・キャンプ予定日の雨予報、キャンセルする決め手は?
・雨予報でキャンセルは、キャンパーとして非常識?
・雨天キャンプ、楽しく成功させるコツは。
特にグルキャンとなると他の家族との調整も必要だから余計悩むよね。
雨が降りそうになる度に揉める事やヤキモキしなくていいですよ。
雨予報でキャンプをキャンセルする判断基準
キャンプ予定日が雨予報の場合、どの時点でキャンセルしたほうがいいか、判断するポイントを見ていきます。
キャンセル料が発生するかどうか
天気予報は、雨予報でもはずれる可能性があります。
自然と上手く付き合う、まさにキャンプのポイントです。
キャンプ場利用者の視点
キャンセル料が発生する前のタイミングでキャンセルを決断するのは迷います。
ただキャンセルの決断が遅ければ遅い程、キャンセル料は多く発生してしまうため、決断は早い方がいいと言えます。
直前キャンセルは、子供にも言いづらいものです。
楽しみにしていて、後何日でキャンプだね、と思っている子供の気持ちを考えると、早めにキャンセルをして、他の予定を組んであげたほうがよいでしょう。
キャンプ場の視点
キャンセル料が発生するタイミングというのは、他のキャンパーさんに空いたサイトを利用してもらえる時間的猶予があるかないかです。
早めにキャンセルされれば、他のキャンパーさんに有効的にサイトを利用してもらうことになるため、キャンプ場にとってはメリットがあります。
・子供のためにもキャンセルが頭にちらついているのであれば早めのキャンセルを
撤収時が雨だとかなりキツイ
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テント設営時が雨でも、撤収時に晴れていればあまり困りません。
撤収時が雨の場合、服は濡れますし、何より撤収後のテントのお手入れが大変です。
雨で濡れて泥だらけなテントは、そのままだとカビや傷みの原因になります。
次の日が晴れるとも限りませんし、テントは家で広げると思った以上に大きいです。
雨撤収だと子供の出番はまるで無い
撤収時雨が降っていると、子供には車の中で待ってもらうか、外で長靴とレインウエアで待ってもらうかどちらかです。
帰りがけにびしょびしょになるのを考えると、車の中で待ってもらうことが多いと思いますが、子供は飽きてしまいます。
子供の機嫌が悪くなる&親は撤収で大変となると、子供を怒ってしまいがちです。
せっかくの楽しかったキャンプが、台無しになることも。
天気予報をチェックする時に、撤収する時間帯の天気を必ずチェックしましょう。
・撤収時に子供が待っていられるような工夫が必要
サイト地面が芝なのか砂利なのか土なのか
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予約したキャンプ場の、サイト地面を確認してみましょう。
雨の場合、水が下に染み込みやすく水はけがよいのは、芝や砂利サイトです。
土サイトは水はけが非常に悪く、テントや道具が泥だらけになってしまいます。
予約したサイトが土の場合、キャンプを強行するのはやめましょう。
どしゃぶりの雨になってしまったら、地面が水たまりになり、テント内への浸水なども考えられます。
子連れキャンプの場合、安全面も考慮し無理することは禁物です。
車を横付けできるかどうか
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オートキャンプ場と言っても、テント設営場所に車を横付けできるかどうかチェックしておきましょう。
特に雨の日は、車が横付け出来なければ、荷物をテント設営場所まで運ぶ時濡れてしまいますし、何より疲れます。
設営場所と車の距離が遠ければ、子供から目を離してしまうことも多くなります。
キャンプ場で子供の独り歩きはさせないことが重要ですが、つい目を離してしまうことも。
雨の日は地面も滑りますし、特に気を付けたいです。
設営場所に車が横付けできれば、子供の行動範囲も狭まるので、目の届く範囲にいてくれることが多いでしょう。
林間サイトかどうか
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林間サイトは雨が降った場合、葉や枝が雨を受けてくれるので、雨の影響を受けづらいです。
また雨が降る時は、風にも注意が必要です。
周りを木で囲まれている林間サイトなら雨と風が和らぎ、より安心して過ごせるでしょう。
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キャンプは子供は楽しい半面、自然の中で不安なこともたくさんあります。
夜暗くなって雨や風の音が強くなったら、不安は増すばかりです。
林間サイトは、雨や風の音も和らげてくれるので、子供は夜中に雨が降っても安心してくれるはずです。
