生え際が後退してる人にオススメな髪型9選とセットのコツ

男性に特に加齢とともに、特に多い悩みは、生え際がどんどん後退しているという悩みです。
生え際が後退するのを根本的に食い止めたいと思いつつも、まずは髪型を工夫することで、ハゲに見られないようにしたいですよね?
そこで、生え際が後退している人におすすめの髪型9つとセットのコツを、美容師歴5年の筆者が紹介します。
特に生え際の後退を隠そうと考えている人には、目からウロコの内容です。
Contents
生え際が後退している人におすすめする髪型の3つの基本ポイント
①薄毛は隠さないこと
生え際の後退による薄毛は隠さないことが大切です。
生え際が後退すると、髪を人がみているのではないかと心配になり、隠そうとするのが心理です。
しかし、この隠そうとする髪型はかえって逆効果になってしまうのです。
右から左に髪の毛をもっていきバーコードのようになっている人を1度は見たことがあるかと思いますが、不自然に感じたことはありませんか?
薄毛を隠そうとする髪型は、かえって不自然になってしまうのです。
生え際が後退したら「さらけ出す」ことでかっこよい髪型を演出できます。
短髪にする
まずは短髪にしましょう。
意外かもしれませんが、前髪を伸ばして隠すよりも短髪にする方が、生え際の後退による薄毛は目立たないのです。
髪型を工夫することでお洒落に、そして目立たなくすることは十分に可能です。
前髪を立ち上げて、おでこを出す
隠したいがために、前髪を長くして前に垂らしておでこを隠している人がいますが、前髪がペタッとおでこにつくことにより、より生え際が薄いことを強調してしまいます。
それを回避するために、前髪を立ち上げて、おでこを出しましょう。
前髪のセットのコツ
頭頂部の髪の根元近くから毛先にかけてワックスを付けて、髪を立たせます。
髪を立たせることにより、頭全体の頭皮が見え、その効果により、前髪の薄さが紛れてとても自然な仕上がりになります。
ワックスで前髪もツンツン立たせることにより、若さも出ます。
注意点として、前髪にワックス・スプレーをつけすぎると、へたったり、まとまりすぎるので少量にしましょう。
②毛流れは、散らす
ゆるパーマで毛流れを散らすことにより生え際に目がいかなくなります。
ゆるパーマをかける事によよって、ウェーブがかかるので、髪の毛の見える範囲が増えて、ボリュームが増したように感じられるのです。
ブラシを使わずに、手で散らすように乾かせば、程良く空気感を含んでふんわり仕上がります。
かつトップやサイドあたりから髪の毛を持ってくるようになるヘアセットであれば、面長でおでこが広くても似合いやすいです。
③錯視効果でボリュームアップ
錯視効果で髪をボリュームアップをさせる髪型があります。
それは、ツーブロックスタイルです。
ツーブロックとは、トップの毛のボリュームをキープしながら、サイドと襟足を短くカットしたスタイルです。
サイドを短く刈り上げることで、トップのボリュームがアップして見える錯覚効果があるため、薄毛が気にならなくなります。
比較的誰にでも似合いますし、おしゃれにも見えます。
生え際が後退してきても似合うカッコいい9つの髪型
生え際の後退を気付かれないようにする3つの基本ポイントを紹介したところで、ここからは、生え際の後退が気にならないような具体的な髪型を9つ紹介します。
①ベリーショート
引用元:beauty-box.jp
ビジネスとプライベート、どちらでも無理なく決まるのが、ベリーショートです。
先程の「薄毛は隠さないこと」でも触れたとおり、短髪にすることで、生え際の後退が気にならなくなります。
ベリーショートのポイントは、
- 直毛の方は、サイドから襟足にかけてすっきりと刈り上げ、全体をグラデーションカットで切る。
- くせ毛の方は、サイドと襟足は短めに刈り上げ、前髪からトップにかけては少し長さを残すようにして前髪を立たせる。
ハードタイプのワックスで、シルエットを整えたら完成です。
