子供の普段の好みをきちんとおさえておく。
これには2つの意味があります。
まず1つは、子供と作る料理を子供の好きなものをベースにした方が良いということです。
キャンプとなるとちょっとシャレたものを作ってみようと思いがちです。
先ほどの「普段作っている料理に挑戦」でも触れましたが、そういったものは失敗しがちです。同じように失敗するぐらいなら、子供の好きなものをベースにしていたほうがまだ傷が浅いというものです。
2つ目としては、持ち物にも影響しますが、子供用のレトルト食品も用意しておいたほうが無難だということです。
子供は得てして気分屋です。普段の食事でもせっかく一生懸命料理を作っても、食べてくれないなんてことがありませんか。
キャンプでも同じです。特に、家であんまり見たことのないようなコジャレた料理が出てくれば、そっぽを向かれる可能性が高くなります。
火の近くで遊ばせない。
キャンプに来て子供のテンションはMAXです。
特にバーナーだったりBBQコンロなんて見ることはないため、余計テンションが上がります。
注意が散漫になったり、遊びに夢中になったりして、火のそばにいる事に気が付かないなんていうこともしょっちゅうあります。
また、火が付いている場所だけでなく、バーナーやBBQコンロなどの周りも熱くなることを教えておきましょう。
キャンプの子供の椅子って意外と大事
キャンプで使える子供用の椅子ってなかなか無いと思いません?
キャンプに持っていく椅子というとこんな感じの椅子じゃないでしょうか?
でもこれって子供は沈んじゃって座りづらくと思いませんか?
足も届かないので立ち上がるのも一苦労です。
一方で、こっちのタイプの折り畳み椅子。
こっちはこっちで、ガタガタするし、子供が座るには不安定ですよね。
そんなキャンプで使う、子供用の椅子を探している方におすすめしたいのがコレ↓
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ヘリノックス チェアワン ミニです。
座面高が低めにしているので、子供でも足が付くようになっています。一方でゆったりと座れるという感じにもなっています。
食事のときも安定して座れるのがいいですね。