雨でも楽しむ自信があるかどうか
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自然の中で過ごすのが、キャンプ。
晴れの日よりも、雨の日のほうがデメリットが多いのは確かです。
情報収集はしっかり行い、雨の日でも準備万端、雨対策もしっかりできている、ということであれば、雨キャンプも楽しめます。
ただし大切なのは、子供に「キャンプ、雨降っても行きたい?」と聞いてみることです。
「雨なら行かない。」ということであれば、即キャンセルです。
子供を無理して連れて行っても、楽しめません。
・雨の日でも楽しい!この気持ちがあれば、キャンプへ行っても成功
・子連れキャンプの場合、子供のテンションが大事
グルキャンの場合、家族間の総意は大事
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数家族が大人数で行うグルキャンの場合、雨予報だったりするとキャンセルするかの判断が遅れてしまいがちです。
キャンプ歴の長い人が、雨キャンプが出来るかどうかを判断するのが理想的です。
それぞれが気を使ってキャンセルできず、大雨の中キャンプを強行するなんてことがないようにしたいです。
子連れグルキャンの場合、考え方や行動を、人に合わせなければならないことが多くなります。
雨ならテント内でまったりと過ごしたいな、と思っていても周りの子供達が雨具を着て探検に行こう、となったらどうですか。
うちは濡れるの嫌なので行きません、とは言いづらいです。
この他にも雨の場合だと、いつもより判断しなければならないことが増えてきます。
あまりキャンプに慣れていないグルキャンの場合、特に気をつけたいところです。
雨でもキャンプをするのはキャンパーの鑑なのか?
雨ぐらいでキャンプをキャンセルするのは、恥ずかしいことでしょうか。
キャンパーの鑑とは、自分のキャンプスキル、気象条件、家族の健康面を考慮して、キャンプを決行できるか判断できる人です。
自分のキャンプスキルと向き合う
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ブログなどで、雨キャンプでも楽しくスマートにやっている記事を見かけます。
見ていると、雨キャンプも楽しいし意外と簡単なのではと思いますが、いざ自分がやってみると思った以上に大変です。
子連れファミキャンで片付けが出来るのは実質パパ一人
子連れファミキャンの場合、ママは子供を見ながら、パパが一人でテント設営することもあります。
子供が小さければ、2人でのんびりテント設営は不可能と思った方がよいでしょう。
何回も設営したテントなら別ですが、慣れてないものだと雨の中の設営は焦りますし、失敗しやすく時間がかかります。
キャンプに慣れていない、キャンプギアは初めて使うものばかりなど、不安な事があるなら、雨の中のキャンプは止めましょう。
・パパ一人でも片付けが出来るのであれば、雨の日撤収も何とかなる
家族の体調は万全か
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キャンパーたるもの、雨ぐらいでキャンセルなんて恥ずかしい、と思ってないですか。
子供が少し風邪気味だけど、大丈夫だろうは、雨キャンプではやめましょう。
小さな子なら、出発時元気いっぱいでも、行きの移動距離や、キャンプ場でいつもより高めのテンションで遊んだら、相当疲れるはずです。
少し体調を崩していたら、夜に発熱なんてことになりかねません。
子供の体調を確認し、少しでも調子が悪そうなら、キャンセルしましょう。
・雨キャンプは寒い。子供の体調を第一に
自分以外のキャンパーさんがキャンセルしているかどうか
キャンプ予約時、ホームページなどで予約状況が確認できるキャンプ場もあります。
雨予報でキャンセルをする時、他のキャンパーさんの動向って気になりますよね。
雨予報なのにキャンセルしている人意外に少ないな、と思うことありませんか。
他のキャンパーさんが行くのに、自分だけキャンセルしてちょっとかっこ悪い?なんて思ってはいけません。
人は人、自分は自分です。
キャンパーさんの中には、一人でのんびりソロキャンプ、新しく買ったキャンプギアを試したいベテランキャンパーさんなど色々です。
子連れファミキャンの自分とは違うと思えば、キャンセルもすんなりできそうです。
雨でキャンプの予約をキャンセルするときの注意点
キャンセル料がいつから発生するかなど、各キャンプ場により異なります。
キャンセルする時の注意点を細かく見ていきます。
キャンセルポリシーを確認
キャンセルポリシーとは、キャンセル料や注意事項をまとめたものですが、各キャンプ場ごとに設定されています。
前行ったキャンプ場はキャンセル料かからなかったのに!なんてことのないように、キャンプ予約時に、キャンセルポリシーの確認は必須です。
