中学生の読書感想文の書き出し。あなたも使いこなせる12パターン

中学生になってからも続く宿題の定番と言えば読書感想文。

本を読み終え、いざ書こう!と思っても、あれ?最初は何を書けばいいの?と、ペンが進まないお子さんは多いのではないでしょうか。

そんなお子さんに、読書感想文の書き出しについてアドバイスを求められたら、何と伝えれば良いのでしょうか。

小学校低学年なら「私は〇〇と言う本を読みました」でいいですが、中学生ともなるとそうはいきません。

親子で困っていると言う皆さんに、中学生の読書感想文の書き出しがスラスラ出てくるとっておきの方法を、例文も用いてご紹介します!

中学生の宿題といえば読書感想文!書き出しって何を書くの?

中学生ともなると読書感想文もちゃんと構成を意識して書きたいものです。

読書感想文は大きく、はじめ、あらすじ、感想、まとめに分けられます。

この「はじめ」が書き出しに当たる部分です。

 

書き出しの役割

読書感想文の書き出しは全体で言うと10%。

原稿用紙5枚なら1枚の半分と、決して長くはありません。

でもこの書き出しはわかりやすく言うと、これから始まる感想文の宣伝の様なもの。

読み手を惹きつけ、この感想文を読みたい!と言う気持ちにさせることが大切です。

中学生なら読み手は何と言っても先生。先生に、この読書感想文は面白そう!と思わせてしまいましょう。

 

良い書き出しとは

では具体的に、読書感想文の良い書き出しとはなんでしょうか?

3つのパターンをご紹介します。

 

良い印象が残る書き出し

まずは良い印象が残る書き出し。

読み手に、この読書感想文は好印象だなと初めに思わせるような書き出しです。

具体的に言うと、こんな興味があったからとその本を選んだ理由を紹介したり、主人公との共通点などを挙げましょう。

大きなインパクトはありませんが、中学生らしく真面目に読書感想文に取り組んでいると言う良い印象を先生に与えることができます。

 

読者の興味を惹き付ける書き出し

続いて読書感想文の読者の興味を惹きつける書き出しです。

コンクール等に応募する際は他と差をつけることができます。

例えば「つまらなかった」など敢えてネガティブな書き出しにしたり、印象に残ったセリフを最初に持ってきたり、読者に疑問を投げかけるのも相手の興味を惹きつけることができます。

 

その後の内容にスムーズに繋がる書き出し

読書感想文の構成は書き出しの後、あらすじに繋がります。

このあらすじ紹介にスムーズに繋がるような書き出しをすると、書き出しだけでなくその先もスラスラと書くことができます。

一番心に残ったことや、その時の自分の感情(笑った・泣いた・わくわくした等)でスタートすると、その後の内容にスムーズに繋がるだけでなく、読み手にも感想文のテーマがわかりやすく伝わります。

 

読書感想文が苦手な中学生の為に!参考にしたい書き出し方は?

続いて具体的に、中学生の読書感想文の書き出しの例文を挙げていきます。

 

読みやすい書き出し方

まずは万人が読みやすい書き出し方です。

中学生の読書感想文の書き出しには、迷ったら以下の7つがお勧めです。

 

本との出会いを書く

まずは本との出会い。

表紙に惹かれた、題名に惹かれた…等でもOKです。

その場合は表紙や題名のどんなところに惹かれたのかを読み手にわかりやすく伝えましょう。

他にも「両親の本で、小さい頃から本棚に入っていたのが気になっていた」、「本屋で突然目についた」等、その本とどう出会ったかが書き出しとして使えます。

 

この本を選んだ理由を書く

続いてその本を読んだ理由です。

自分の趣味がテーマになっている、主人公と同じ性別や年齢である、あらすじを読んでこんなところに惹かれた、この時代に興味がありもっと詳しく知りたかった…等々、読書感動分を書くのに選んだ理由を書き出しにすることができます。

趣味や共通点を掘り下げて読み手に伝えると、より相手の興味を惹くこともできます。

 

登場人物やあらすじを紹介する

本来であれば読書感想文にあらすじを書くのは書き出しの次のパートですが、最初に登場人物やあらすじを紹介するテクニックもあります。

誰もが知っている本だと面白みに欠けてしまいますが、あまり知られていない本や登場人物にインパクトがある本ならお勧めです。

あまり詳しく書きすぎるとただの本紹介になってしまうので、登場人物なら一人に絞り、その人物に惹かれた理由を、あらすじを交えて紹介して書き出しにしましょう。

 

