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不登校から転校する際に知ってもらいたい5つのこと。転校する時の手続きや復帰に向けた子供への寄り添い方について

 2019/05/22 育児・教育
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不登校の解決方法の一つとして転校がありますが、転校を考える前に、子供のために知っておくべきことがいくつかあります。

子供が不登校になった時に、自分の子育ての仕方が悪かったと思う親もいますが、子育ての仕方によって不登校になっているわけではありません。

不登校について親が理解を深めておくことで、子供の心も楽になることでしょう。

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Contents

不登校から転校を考えた時にまず知ってほしい5つのこと

転校することで、不登校が解決するとは限りません。

本人の気持ちや、不登校の原因によっては、転校先の学校でも、不登校になってしまう可能性は、十分にあります。

 

①転校が本人にとって一番良い解決方法なのか

まずは転校を決める前に、本当に転向が本人にとっても一番いい方法なのかを考えましょう。

たしかに転校することで新しい一歩を踏み出せるかもしれませんが、その分子供にはプレッシャーを与えてしまいます。

転校を考える時には、親の意見だけでなく、本人も交えて、本人の意見を一番に尊重開いた子育てをしましょう。

 

不登校になった理由を考える「この学校が原因なのか?」

子供が不登校になるときは、必ず何か原因があります。

その学校自体に原因があれば転校することで解決しますが、他に問題があるのであれば、転校をしても、何の解決にもなりません。

不登校を解決するには、何が問題なのかをきちんと知る必要があります。

 

②転校したからといってすぐに不登校が治るわけではない

学校に問題があったとしても、やはり転校したからといってすぐに不登校が治るというわけではありません。

トラウマのようなものはどうしても心に残ってしまうので、不登校の解決には時間がかかるということを知っておきましょう。

 

③過度の期待をしないこと

転校したことによって不登校が治ることを親が期待しすぎると、子供に大きなプレッシャーを与えてしまいます。

不登校というのは、親が想っている以上に複雑な問題なので、「気分転換」くらいの意識がちょうどいいのかもしれませんね。

 

④転校以外の選択肢もある

不登校の解決方法は、何も転校だけではありません。

他の方法で解決することができると、転校をしなくてもまた学校に通うことができ、仲のいい友達とも離れることがなくなります。

 

保健室の活用

学校に行っても、教室にいるのが辛い時は、保健室を活用することで、居場所を確保することができます。

学校に通っているというだけでも、不登校よりまた普通の通学に戻りやすくなります。

 

フリースクール

フリースクールとは、不登校になった子供が自由に通うことができる民間の学校のことを言います。

通っている他の生徒も不登校だった子供たちが多いので、同じ問題を抱えていた者同士、仲良くなることができ、学校が楽しくなるかもしれません。

 

ホームスクーリング

ホームスクールとは、学校に通わずに自宅で親や家庭教師に教えてもらい、勉強をする事です。

小学校、中学校の間は義務教育なので学校に通わなくても、卒業することができます。

家で勉強をしていれば、もちろん進学をすることもできます。

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⑤転校しても引っ越しが必要ない場合もある

学校の場所によっては、転校をしても引っ越しが必要のない場合があります。

引っ越しをしなくてもいいとなると、転校がしやすくなりますが、それによって問題も起こってしまいます。

 

元の学校の生徒と会わない通学路の確保

引っ越しをしないとなると、前の学校の近くを通れば、元の学校の生徒に会ってしまう可能性があります。

元の学校の生徒との関係が原因で不登校になってしまった場合、またパニックを起こしてしまうかもしれません。

元の学校の生徒に会わないように、今までとは違う通学路を確保しなければいけません。

 

不登校生が転校するメリットとデメリット

不登校性が転校することには、メリットだけではなく、デメリットがあります

それぞれを知っておいて、カバーをしておくことで、転校先でも子供が馴染みやすくなるでしょう。

 

メリットは大きくわけて2つ

不登校性が転校するメリットは、大きく分けて2つあります。

それぞれをご紹介します。

 

人間関係・嫌な学校から切り離せる

子供が不登校になっているときは、元の学校の環境や、人間関係が嫌になっている可能性が高いです。

転校することで、そんな環境や人間関係から切り離すことができ、気持ちのリセットになります。

 

新しい学校生活をスタートさせる機会になる

一度不登校になってしまった学校に復帰することはとても難しいですが、新しい学校であれば、通いやすくなります。

新しい友達を作り、楽しい学校生活を送ることができるようになるかもしれません。

 