②オシャレ坊主
引用元:elle-cheveux.org
坊主も先程のベリーショートと同じく、短髪なので、薄毛になったことを気づかれない髪型です。
坊主というと、中学生の野球少年のようなバリカンでただ剃っているイメージがあるかと思いますが、坊主にも種類はたくさんあります。
オシャレ坊主とひとくくりにしていますが、
- 超ベリーショートスタイルのまま、トップなどに少し長さを残しオシャレを演出する坊主
- カラーが可能なのであれば、ツーブロックのような坊主
- サイドを坊主のように剃ってトップのみモヒカンのように残す坊主
など、様々なスタイルを楽しむことができます。
一方で、頭の形によっては似合う、似合わないが分かれてしまうので、自分に合った坊主スタイルと選ぶことが必要となります。
自分の頭の形に合うボウズスタイルは、なかなか自分では分かりづらいものですから、美容師の方に相談することをオススメします。
③ソフトモヒカン
引用元:beauty-box.jp
ソフトモヒカンは、サイドを短く刈り上げて、トップにボリュームを持たせ、前髪も一緒に立たせますので、生え際の後退が目立ちません。
基本的には、誰にでも似合いやすい髪型です。
④ショートレイヤー
引用元:beauty-box.jp
ショートレイヤーとは、上を短く下が長くなるようにカットすることを言います。つまり、髪の長さを部分的に変えて段差を付けることです。
ワックスやスプレーで毛束間を出すことによってトップにボリュームをだすことが出来ますので、生え際の後退が気にならなくなるようになります。
比較的、20代から30代の若い方が好む髪型です。
髪の長さも短すぎないので、比較的挑戦しやすい人気のあるスタイルとなります。
セットのコツとしては、前髪はおろさずワックスで立たせましょう。
⑤スパイキーショート
引用元:BIGLOBE Beauty
スパイキーショートとはトップを少し長めに残したスタイルです。
サイドは刈り上げてトップと繋がりを持たせるので、ナチュラルな印象になります。
また、トップには、長さがあるので、スタイリングを自在に楽しむことができます。
ただしスパイキーショートには一つ注意するポイントがあります。
M字に薄毛になってしまっている場合、ツーブロックではないので、そり込みが入っているようにも見えるので注意しましょう。
そり込みのように見えてしまった場合は、サイドをツーブロックにすることをお勧めします。
⑥くせ毛風パーマ
引用元:beauty-box.jp
くせ毛風パーマは、毛先にやや残るくらいの微パーマをかけることにより、くせ毛みたいな無造作感が再現できます。
直毛ではだせない動きを出せることが最大のメリットです。
ランダムなカールでトップのボリュームアップが期待出来ることから、生え際が後退している方におすすめです。
また遊びのあるスタイルでおしゃれにみえます。
ミックスピンパーマをかけたいと美容室にお願いすると分かりやすいでしょう。
ストレートで柔らかい髪質の方におすすめです。
⑦ツーブロック
錯視効果でボリュームアップでも述べたように、サイドを短く刈り上げますので、トップがボリュームアップして見えます。
ツーブロックにしてトップに軽いパーマをかけるとより、ボリュームアップします。
更におしゃれ上級者のような髪型になります。
固い髪質の方にはおすすめです。
⑧バーバースタイル
引用元:HotPepperBeauty
バーバースタイルとは、刈り上げやツーブロック、ポマードを使用し、ビシッと七三のように分けるスタイルです。
綺麗な分け目と立ち上がり、ツヤ感を出す為に、グリースとコームで七三に分けます。
スタイルの作り方のコツは、
- ヘビーサイドの根元を立ち上げるように乾かす
- 逆サイドをタイトになるようにつぶして乾かす
- 最後にグロスワックスを付け、艶感を出し、ジェルで固める
です。