本文や題名を引用して書く

次に本分や題名を引用して読書感想文を書き出すやり方です。

「〇〇〇と著者は言うが、それは~~だと思う。」等、自分の感想を添えて書き出します。

「(題名)と見て、まず~~~が頭に浮かんだ。」等、本文だけでなく題名そのものを引用するのも良いです。

 

印象に残ったセリフから書き始める

本分や題名を引用するやり方に似ているのですが、より印象的になるのが読書感想文をセリフから書き始めることです。

「『〇〇〇』と主人公は言った。私はこれに深く共感した。」等、読書感想文がかぎかっこで始めると非常にインパクトがあります。

 

疑問から書き始める

「なぜ〇〇は~~できたのだろうか?」等、主人公や登場人物の行動に対し疑問を投げかけるのも読書感想文の書き出しにお勧めです。

「もし自分が〇〇だったらどうしただろうか?」と、自分が主人公だった場合を疑問形にするのもとても面白いです。

 

否定的な内容から書き始める

ネガティブなことは好印象ではない気がしてしまいますが、読書感想文を否定的な内容から始めるのは意外性があり、実はとても印象的です。

「私はよく本を読むが、時としてつまらない本に出会う。この本はまさにその一冊だった。」等、面白くないと感じた時はそれを素直に受け入れるとその先が書きやすいです。

ただしただ面白くないで終わるのではなく、つまらなかったからこそ学べたことや発見したことを伝えるのが大切です。

本自体から学んだことと言うよりも、それをきっかけとして得られたことに注目してみましょう。

 

自分らしさを出す書き出し方

続いてより自分らしい読書感想文を書く書き出しです。

人とは違う、自分ならではの読書感想文を書きたい方にはお勧めです。

 

自分の体験談から書き始める

思い切って、読書はおまけ、メインに伝えたいのは自分の体験談と割り切って読書感想文を書き出しましょう。

「この本を読んで自分のこんな体験を思い出した」「この話を似た経験を自分もしたことがある」等で書き出し、自分の体験談を伝え始めましょう。

感想も自分の体験談についての感想を加えてOKです。

あらすじや感想文の例文ばかりを用いて書くよりも、ユニークな読書感想文になります。

 

本のテーマ・学んだことを書く

その本を読んで得たことや学んだこと、今後にどう活かしたいかを読書感想文の書き出しにするのも自分らしくユニークです。

「私も主人公のように〇〇がしたい。後悔するような日々は送りたくない。」等ではじめ、その後具体的な体験を盛り込むのも良いでしょう。

本に深く感銘したことが伝わり、印象も良くなります。

 

中学生の読書感想文。書き出し以外で親ができるアドバイスは?

書き出しがわかってもその後も書けない!と言う中学生のお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。

もちろん書き出し以外でも親御さんが伝えられるポイントがいくつかあります。

お子さんの読書感想文を手伝う親御さんは多いと言われています。

困っていたら是非アドバイスをしてみて下さい。

 

全体の構成を考える

読書感想文で一番大切なのは全体の構成です。

構成を考えるなんて面倒と感じるかもしれませんが、実は構成をわかっていた方が書きやすいのです。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffcc”]・はじめ(書き出し)

・あらすじ

・感想

・まとめ(はじめに繋がる)[/surfing_su_note_ex]

が読書感想文の基本の構成です。

いきなり全てを書こうとするのではなく、各パートに分けて考える様お子さんに伝えてみて下さい。

 

感想を口頭で聞く

どうしても書き出せないと言うお子さんには、感想を口頭で聞くのも効果的です。

この場合、構成は意識せず、とにかくどう感じたのか会話の中で聞いてみて下さい。

更に親御さんが質問を交えてより深く聞き出したら、読書感想文で一番伝えたいことが見えてきます。

それを構成に当てはめて一緒に書いていきましょう。

 

本の気になる箇所をノートに書かせる

親御さんと話すより、自分で書き出した方が整理ができると言うタイプのお子さんには、とにかく何でも箇条書きで書き出すと言うのがお勧めです。

もちろんノートでもいいですし、あれば付箋を使うと後々整理がしやすいです。

本を読んで気になった箇所、惹かれたところ、感想など、なんでもいいのでとにかく書き出します。

あとはそれを並べ替えて接続詞でつなげればOKです。

付箋を使うとこの並べ替えの作業がノートよりスムーズなのでお勧めですよ。