おすすめのタイミングは新年度

転校するのにオススメのタイミングは、新年度になった時です。

年の途中からでは、もうすでにクラスの中で仲のいい友達同士が出来上がってしまっているため、馴染みにくいかもしれません。

新年度に合わせて転校をすると、他の子たちと同じタイミングでクラスに入るので、新しい友達とも馴染みやすくなるでしょう。

 

新しい環境から刺激を受けられる

転校して環境が変わることで、刺激を受けて成長のチャンスになるかもしれません。

また、友達ができることで自分に自信がつき、明るく社交的になることもあります。

 

デメリットは環境の変化が逆にストレスを与えすぎることも

環境の変化によって刺激を受けられることもありますが、逆にそれがストレスとなってしまうこともあります。

新しい環境に馴染めないと、また同じことを繰り返してしまうかもしれません。

 

人間関係の再構築

新しい学校では、自分のことを知っている人は1人もおらず、初めから人間関係を作っていかなければいけません。

心に傷を負った状態で新しい環境に飛び込むというのは、非常に勇気がいることなんです。

特に人間関係によって不登校になった場合は、さらに新しい友達作りは難しくなります。

 

学力のずれ

転校した先の学校と、前の学校の勉強のスピードが同じとは限りません。

転校先の方が勉強進んでいれば、学力に差が出てしまいます。

自分だけ遅れていると感じてしまうと、劣等感を感じたり、恥ずかしいと思ってしまうかもしれません。

 

また同じ問題が起きないか

子供には、学校が変わってもまた同じ問題が起きてしまわないかという不安が常にあります。

転校するにしても、子供の心のケアと原因の解決は重要なことです。

 

不登校からの転校を成功させるためのポイント

不登校になった子供を転校させる際に、失敗してしまわないように、いくつかのポイントがあります。

転校を成功させるには、子供だけでなく、親の支援も必要です。

 

転校先と事前に話しあおう

転校先に、どんな事情で転校することになったのかを、事前に話しておきましょう。

学校側も子供の事情を知っておくことで、配慮して子供が通いやすい環境を作り、対応してくれるでしょう。

 

通学するペース

転校をしたからといって、すぐに普通の状態で登校できるとは思わない方がいいでしょう。

少なからず、子供はまだ心に問題を抱えたままでいます。

登校のペースも学校と相談をし、最適なペースを見つけてあげましょう。

 

いきなり週5日登校させようとしない

転校して初めのうちは、いきなり週5日の登校は子供にとってはとても大変なことです。

学校に通うのであれば、最初は週1日でも十分です。

まずは学校に通うことに、慣れることから始めましょう。

 

学校側にお願いしたいこと

転校をするのであれば、転校先の学校にも子供が通いやすいよう、いくつかお願いをしておいた方がいいことがあります。

また普通に学校に通えるようになるには、学校側からの支援も大切です。

転校先を決める時のポイントにもなるので、転校前に聞いておけるものはできるだけ相談しておきましょう。

 

学力フォロー

転校先と前の学校で、学力に差があることがあります。

子供がその差を気にしないで済むように、学校側に勉強のフォローを対応してもらえるようにお願いしておきましょう。

 

担任の性別や年齢について希望を聞いてもらえるか

子供によっては、年の近い先生の方が相談しやすい、同性の先生の方がいいなど、希望があることもあります。

担任の先生の希望を聞いてもらえるかどうかは、子供が不登校から復帰するのにはとても大きな問題でしょう。

 

スクールカウンセラーとの顔合わせ

学校には、生徒の相談にのって支援し、解決するため、スクールカウンセラーがいます。

転校先のスクールカウンセラーがどんな人なのか、事前に顔合わせをして知っておいた方がいいでしょう。

 

また通えなくなった場合のフォローについて

一度不登校になってしまった子供は、転校先でもまた不登校になってしまうかもしれません。

もしもそうなってしまった場合の対応も、しっかりしてもらえるように頼んでおきましょう。

 

家庭内は安心できる場所に

不登校になってしまった子供にとって、学校はあまりいいものではありません。

そんな子供にとっては、何かあっても相談できる家庭が唯一安心できる場所になります。

子供との間にしっかりと信頼関係を築き、家庭の中では、子供が安心して安らげる環境にしてあげましょう。

 

家では「頑張ること」を強要しない

不登校になった子供がまた学校に通うというのは、とても頑張っているんです。

家の中でも頑張らせてしまうと、子供は休むことができなくなります。

家の中ではゆっくりと休ませて、無理に頑張らせないようにし、心に余裕を持った子育てを心がけましょう。

 

