・ニトリのスキレットとアウトドアメーカーのスキレットの違い
・ニトリのスキレットの特徴
・スキレット以外にニトリで売ってるキャンプで使えるフライパン
今回は実際にニトリの店員さんにニトスキの事について色々と聞いた事もあわせて紹介するね。
ニトリのスキレットとキャンプギアメーカーのスキレットの違いは値段
ニトリのスキレットとキャンプギアメーカーのスキレットの違い、それはお値段です。
ニトリのスキレットはクオリティが高く、他のキャンプギアメーカーと遜色ないスペックであり、非常にベーシックなスキレットに仕上がっています。
なのでキャンプ用のフライパンの購入を検討しているけど何がいいのか分からないといった方にまずはお手頃価格で購入できるニトスキを勧めます。
まずは失敗してもそれほど懐が痛くならないような価格のニトスキで思う存分キャンプ飯を楽しみ、スキレットの扱いにも慣れ次にステップアップしたいなと思った時にキャンプギアメーカーのスキレットを検討しても遅くはありません。
焦がさないか心配したり、使用後のお手入れを気にしたりと、せっかくの楽しいキャンプも不安要素があるだけで楽しみが半減してしまいます。
もちろん、アウトドアメーカーから発売されているスキレットはスキレットで、各社様々な工夫が施されています。
・スキレット初心者は懐に響かないニトリのスキレットでまずは失敗してみるのも一つの手
【店員に直接聞いた】ニトリのスキレットの3つの特徴
①サイズは15cmと19cmの2つ
ニトリで販売されているスキレットは2つのサイズがあります。
- 15cm(幅25.5cm×奥行き15.7cm×高さ3.3cm)税込み499円
- 19cm(幅29.5cm×奥行き19.7cm×高さ4.3cm)税込み749円
15cmニトスキの美味しい使い方
15cmのニトスキはお手にしてもらえば分かるかと思いますが、ややフライパンにしては小振りです。
このサイズ、ソロキャンプやカップル・友人二人など少人数向きではあるのですが、ファミリーキャンプやグループキャンプでも作るキャンプ飯のメニューによっては十分に生かすことができます。
アヒージョ
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このサイズを生かした料理と言えば、キャンプ飯の定番のアヒージョにピッタリです。
またスキレットはお皿に移さずにむしろそのままフライパンごとテーブルに出すことのできるオシャレさも兼ね備えた便利なアイテムです。
スキレットはなかなか熱が冷めにくいのが特徴です。
火傷に気を付けながら、アヒージョをつまみにキャンプを楽しんで下さい。
燻製
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またちょっとベテランキャンパーになるとこの15cmのニトスキを使って燻製にチャレンジする人もいるようです。
6Pチーズやうずらの卵、ウィンナーなどの食材を使用します。
少し時間はかかりますが、キャンプのゆったりした時間をぜひ燻製作りにあててみてはいかがでしょうか。
19cmニトスキの美味しい使い方
スペアリブ
色々な使い方ができ料理の幅も広がるニトスキですが、19cmサイズで特にオススメなキャンプ飯はスペアリブです。
スペアリブというとオーブンでじっくりというイメージの方が多いかと思いますが、このニトスキはオーブンにも負けない美味しいスペアリブを焼くことができます。
事前にお肉に下味を付けておく必要はありますが、ニトスキで作ったスペアリブを食べればそんな手間もなんのそのって思えるくらい美味しいのでぜひ一度挑戦してみて下さい。
ちぎりパン
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また朝食にはニトスキ19cmサイズを使って、ちぎりパンはいかがでしょうか。
美味しい上にSNS映えもする、大人も子どもも手が止まらない大人気メニューです。
これも家で生地を発酵させ冷凍しておくなどの下準備が必要ですが、この作業をキャンプのイベントして盛り込み、家族や友人とパン生地を捏ねのもまた楽しいキャンプの思い出になること間違いないです。
手ごねハンバーグ
