・キャンプ場でスポンジ+ホイップクリーム+フルーツで基本のショートケーキの作り方
・キャンプ場でのケーキ作りのコツは準備と時短
・キャンプバースデーで、子供に喜んでもらうコツ
道具もキャンプ場に色々と持って行くわけにもいかないし。
ケーキ作り初心者だけど、失敗しない簡単にできるケーキ作りを紹介するね。
親子で作るキャンプバースデーケーキ
誕生日をキャンプ場で祝ってもらえたら、そんな特別な一日はきっと、ずっと覚えています。
キャンプは失敗した事、楽しかった事、ドキドキした事、色々覚えているものですが、その中に誕生日を祝ってもらった思い出が増えたら、親としても嬉しいものです。
キャンプ場でのケーキ作りを楽しむために、ポイントを紹介します。
基本はショートケーキ
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ショートケーキが最適なのは、なんといっても作り方が分かりやすい!ことです。
慣れているテント設営に時間がかからないように、作り方を知っているケーキは、簡単に時間をかけず作ることができます。
キャンプ場でのケーキ作りでは、なるべく簡単、時短で失敗しないことを心がけたいです。
ケーキの完成形をイメージ出来ていれば、ケーキ作りのゴールに早くたどり着けます。
完成形をイメージ出来るケーキの代表が、ショートケーキです。
スポンジ+ホイップクリーム+フルーツで十分OK
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すごく手の込んだケーキは、ケーキ屋さんで買った方が当然美味しいはずです。
手作りケーキは無理せず、スポンジにホイップクリームを塗って、フルーツでデコレーションだけで、十分です。
子供が考えるショートケーキの完成形は、スポンジ+ホイップクリーム+フルーツです。
大人はバースデーケーキなら、もっと色々付け加えたいと思ってしまいますが、子供は自分のイメージするショートケーキに近づいていれば、十分満足です。
主役は、子供です。
子供のイメージするショートケーキに近づけば、十分です。
苺にこだわる事はないが子供に確認した方がいい
ショートケーキの上には「苺」が定番ですが、買い出しの時に苺があるとも限りませんのでこだわらなくてもよいです。
バナナを1本持って行って、直前に切って乗せてもよいですし、冷凍カットフルーツなどもコンビニで売っているので、出来る範囲で用意しましょう。
子供が好きなフルーツを選んでのせても、喜びます。
ただ子供が「苺」にこだわっているかもしれません。
ショートケーキには苺、と思っているかどうか確認したほうがよいでしょう。
苺ないの?とキャンプ場で言われても、苺だけのために、買い出しには行けないです。
デコレーションは子供の好きなように
ケーキ作りは、作る過程も楽しめます。
子供が好きなように、デコレートしてもらいましょう。
家だと、「こぼさないように!」や「生クリーム付けすぎじゃ??」なんて、口出ししたくなりますが、そこはぐっと我慢です。
ただ、こぼれた甘いものには虫が寄ってくるので、早めに片付けをしましょう。
スポンジはホットケーキミックスでOK
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ケーキ作り初心者で、スポンジをキャンプ場で上手に焼けるでしょうか。
正直なところ、メレンゲを作って、薄力粉をふるいにかけて、と考えただけでもうまくいく自信がありません。
そんな場合、ホットケーキミックスで簡単にスポンジ作りをしましょう。
ホットケーキミックスなら、失敗も少ないです。
子供がいる家庭では、一度はホットケーキミックスを使ったことがあるのではないでしょうか。
ホットケーキミックスはよく使うという家庭なら、ヨーグルトやココアを入れて、オリジナルホットケーキを作ってみてもおもしろいですね。
(ヨーグルトを入れると、ほんの少しヨーグルト味がして、ふわふわな食感が楽しめます。)
オリジナルホットケーキでスポンジを作ったら、子供もいつもと違う味に気付いてくれるかも。
カセットコンロで焼く
キャンプ場には、カセットコンロを持っていく場合も多いです。
普段使い慣れているガス火なら、失敗も少ないですし、火加減もよく分かります。
小学生くらいの子供なら、ホットケーキを焼く工程を頼んでもよいですね。
焦げないように注意してあげれば、きっと上手に焼けます。
焚き火台で焼く
キャンプといえば焚き火ですが、ホットケーキを焼くとなれば、子供もさらに特別感が増しそうです。
ただ焚き火は火加減が難しいので、焦げ付かないようにすることと、子供が火に近づきすぎないように注意したいです。
スポンジはスーパーで売ってる既製品でもOK
