臭くなった靴を1日で復活。消臭スプレーよりも確実な方法。

「あれ、なんか靴の臭いがキツイな、ニオイ菌が付いちゃってるのかな?!」

と思い、靴のニオイを消そうと、靴をちゃんと洗ったにも関わらず

  • 頑張って洗ったはずが、靴の臭いがなくなっていない!
  • しばらくしたら臭いがするようになってしまった!
  • もしかして靴じゃなくて足?!

なんて思ったことありませんか?

普段、仕事をしている時は、靴を脱ぐタイミングなんてないのですが、

  • 仕事帰りに行った居酒屋がたまたまお座敷だった
  • 仕事の訪問先でスリッパ着用を義務付けられた
  • 仕事帰りに彼女の家に行く

なんて事になったら、あなたは、たちまち足臭オトコと認定されアウトですよね。

靴を洗ったにも関わらず、またもニオイがキツイなんて、足が壊滅的に臭いんじゃないかと思い絶望に打ちひしがれてしまいますよね・・・。

靴は洗えばニオイが取れる、と思うかもしれませんが、

  • あなたのそのニオイ本当に靴のニオイですか?
  • 足のニオイと思いたくないのではないですか?

どちらにせよ、周りからあなたは足が臭いと思われてることに違いはありません。

この記事では、洗っても洗っても臭いあなたの靴、足のニオイを改善する方法を紹介します。

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あなたのニオイ、靴の臭いなの?足の臭いなの?

突然ですが、質問です。

あなた、自分の足のニオイを嗅いだことありますか?

はい、あります!という人は、そうそういません。
ですが、靴を脱いだ時に不快なニオイを発しているようであれば、一度は嗅ぐことをオススメします。

というのも、当たり前の話ですが、足が臭いというのと、靴が臭いというのでは、対処法が全く違うからです。まずは、あなたのニオイが足から出ているものなのか、それとも靴から出ているものなのか、それをはっきりさせましょう。

 

何故、靴の臭いではなく、足の臭いを嗅ぐのか?

 

それは靴から先に臭くなり、それが足に染み付いてしまうからです。

 

ですから、足がまだ臭くないのであれば、靴だけを対処すれば良いということです。

 

靴のニオイ菌を撃退したいなら靴を砂漠にしろ!

靴の悪臭の原因は、ものすごくザックリ言ってしまうと、靴の生地についてしまった雑菌と、その雑菌を増殖させる汗です。

じゃあ汗を抑えればいいじゃないか、雑菌を抑えればいいじゃないかと思うかもしれません。

確かにその通りです。

汗を抑えるために、足用制汗スプレーやデオドランドクリームが売られています。

 

雑菌を抑えるために、オドイーター、ドクター・ショールなど抗菌スプレーが売られています。

 

これらも臭いを抑える効果はあるでしょう。

ただし、これらは、これから発生する臭いを抑えるもの

染み付いてしまった靴のニオイ菌を撃退してくれるわけではありません

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靴の洗い方に問題があるんじゃない。洗った後に問題があるんだ。

まずはとにかく靴を洗うことです。靴の消臭対策は、何と言っても靴を洗うことからスタートします。
何度も靴を洗ったよ、一生懸命洗ったよ、でも靴の臭いが取れないんだよ

と困っているアナタ。

ここから紹介することをやってみてください。

 

  1. 洗ったら、とにかく太陽の光にあてて、カラカラになるまで乾かす。
  2. カラカラに乾ききったら、殺菌スプレーを吹きかける。
  3. もう一度カラカラに乾かす。

 

ポイントはカラカラになるまで乾かすということです。

 

繰り返しになりますが、靴の臭いの原因は雑菌です。そして雑菌は湿気が大好きです。

何となく外に置いて乾かしておけばいいかなと思うかもしれませんが、それでは不十分です。実は、靴を洗っただけでは全ての雑菌を靴から除去する事は出来ません

 

全ての雑菌を靴から除去するためには、殺菌スプレーが必要です。

 

ただし、殺菌スプレーは最後の仕上げです。じゃあ、殺菌スプレーの前の、カラカラに乾かすのはなんのためか?

