・キャンプで使える、一石三鳥くらいのブルーシート以外の荷物置きシート
・荷物置きに使えるシート以外のキャンプギア
キャンプギアにいくらこだわっていても、ブルーシートだとあれ?ってなっちゃうよね。
でも荷物置き以外の他の使い方もして、ずっと使えるちょっと高価なシートを買った方がいいよ。
キャンプの荷物置き、ブルーシート以外の選択肢
ポイントは、「持ち運びに便利、耐久性、使い心地、そして子供の成長と一緒に使える、デザイン性の高い」シートを見つけること。
そんな思いを解決するために、ここでは一石二鳥、一石三鳥のシートを探します。
リビングシート
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リビングシートとは、四隅が立ち上がっているシートで、土や砂が入りづらくなっているシートです。
各キャンプメーカーから発売されており、耐久性、使い心地、デザイン性なども考えると子供の成長とともに使えるので、ファミキャンをする人には特におすすめです。
各キャンプメーカーごとに名前が少し違います。
- コールマン「リビングフロアシート」
- スノーピーク「リビングシート」
- ロゴス「砂よけマット」
- DOD「カマザシキ」※DODで人気のカマボコテントに合わせて作られている
- 小川キャンパル「リビングシート」
キャンプメーカーから販売されているリビングシートは、丈夫でペグを打つ場所もあるので、風で飛ばされたり、すぐに破れてしまう心配がありません。
また耐水性にも優れているので、水の侵入も防いでくれます。
レジャーシートだと砂だらけになってしまう子供にも、リビングシートはおすすめです。
リビングシートは四角い枠で囲まれているので、子供の遊びスペースとして喜んでくれるのではないでしょうか。
靴を脱いで寝転がったり、本を読んだり、おもちゃもコロコロ転がって行ってしまわず、屋外のキッズルームとして最適です。
置ける荷物の量
荷物を置ける量は、リビングシートのサイズの違いで変わってきます。
主なメーカーの、リビングシートのサイズは以下の通りです。
メーカー | 名称 | サイズ |
コールマン | リビングフロアシート300 | 300×300㎝ 300の数字の違いで、サイズが違うものもあります。 |
スノーピーク | リビングシート | 160×300㎝ |
ロゴス | 砂よけマット | 100×55㎝ 125×90㎝ 180×125㎝ |
DOD | カマザシキ | 120×210㎝(Sサイズ) 265×265㎝(Mサイズ) 285×342㎝(Lサイズ) |
Ogawa | リビングシート | 210×310㎝(ロッジ用) 190×270㎝(ティエラ用) |
リビングシートを購入する場合、せっかくならキャンプ中にのんびり座る場所としても活用したいです。
キャンプで使用するテントによって、快適なリビングシートのサイズも変わってくるので、テントの種類とサイズから判断しましょう。
リビングシートなら、キャンプギアを積みあげて置いても安心なので、大きめリビングシートを使用すれば、ほとんどのキャンプギアは置けそうです。
リビングシートにも使える
子供の場合、レジャーシートだと気をつけていても、砂だらけになってしまいます。
砂や虫の侵入は完全には防げませんが、リビングシートなら、レジャーシートより砂、虫、水の侵入を少なく出来ます。
リビングシートは四隅が立ち上がっていて境界線がしっかりしているので、子供も土や砂を払ってシートに上がってくれるのでは。
また最近では、ファミキャンでお座敷スタイルが人気です。
お座敷スタイルは、靴を脱いでのんびりできるので、ファミキャンでは特におすすめです。
小さな子供がいる家庭では、イスに座らせるよりも下に座った方が安心です。
ツールームテントでなくても、タープの下にリビングシートをひいてお座敷スタイルでキャンプもよいのではないでしょうか。
アウトドア用レジャーシート
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通常のレジャーシートに比べアウトドア用のレジャーシートは、大きさ、デザイン、耐久性、座り心地がよいものがたくさんあります。
レジャーシートは100均などでも買えますが、安いものは小さく耐久性にも優れていません。
レジャーシートとして活用することを考えて、少し値段が高くてもなるべくしっかりしたものを購入し、今後も長く使いたいです。
置ける荷物の量
4~5人がのんびり使える広さのレジャーシートを購入するとなると、200×200㎝くらいのレジャーシートがよいのではないでしょうか。
200×200㎝のサイズなら、キャンプギアがほとんど置けるはずです。
レジャーシートとしても使える
アウトドア用の大きめレジャーシートは、子供がいると今後使うシーンが増えてきます。
一般的な小さいレジャーシートだと風でめくれてしまったり、砂だらけになって大変なことも。
子供の運動会、ピクニック、お花見などレジャーシートが活躍する場面は、色々あります。