キャンプに慣れていない場合、思った以上にテント設営やセッティングなどに時間がかかり、スケジュール通りいかないのが普通です。
ケーキ作りを予定しているけど、出来るかな?と不安がある場合、市販のもので代用するのが安心です。
既製品のスポンジが便利ですが、バームクーヘンやカステラ、サンドイッチ用のパンでも子供はおいしく食べてくれます。
生卵や牛乳の用意もいらないため、夏場のケーキ作りは既製品のものを使った方が楽な場合が多いです。
バームクーヘンやカステラ、サンドイッチ用のパンでも子供はOK。
親子で作るキャンプバースデーケーキのコツ
家でのケーキ作りは、ケーキ作りにかかる時間より、上手にできるかが気になります。
キャンプ場では、上手にできるかに加え、ケーキ作りにかかる時間、保冷できないので出来上がってから食べるまでの時間、天候なども気にしながらケーキ作りをしなければなりません。
キャンプ場でのケーキ作りは、思ったより気を使います。
いかに効率よくケーキ作りを行い、ケーキが出来上がってすぐ、みんなで美味しく食べられるかも大切になってきます。
そのため、キャンプ場でケーキ作りは、準備万端でいかに効率よくケーキ作りが出来るかがポイントになってきます。
外でケーキを作るというだけで特別感は十分
子供は、ちょっとした変化でも特別だと思います。
大人は、「特別」に大きな変化を求めます。
子供にとってみれば、キャンプ&ケーキでかなりの「特別感」があるはずです。
キャンプ場でのケーキ作りは、時間も限られていますし、いつもの家ではないので、あれもこれもはできません。
子供のために!と思ってケーキ作りを懲りすぎて、時間がかかりすぎたり、工程が大変すぎると子供も飽きてしまいます。
簡単に出来上がるものを、時短で行うのがベストです。
子供が飽きないように、時間のかけすぎ、大変すぎる工程は避けましょう。
事前に家で用意できるものは家でやっておく
キャンプ場で一番心配なのは、天候の急変です。
特に山間部のキャンプ場では、夏場の夕立はよくあることです。
昼間によく晴れていても、急に黒い雲が出てきて、歩道が川のようになってしまう夕立になることがあります。
ケーキ作りは、タープの下で行うことが多いと思いますが、大雨&強風の場合、ケーキ作りは中断&ケーキを非難しなければなりません。
家でケーキ作りをしている時には起こらないトラブルも考えて、キャンプ場で出来る作業でも、念には念を入れて準備しておきましょう。
フルーツは家でカット
小さな子供がいる場合、包丁などの調理器具は出したままにせず、すぐ洗いたいですが、炊事場が遠かったりするとそういう訳にもいきません。
出来るだけキャンプ場での洗い物と手間を省くため、フルーツをカットしておくなど事前に用意出来るものは、家で準備をしてきましょう。
フルーツの缶詰や、冷凍カットフルーツなど簡単に利用できるものを購入しても便利です。
ホイップクリームは例外的に現地
ホイップクリームは、スプレータイプや冷凍タイプ、そのまま絞れば使えるタイプなどたくさんありますが、現地で作ってもアリではないでしょうか。
生クリームがだんだん出来てくると、子供もきっとワクワクします。
作業工程をこなすことで、ケーキ作りの思い出も増えます。
準備は夕方から。昼間はケーキが傷む。
冷蔵庫がないキャンプ場では、ケーキの出来上がり時間は特に重要です。
早く出来上がってもクーラーボックスには入らないですし、夏場だと外に置いておくのは傷んでしまい、食中毒の危険が高まります。
夏の暑い日でも夕方になると、少し気温が下がってくるので、昼間の暑い時間を避けて夕方からケーキ作りを開始するのが安心です。
子供もいるので、いつもより注意を払ってケーキ作りを行いましょう。
晩御飯とのタイミングは重要
まず晩御飯の時間と出来上がりを確認し、ある程度時間が分かったらケーキ作り開始です。
ホットケーキを焼くなら事前に焼いておき、ホイップクリーム、フルーツのデコレーションは、直前がよいです。
時間を調整しながら効率的にケーキ作りを進めないと、せっかくのケーキがおいしくなくなってしまいますし、子供もケーキを我慢しているはず。
ケーキがある時には、晩御飯のメニューも懲りすぎないものがよいでしょう。
キャンプのバースデーケーキで使う材料の保存方法
冷蔵庫のないキャンプ場で一番ポイントとなるのは、材料の保存方法です。
大きめのクーラーボックスでも、ファミキャンだと飲み物や食材などでいっぱいで、なかなか探しているものが見つからないことも。
ケーキ作りは夕飯の準備と同時進行か、終盤に行うことが一般的です。
夕飯準備中は、食材を探すため、クーラーボックスの中がぐちゃぐちゃになってしまい、ケーキ作りの材料を探すのにも一苦労、なんてことも。