ビジネスなどフォーマルシーンからストリートシーンまで、幅広く対応できます。
クールな清潔感とワイルドさを兼ね備え、人と一味違う差をつけましょう。
⑨カラーリングを取り入れてみるのも◎
髪を染めてよい職業の方には、カラーリングをおすすめします。
頭皮との色が近くなる茶色などに染めることは、髪の毛と生え際を分かりづらくするため、生え際の薄毛を目立たなくさせる効果が期待できます。
また、金髪など明るい色にすることにより、髪の毛に視線を集中させ、生え際の後退を目立たなくさせることも良いでしょう。
しかし、カラーリングは、髪を痛めることになりますので注意が必要です。
生え際の後退を気にしている人が、髪型で気をつける3つのポイント
1.全体的に長さのバランスが悪い
薄毛の人の髪型には、バランスがとても大事になります。
サイドとトップの髪のバランスが崩れると、スタイリングが難しくなってしまい、生え際の薄毛が目立ってしまうようなスタイリングになる可能性が高くなります。
そのため、前髪を短くするのであれば、全体的に短くすることが必要です。
2.サイド(側頭部)の髪の毛が長い
サイドの髪の毛が長いと、髪の色の濃淡がくっきりするので、余計に生え際の地肌が目立ちます。
隠すために長くするのではなく、あえて刈り上げやショートにすることで目立たなくなります。
3.前髪の髪の毛が長い
生え際が気になりだすと、つい髪を伸ばして生え際の後退を隠しがちですが、これはやってはいけません。
前髪を作り、垂らしスプレーなどで固める髪型は、余計におでこが広くなってきていることを強調してしまいますの気を付けましょう。
また、前髪が長すぎることで風などの影響を受けやすくなってしまいますので、風が気になり、余計にストレスになってしまいます。
生え際の後退を気にしている人が、美容室に行く時の3つのポイント
1. 薄毛のことを必ず相談する!
恥ずかしがらずに、美容師に薄毛で悩んでいるので目立たないような髪型にしたいことを打ち明けましょう。
美容師はプロです。
必ず、あなたに合った髪型を提案してくれます。
2. イメージを伝える!おまかせはNG
おまかせといっても、こだわりは誰しも必ずあるはず。
イメージを伝えるというとハードルが高くなるかもしれませんが、逆にやりたくない髪型だけを伝えるというのも一つの手です。
3. 同じ人に担当してもらう
同じ担当者にお願いすることによって、あなたの髪質やくせ、悩みを分かった上で、毎回髪型を決めてくれます。
担当者が変わることによって、毎回薄毛の悩みをうちあけなくてはなりません。
必ずしも、気にいった髪型になるとは限りませんので、気にいった髪型にしてくれた担当者を毎回指名しましょう。
髪型を変えたら、今度は根本的に薄毛を治していきましょう!
紹介したように、生え際が後退していることは、髪型で多少はカバーできます。見た目がすべてではありませんが、髪の毛があるのとないのではある方がいいに決まっています。
髪の毛が薄い、ハゲているというだけで、ずいぶん年をとっているようにみえます。逆に年をとっていても、髪の毛がフサフサな男性は若くみえるのが、現実です。
父親もハゲてるから遺伝だと決めつけず、諦めずに、早めに対策しないとハゲになる確率はグンと上がります。判断に迷っている間も抜け毛は止まってはくれません。
現在では、睡眠不足やストレスで生活習慣は乱れがちな人が多いため、ホルモンバランスが崩れ、頭皮が乾燥したり、逆に皮脂が過剰に分泌したりして、薄毛の原因となるのです。
また、脂っこい食事や甘い食べ物の食べ過ぎや、野菜不足といった食生活は頭皮の皮脂バランスを崩します。
そこで、サプリメントで髪の成長に必要な栄養素を補うことが必要です。
髪に必要な栄養は、たんぱく質、亜鉛、ビタミンです。
亜鉛とビタミンは食べ物からなかなか摂取できませんので、サプリメントで補いましょう。
しかし、サプリメントだけに頼らず、出来る限り、運動も取り入れて、規則正しい生活をするように心がけましょう。