アウトドア用レジャーシートは、デザインなども色々おしゃれなものがあり、自分の好みのものを探すのも楽しいはず。
少し値段が高めでも今後の使用頻度を考えると、奮発して購入してもよいでしょう。
ビニール製ござ
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海水浴場などで見かける、ビニール製ござを使ってみる。
ビニール製ござは、ポリプロピレンラグ(細いストロー状のポリプロピレンをござと同じ要領で織り上げたラグ)とも呼ばれます。
ポリプロピレンラグは、カビが発生しにくく、丈夫で軽量、はっ水性があることから、キャンプやアウトドアで便利に使えそうです。
またはっ水性がいいことから、子供と夏に家プールをしたり、水遊びの時の着替えなどにも使えます。
置ける荷物の量
売っているビニール製ござは、基本的に畳1畳分か2畳分なので、全てのキャンプギアを置くには厳しいでしょう。
荷物の置き場が狭い場合、どうしたら効率よくテント設営に入れるかを考えます。
テント設営の手順と、荷物の最適な置き場所を見ていきます。
① テント設営前に、基本のサイトレイアウト(タープ、テント、車などの位置)を決めます。
この時、外に出す荷物、車の中に置いておくものなど簡単に決めましょう。
② 後の天候を確認し、タープを設営する。
まずタープは日除け、雨除けになるので、タープの設営をします。
雨が降っていれば、荷物置き場を作るにしても、屋根となるタープの設営が必要になるので、車の中で荷物を整理することになります。
タープやテントは車の下の方に積みがちですが、取りだしづらい位置は避けましょう。
晴れていれば、タープ設営と同時にコットやテーブル&チェアの設置も行うと、荷物が減っていき効率よくテント設営が出来ます。
タープが設営出来てしまえば、タープの下に荷物置き場を作ったほうが荷物の移動が楽になります。
(タープ設営後、もしくはテント設営後に行うこと)
- クーラーボックス、収納ボックス、コンテナ類をタープの下に移動する
- コット、テーブル&チェアなど家具類を設置する
- 荷物置き場に、その他のものを移動させる
③テント設営スタート
テント設営時にテント内で使用する寝袋、衣類、身支度類などは、車の中か荷物置き場にまとめておきましょう。
最後に、テーブル&チェア、キッチンなどこまかい配置を整えつつ、テント内に荷物を移動します。
荷物置き場が狭い場合、荷物の置き場所、効率を考えて、設置できるものを車の中から出した方がよいでしょう。
夏のレジャーや、水遊びにも使える
ビニール製ござは、丈夫で軽量、はっ水性もよいので夏のレジャーにぴったりです。
夏場、子供と家でプール遊び。
濡れたまま家に入る前に、ちょっとござの上で、待っててもらう。
そんな時に活躍しそうです。
コンパクトにたためるものは、持ち運びにも便利なので、海水浴、ピクニックなどアウトドアにも役立ちそうです。
意外と荷物置きに使えるキャンプギア
わざわざ荷物置き用のシートを購入しなくても、あるものでよいのでは。
キャンプギアは揃っているし、どうすれば荷物をたくさん置けるかをチェックします。
コット、ベンチ、フィールドラックを荷物置き場にした時は?
その違いを見ていきます。
コット
実際に、キャンプギアを置いてみました。
(インナーマット2つ、寝袋4つ、収納ボックス、クーラーボックス)
コットの対荷重は一般的に100㎏はあるので、荷物を置くのに適していそうです。
まだまだ置く場所に余裕がありました。
ただ、子供に「コットに座りたい、横になりたい。」と言われたら、早めに下ろさなくてはならなくなります。
ベンチ
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ファミキャンの場合、ベンチを持っている人は多いのではないでしょうか。
子供が小さければ何人か一緒に座れますし、ママと一緒に座ることも出来ます。
安定性もあるので、一時的な荷物置き場や、キャンプ中も荷物を置いておくのに適しています。
ただコットと同様、ベンチは子供にとっては座ったり、寝たりする場所です。
「早く荷物どかして~。」と言われる可能性が高いです。
フィールドラック
コットと同じ量を、フィールドラックに置いてみました。
(インナーマット2つ、寝袋4つ、収納ボックス、クーラーボックス)
正直なところ、コットよりも狭いため、キャンプギアを上に積み上げるのは、崩れてきそうな感じがします。
ただフィールドラックは、キャンプ中もガスコンロを置いて調理したり、小物類を置いたりできるので、おすすめです。
天板を付けて平らにすれば、子供のお座りした時にぴったりな高さなので、子供の作業スペースとしても使えます。
キャンプの荷物置きには、一石二鳥以上のものを探す
荷物を置くだけのために、高価なものを買うのは躊躇します。
キャンプ荷物置き場所問題には、
- キャンプで使える我が家に一番合う、一石三鳥くらいのシートを探す。
- キャンプでもキャンプ以外でも、子供と一緒にこれからもずっと使えるものを。
- 荷物の置き場所が狭い場合、効率よいテント設営と、荷物の移動で解決する。