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この19cmサイズはファミリーキャンプやグループキャンプ向きではありますが、カップルキャンパーであれば大きめの肉汁タップリな手ごねハンバーグを焼いたり、ちょっとおしゃれにデミグラスソースを追加し煮込みハンバーグなどを作るのにも最適な大きさです。
②ニトリのスキレット用の蓋は、ニトスキにはジャストフィットしない
いくつかニトスキを紹介しているサイトを見ると、スキレットグリルパン用蓋(16cm)とスキレット15cm、スキレットグリルパン用蓋(20cm)とスキレット19cmがフィットするという内容のものがあります。
時には参考になる口コミやサイト情報ですが鵜呑みにするのはちょっと危険です。
特にスキレットはかなりの高温で調理するためフィットしない蓋を使用するのはとっても危ないです。
ホントにジャストフィットするのか確認するため、ニトリに実際に問い合わせてみましたところ、なんと驚きの返答をもらいました。
その返答とは、スキレットグリルパン用蓋はニトスキにはフィットしないという内容のものでした。
蓋とスキレットの間には1cmほどの余裕がある
では、どのぐらい蓋がジャストフィットしないものなのでしょうか。
下の写真をご覧ください。
上の写真は15cmのニトスキに16cmの蓋を被せたものを下から見た写真です。当然ですが蓋には1cm弱の余裕が生まれています。
赤丸のところを見ていただきたいのですが、ニトスキに限らず、スキレットはこのポッコリがありますが、この分が蓋におさまるように蓋が作られています。
多少蓋が動きはしますが、このポッコリのところで収まるようになっています。
一方、蓋と本体との密閉度については、下の写真をご覧ください。
ニトスキに蓋を被せた状態を横から撮った写真です。
蓋そのものはもちろん大きいですが、本体と蓋はピタッとくっついており、密閉度は高いです。
ただ、やはりアウトドアメーカーが出しているスキレットと比べると、多少密閉度の安心感は劣るのは否めません。
ただ、スキレットで蓋をする料理をする上で、問題になるような密閉度というわけでもなく、最初にお試しで買うにはちょうどいいお手頃感だと思います。
ジャストフィットする蓋も欲しければセットもののスキレットを買うべし
せっかくだしジャストフィットする蓋も欲しいって思われる方多いかと思います。
ニトスキにピッタリの蓋がないと知り、じゃぁニトリはないなぁって思った方、先ほどの問い合わせには続きがあるんです。
ちなみに私は決してニトリの回し者でもないですし、ニトリから宣伝を依頼されている訳ではありません。
ただ皆さんに安くても使い勝手のいいフライパンを紹介したいだけなんです。
先ほどの問い合わせの続きは、なんとニトリにはニトスキ以外にスキレット鍋+蓋セットというセットになった別の商品が展開されている事を教えて頂きました。
サイズは2種類、16cmサイズが税込み1017円、20cmサイズが税込み1518円です。
若干ニトスキとサイズと形状が違いますが、ジャストフィットする蓋は必要な方はこちらを検討してみてはいかがですか。
ニトスキと変わらないスペックでキャンプ飯が楽しめます。
③ニトスキにはハンドルカバーがある
ニトリにも別売りですが、3種類のハンドルカバーが販売されています。
シンプルなシルバーのものは税込み151円、ハンドルカバー(インフィ)は、ネイビー・ベージュ・グリーンと三種類のカラーがあり税込み399円、最後はデニムタイプの税込み508円とあります。
スキレットは保温性が高く一度調理で使うとその後長い間熱いままです。
もちろん持ち手もかなりの高温になるので素手で持つのは不可能です。
身近にあるタオルで掴んでいる人を見かけますが、かなり危ないです。
最初は大丈夫でも運んでいるうちに熱くなって持ち続けられなくなったり、うまく握ることができずに落としてしまう危険性もあります。
せっかく作ったキャンプ飯が無惨な状態になんて事もありますし、最悪火傷や怪我なんていう状況になってしまうこともあります。
そういう状況を避けるためにもぜひ専用のハンドルカバーのご使用をおすすめします。
ニトスキ以外にもニトリキャンプで使えるフライパンはある
ここではスキレットは、シーズニングといった焦げ付きや錆防止のために油をなじませるお手入れがめんどくさい、重くてキャンプに持っていくのは大変だなと感じている方に、ニトスキ以外でキャンプで使えるフライパンをいくかご紹介したいと思います。