無料 | 50% | 80% | 100% | |
例1 | 7日前 | 3日前 | 2日前 | 当日 |
例2 | ― | 7日前~前日 | ― | 当日 |
例3 | ― | 前日 | ― | 当日 |
早めにキャンプ場へ連絡を入れる
予約したキャンプに行かないと決断をした時点で、キャンプ場に連絡を入れましょう。
キャンセルするのは、なんだか申し訳ないな、と考えることもありますが、連絡なしに行かないことが、一番の迷惑です。
まずは、キャンセル決定時点でキャンプ場への連絡が大切です。
台風などの大荒れ天気の場合キャンセル料が無料の場合もある
台風などで警報が出ている場合、安全面から見てもキャンセルをする可能性が高いですが、
キャンセル料はどうなるか心配になります。
台風が接近し警報が出ている場合、キャンセル料が無料になるキャンプ場が多いです。
ただし、台風が接近していても、警報が出ていなければキャンセル料がかかるキャンプ場もあり、キャンプ場によって細かく違いがあります。
自己判断は禁物です。
トラブルを防ぐためにも、台風時キャンセル料が発生するかどうか確認しておきましょう。
雨の子連れファミキャンの楽しみ方
最近は、高性能でおしゃれなレインウエアもたくさん発売されています。
普段着ないようなちょっと派手なレインウエアを、子供と揃えるのもアリではないでしょうか。
雨の日ならではの楽しみ方を見ていきます。
テント内で遊べるものを準備
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雨キャンプは、外で遊べず子供も機嫌が悪くなりがちです。
テント内で遊べるボードゲームや、カードゲームを持参するのがおすすめです。
また、事前に100円ショップなどで材料を購入しておき、キャンプ場で拾った木の実や葉っぱ、石などとクラフトするモノづくりも、子供が喜んでくれます。
最低限のキャンプギアだけにし、外に出すものは最低限に抑える
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キャンプギアには、必ず必要なものと、必要ではないものがあります。
雨の日キャンプには、必ず必要なものを中心に用意しましょう。
テントやタープ、テーブルやチェア、ランタンなど必要なものは、いつも通り準備が必要です。
濡れて困るものは、なるべく持っていかないほうがよいでしょう。
ただし、せっかくのキャンプです。
子供のお気に入りのもの、新しく買って楽しみにしているものなど、雨だからと持っていかないと、子供もがっかりします。
子供にも準備を手伝ってもらい、確認してみましょう。
・子供のお気に入りのキャンプギアも忘れずに
着替えやタオルを多めに準備
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晴れた日には着替えないような場面でも、雨の日のキャンプとなると、気を付けていても汚れてしまうことがあります。
子供って、土がどろどろなところ行かないでね!というところへ行き、そこで転ばないでね!というところで転びませんか。
水たまりがあったら入っていきませんか。
思い当たることがあれば、着替えは多めに準備を。
雨の日のキャンプ場は、公園よりもっとどろどろ、水たまりがいっぱいです。
食事はレトルトなど簡単なものにする
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雨の日キャンプは、レトルトなど簡単なもので食事の予定をたてることで、持っていく食材や調理器具、食器も減らすことができます。
また、雨の日の食事の用意や後片付けは、炊事棟まで行ったり来たり、予想以上に大変です。
レトルトって、子供もおいしいと言ってくれるものがたくさんあります。
レトルトカレー、冷凍ハンバーグでハンバーガー、スパゲティを茹でてパスタソース、もしくは、インスタントラーメン、ツナ缶詰でサンドイッチなど考えただけでもメニューは豊富です。
1日や2日、栄養がかたよっても大丈夫です。
・紙皿や紙コップで準備片づけを出来る限りラクに
雨予報のキャンプのキャンセル、重要なのは判断力と決断力
前から予約していたキャンプ場。
せっかく予約したキャンプなので行きたいですが、行くのは自然を相手にしたキャンプ場。
気象条件、自分のキャンプスキルから判断し、少しでも不安や心配がある場合、キャンセルの決断をするのは正しいことです。
判断を誤った場合、天候悪化などで家族を危険にさらすこともあるのです。
雨の日キャンプは、
- キャンセルの決断は早めに行う、キャンセルの連絡は、最低限のマナーです。
- キャンセルすることは、非常識ではありません。
- 行くなら、情報収集、準備万端で思い切って楽しみましょう。