 

カラカラに靴を乾かすのは、まずは雑菌がこれ以上増えない下地作りなんです。

何の水気も無いカラッカラな砂漠に、植物は生えません。それと同じことです。つまり、靴を砂漠状態にします。

靴が砂漠になったところに殺菌スプレーをかけて、洗うだけでは落とすことができなかった靴の雑菌を確実に靴から除去します

そして、その殺菌スプレーの湿気すらもカラッカラに乾かします。

さぁ、アナタの靴の臭いを嗅いでみてください。

重曹、ミョウバン水、お酢、10円玉といったTHE・裏ワザの効果は?

TVや雑誌、ネットで「靴、臭い、対処法」などで紹介されたことがあるもとして以下のものがあります。

  • 重曹を靴の中にふりかける
  • 重曹の袋を靴の中に入れる
  • ミョウバン水を吹きかける
  • お酢で殺菌する
  • 10円玉を2,3枚入れる。

どれも確かに科学的な根拠に基づいています。

 

例えば

  • 重曹はアルカリ性であり、臭いの元となる雑菌は酸性であるため、吸い取ってくれる。
  • ミョウバンは酸性であり、アルカリ性であるアンモニア臭を中和してくれる。
  • 10円玉の素材である銅には殺菌作用がある。

確かにその通りです。

その通りではあるのですが、劇的な効果が望めるかと言われれば、微妙なところです。

個人差というか靴の個体差があるかもしれませんが、少なくとも私が試した中では、どれも劇的な効果をもたらしてくれたものはありませんでした。

靴を洗う、乾かす、殺菌する、これが私が臭い消しに取り組んだ中では、一番臭いに効果的でした。

靴の素材は臭いに関係する?

靴の臭い発生度合いは靴の素材に関係します

いわゆるビジネスシューズにおいて、合皮であったり、本革であったりと大きく2つがありますが、合皮の方が臭くなりやすいです

それは合皮は呼吸をしないから。

革は呼吸をするということを聞いたことがあるでしょう。呼吸をするというのは通気性があるということ。本革というのはその名の通り、100%自然の革、つまりは元々は何かしらの動物の皮膚です。

人間が皮膚呼吸するように、動物も皮膚呼吸をします。

かたや、合皮は呼吸なんてしませんから、靴の中の湿気が外へ逃げるなんてことはありません

 

同じように、ゴム製のもの、一番わかり易いところで言えば、レインシューズ、長靴、このあたりは湿気がこもりますから、当然臭いの元となる雑菌にとっては楽園のようなものです。

革靴であってもたまには洗うべきです。単純に汚れを落とすという意味もありますが、臭いを落とすということもお忘れなく。

革靴の洗い方について、詳しく知りたい方はコチラの記事を御覧ください。

革靴の洗い方。革靴にフィットした石鹸と水で革靴の臭いや雨ジミを落とす方法

 

高級な靴は臭くならないって本当?

ウソです。なおここでは、合皮は外して、本革を使った靴の中で値段が高いか安いかだけに絞って言います。

確かに高級な靴になればなるほど、上等な革を使っていますが、上等な革だからと言って通気性が高まるということではありません。

高級な靴といえど、きちんと手入れをしなければ、臭くなります

 

足のニオイ菌を撃退したいなら

極論ですが、人間の足が臭いのは靴を履くからです。

いくら足の臭いを落としたところで、臭い靴を履いたら、足はすぐにまた臭くなります。ですから、靴の臭いを落とした後で、この先は読んで下さい。

 

こんなにきれいな足でも靴次第で台無しに

 

先ほどの靴と同じく、何と言っても足を洗う、洗う、また洗う。洗って根こそぎ足のニオイ菌を落とします

 

洗うって言ったって、ボディーソープでよく洗っても臭いが取れてないんだよ。

 