グリルパン
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こちらはスキレット同様に熱の伝導率が良く高温でムラなく美味しいキャンプ飯を作ることができ、さらに保温性も高いといった特徴のあるフライパンです。
スキレットと同じような使い勝手ができるのですが、なんといっても軽いのがスキレットとの大きな違いです。
アルミとステンレス製で焦げにくい素材となっています。
2層銅グリルパン片手というものと魚焼きグリル対応グリルパンというものがあり、サイズはどちらも2サイズ展開されています。
フライパン(T1)
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こちらはパッと目を引く可愛いデザインの持ち手が特徴のフライパンです。
可愛いだけでなく、手にフィットする滑りにくい作りとなっています。
普段使い慣れたキッチンでお料理するのとは違い、キャンプの調理中って何かアクシデントが起こりがちです。
この手にフィットする持ち手、キャンプでの調理中には重要なキーワードとなること間違いなしです。
また表面はチタンコート、裏面はセラミック塗装がされており、お手入れも簡単にできます。
サイズは6種類あります。
フライパン(TORERU)
名前の通り取っ手が取れるフライパンです。
残念ながら取っ手は別売りですが、この取っ手が取れるってキャンプではかなり重宝します。
まず収納が便利、行き帰りも取っ手が取れる分コンパクトに持ち運びができます。
また取っ手を取ればお皿によそらずそのまま食卓に出すことも可能です。
平型のものが3サイズ、深型が2サイズあります。
取っ手は共通なので、いくつかまとめて購入しても良いかもしれません。
取っ手を外して重ねて収納もできます。
スペックとしてはこびり付きにくいマーブルコーティングがされています。
ニトリ以外にもスキレットがあるホームセンターはある
カインズホーム
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カインズホームにもスキレットパン片手という名前でスキレットが販売されています。
ニトリと同じようにお手頃価格ですが、サイズが13.5cm/16cm/20cmと3種類あり、ニトリより1サイズ多いです。
アヒージョ用の小さいスキレットとなにかパエリアなどを作る大きめのスキレットが欲しいとお考えの方にはピッタリの商品です。
DCMグループ(カーマ、ダイキ、ホーマック、サンワ、くろがねや、ケーヨーデイツー)
DCMグループとは上記の6のホームセンターを展開している会社名です。
この会社でもスキレットを販売しており、ベビーズ鉄スキレットパンと鉄鋳物スキレット片手があります。
ベビーズ鉄スキレットは15cmと18cmの2サイズあります。
この商品の特徴は、既に販売されている状態から油慣らしがされており、購入後特に手入れをする必要なくすぐに使用することができます。
手入れがちょっとめんどくさいと感じている方にオススメです。
またニトスキとの違いはやや深めに作られているので、アヒージョなど作った際にこぼれないか心配せずにゆとりを持って持ち運びができます。
もう一つの鉄鋳物スキレット片手は12cm/15cm/18cmと3サイズあります。
キャンプにはあまり関係ないですが、IHの使用はできません。
またカインズホームで販売されているスキレットと同じようにニトスキよりサイズが一つ多いです。
二つ使いを考えている方にオススメです。
ニトリのスキレットとは侮れない。最初のスキレットとして選ぶにはピッタリ
SNSや雑誌などでオシャレな写真をみてスキレットに憧れてはいたものの実際にどれを購入したら良いか悩んでいた方に、まずはお手頃価格、でもお値段以上のニトリで販売されているニトスキをオススメしご紹介しました。
名キャンプギアメーカーに負けず劣らずのスペックを持っているのにも関わらず、お値段は手が届きやすいです。
まずは焦げや錆など心配せずにジャンジャン使ってスキレットの使い勝手を実際に体験してみて下さい。
ニトスキを使いこなせるようになったら、キャンプギアメーカーにステップアップするのもありですし、サイズ違いのニトスキを購入しキャンプ飯のバリエーションを増やすのもありです。
ぜひニトスキで楽しいキャンプ飯をお楽しみ下さい。