不登校から転校する時に必要な手続き

不登校になって転校をする際には、いくつか手続きが必要になります。

公立の学校、私立の学校で、必要な手続きや書類が違う場合もありますので、事前によく確認しておきましょう。

 

公立の小中学校に転校する時必要な手続き

公立の小中学校に必要な手続きについて、ご紹介しましょう。

 

おおまかな流れ

まずは今在学している学校に転校の趣旨を伝え、在学していた学校から受け取った書類を転校先の学校に提出します。

引っ越しが必要になる場合は、役所などで引っ越しのための手続きも必要になります。

 

必要な書類

転校に必要な書類は、「在学証明書」「教科書給与証明書」の2つです。

学校によっては、「転校届」を提出しなければいけないところもあります。

 

詳しい手順

在学していた学校に、「在学証明書」と「教科書給与証明書」を受け取り、「転学届」を出します。

転校先の学校に受け取った書類を出し、教育委員会から「転入学通知書」を受け取ります

引っ越しするのであれば、前住所の役所に「転出届」を、新住所の役所に「転入届」を提出しましょう。

 

公立高校に転校する時に必要な手続き

公立の高校に転校をする際に必要な手続きや書類を、ご紹介します。

 

おおまかな流れ

高校の場合も、前の学校に転校の趣旨を伝えます。

しかし、高校の場合は定員が決まっているので欠員がない限りは転入できず、教育委員会に問い合わせる必要があります。

また、転入のための試験があり、試験に落ちると転入ができなくなります。

 

必要な書類

高校の転入に必要な書類は、「在学証明書」「成績証明書」在学校校長の「転学照会書」です。

前の学校で受け取ることができます。

 

詳しい手順

転入したい学校の教育委員会に問い合わせ、転入ができるか聞いておきます。

欠員あれば在学している学校に転校の趣旨を伝え、書類を受け取り、転入先の学校の試験を受けます。

無事合格をしたら、前の学校の書類を提出して、完了です。

 

私立の小中高校に転校する時に必要な手続き

私立の小中高校に転入する時の手続きや、書類をご紹介します。

 

おおまかな流れ

私立の学校の場合は、転入を希望している学校が、転入を受け付けているかどうかによって転入できるかが変わります。また、受け付けている場合でも、転入には試験が必要です。

試験に合格をすると、書類を提出して無事転入することができます。

 

必要な書類

私立の学校でも必要な書類はほとんど同じで、「在学証明書」「成績証明書」などです。

私立の学校は学校によって必要な書類が変わることがあるので、学校に直接問い合わせてみるといいでしょう。

 

詳しい手順

まずは転入したい学校の教育委員会や学校に問い合わせます。

転入のための試験を受け、合格すると、転入の前に前の学校から書類を受け取り、転入先の学校に提出し、完了です。

 

不登校から転校した時の不安 Q&A

不登校になった時に、転校した時の子育てに関して不安に思うこともたくさんあると思います。

よくある不安と、その解決法をご紹介しましょう。

 

新しいクラスメイトに転校の理由を伝えた方がいいのかな

転校先のクラスメイトには、転校した理由を知られたくないという子供もたくさんいます。

子供が知られたくないと思っているようであれば、話す必要はありません。

しかし、どうしても話しかけられることに不安を感じてしまい、嫌な気持ちにさせてしまうかもしれないと思っている場合は、話してみるのもいいでしょう。

転校の原因を話すことで、クラスメイト達の支援も得られるかもしれません。

 

周りは幼稚園からのお友達ばかりの中に入って仲良くできるかな

小学校や中学校では、住んでいる地域の学校に通う子供が多いので、幼稚園の頃からの友達が多いです。

しかし、その分転入生というのは珍しく、みんないろいろと話しかけてきてくれます。

転入生だからこそ、仲良くなれるということもあります。

 

また人と話すとパニックにならないか心配

不登校になったトラウマから、また人と話すことでパニックになってしまわないか心配になるママやパパも多いと思います。

初めのうちは、緊張したり嫌な記憶を思い出してしまうこともあるかもしれません。

しかし、何度か話すことができれば、自信につながりパニックも次第におさまってきます。

いきなり解決することは難しいかもしれませんが、周りの支援や時間の経過によって、徐々に解決できるでしょう。

 

まとめ

子供が不登校になってしまうには、必ず原因があります。

転校だけが解決になるわけではありませんし、転校しても原因が残っている限りは解決するとも限りません。

しかし、転校することによって新しい環境に変わり、また学校に通えるようになる可能性も大いにあります。

子供の不登校には、親の支援が欠かせません。

子供と一緒に問題に向き合い、相談し合って子供の意見を第一に考えて解決していきましょう。

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