そうです、ただ洗っただけでは足の臭いはなかなか取れません。しっかりと臭いを取る対策になる洗い方を紹介します。

  • 殺菌成分のある石鹸を使う
  • 重曹入りの足湯に足をつける
  • クエン酸入りの足湯に足をつける
  • 重曹+クエン酸のダブル足湯に足をつける

 

これらが何故臭い足に効果があるか。

  • 重曹はアルカリ性であり、臭いの原因である雑菌は酸性であるから中和される。
  • クエン酸は酸性であり、臭いの原因であるアンモニア臭はアルカリ性であるから中和される。

 

臭いの原因は、繰り返しになりますが、雑菌と汗です。そして、雑菌と汗とが活発になってアンモニア臭を発します。殺菌成分のある石鹸と重曹はニオイの原因である雑菌を潰すし、クエン酸は発している臭いを抑制します。

 

基本的には、殺菌成分入りの石鹸や重曹で臭いの原因である雑菌を減らせられるため、そこで臭いは収まると思われがちですが、実際万人の臭いがが酸性の雑菌だけとも限らず、クエン酸も使ったほうがより確実です。

 

花まで入れる必要は無いですが、足湯に重曹やクエン酸を入れてみましょう。

ちなみに、実は汗自体には、臭いはありません。汗は放っておくから臭くなるんです。かいたばかりの汗を一度嗅いでみてください。

 

また汗っかきは臭いというのは半分当たってますが、半分間違ってます。汗っかきは、汗の絶対量が多いから、放っておく汗の量が多くなりがちで、臭いを放ちやすいというだけです。

足は砂漠ではなく、オアシスに

先ほどから足のニオイの原因に雑菌、雑菌と言い続けていますが、もうちょっと学術的にいうと、雑菌が成長して「イソ吉草酸」という物質になると、あの足のキッツイ臭いが発生します。

ニオイ菌という言葉がCMで最近使われていますが、学術的にはニオイ菌という菌はありません。もしかしたらこの「イソ吉草酸」のことを分かりやすくするためにニオイ菌と称しているだけかもしれません。

 

さて、イソ吉草酸という物質は、足に付着してる雑菌が古い皮脂や角質を分解した時に発生します。イメージとしては、子供の雑菌が古い皮脂や角質をエサとして食べて成長した結果、イソ吉草酸という大人になったみたいなところです。

日常的に、足裏に潤いを与えて、古い皮脂や角質を取り除いておきましょう

ここまでやる必要はないですが、やってみるのもアリです。

 

足界の謎、石田純一のような素足に革靴は臭くならないの?

謎ですよね。革靴に素足で履いたら一発で足が臭くなる、靴も臭くなるというイメージありますよね。

石田純一さん本人の足の臭いは、ものすごく手入れをしているかもしれませんから、何とも言えませんし、ご本人にしか分かりません。

一般的な話として素足に革靴で、やっぱり足は臭くなりやすくなります。

それは足から出る汗を吸収してくれる靴下がないから。

人間の足というのは、実は体の中で最も汗をかきます。

そんな大量の汗をダイレクトに靴に流れたら、もうそれは雑菌、イソ吉草酸にとっては、ハーレム状態です。

また靴、特に革靴は吸水性が高い方でもありません。つまり足にずっと汗がまとわりついている状態です。これまた雑菌、イソ吉草酸にとっては、ハーレム状態です。

まとめ

靴、足のニオイ撃退について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

これまでなかなか撃退できなかったニオイ菌、イソ吉草酸撃退について紹介しましたが、彼らはすぐに復活します。
撃退後も足や靴を清潔に保つことが必要です。

靴の清潔を保つために、一度履いた革靴は通気性のよい場所で2,3日休ませるようにしましょう

 

自分で洗う事も重要ですが、半年に1度ぐらいはプロにお任せすることもオススメです。特に革靴の場合、自分では完璧に洗いきれないことが多いですから。

靴を蘇らせたいプロの技を見たい方は↓の画像をクリックしてください。

 

 

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