この時に子供に「何か冷たい飲み物ない?クーラーボックスの下の方で取れない。」と言われたら、「忙しいのに」とちょっとイライラしてしまいます。
せっかくのキャンプにイライラしないためにも、下記方法で保存するのがおすすめです。
- ケーキ作り用の材料を保冷するバッグを、別で用意する
- 大きめのジップロックに、ケーキ作り用の材料だけをまとめクーラーボックスへ
ホイップクリーム
ホイップは、砂糖と市販のパックものを、クーラーボックスに入れて持参すれば問題ありません。
ただホイップクリームを上手に泡立てるとなると、調理器具の用意が少し大変になります。
そこで簡単にホイップクリームができる、ホイップメーカーを使ってみては。
ホイップメーカーとは、ボトルに材料を入れてシェイクするだけで生クリームが出来上がるという商品です。
ダイソーでは、「ふりふりクリームメーカー」という商品名で売っているので、参考にしてください。
キャンプ場でのホイップ作りがとても簡単になり、泡立て器、ボールなどの荷物や、洗い物も減らせます。
フルーツ
フルーツ缶詰や冷凍フルーツなども紹介しましたが、キャンプ場近くのスーパーや途中の道の駅で、ご当地新鮮フルーツを探すのもおすすめです。
時期にもよりますが、キャンプ場近くのスーパーや道の駅での食材調達は、おいしいものがたくさん見つかります。
現地調達をすることで、買ってから長い時間保存し、食材が傷む心配も少なくなります。
スキレットでケーキ作り
ホットケーキを焼くのはフライパンが一般的ですが、スキレットで焼いてみませんか。
ダッチオーブンでケーキを焼くのが流行っていますが、ダッチオーブンは少し難易度高め、と躊躇している人に、安く購入できるスキレットがおすすめです。
最近では、インスタ映えするスキレット料理が流行ったので、キャンプをしない人でも、すでに持っている人も多いはず。
スキレットはそのまま食卓に出せるので、キャンプ飯でもよく登場します。
家でも焼いたハンバーグをスキレットで食卓に出せば、お店のハンバーグみたいで子供も喜んで食べてくれます。
ただスキレットは、シーズニング(油ならし)と呼ばれる作業が必要なので、購入する場合は、事前に確認してください。
スキレットはどこで買う?
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キャンプで使うダッチオーブン、スキレットは、アメリカのブランドLODGE(ロッジ)などが有名ですが、今では様々なメーカーからスキレットは販売されています。
身近で安く購入したい場合は、ニトリやダイソーでも購入できます。
ニトリのスキレットは、「ニトスキ」、ダイソーのスキレットは「200スキ」(200円で買えるから)と呼ばれ、大変人気があります。
両方とも500円以下で買えるので、気軽に購入できるのではないでしょうか。
ニトリもダイソーも、サイズなど何種類かあるので、どのサイズがよいか購入時にはチェックしてください。
スキレットでホットケーキを焼いてみた!
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スキレットは熱伝導率がよいため、食材に均一に熱が広がりおいしく料理ができると人気です。
ホットケーキも、「外はカリッと中はフワっとカフェ風パンケーキに焼き上がる。」ということで実際に試してみました。
今回は、ニトリのスキレット(直径15㎝のタイプ)と、ダイソーの300円で買える「300スキ」を使用してみました。
小さめのホットケーキを焼いてみましたが、どちらもフライパンで焼くより、カリッとフワッと感が実感できました。
焦げ付いてひっくり返すのが大変になるのではと心配でしたが、全く焦げ付かず、500円以下なのにとても優秀!
ポイントは、鍋底の熱が上がりすぎないように、スキレットを濡れフキンにのせるなどして温度を調節しながら焼くと、上手に焼き上がります。
「ニトスキ」と「300スキ」は見た目もそっくりで、使用した感じも同じなので、お好みでどちらを買っても、失敗はなさそうです。
家族の人数分のスキレットを買ってもそんなに高くはならないので、持っていない人は気軽に買ってみてはいかがでしょうか。
キャンプ場では火加減など難しいですが、
ホットケーキを焼くには、大きめのスキレットでなるべく薄めに焼き、何枚か重ねてケーキの土台部分を完成させるのがよいでしょう。
ケーキ以外にキャンプバースデーを盛り上げるグッズ
家で行う誕生会なら、飾り付けをしてケーキとプレゼントでお祝いするのが定番ですが、
キャンプ場では、ケーキ作り&ケーキをおいしく食べて終わりと子供は思うはずです。
ここでサプライズをすれば、もっと子供は喜び、盛り上がりませんか。
サプライズ飾り付け&プレゼントで、お祝いしましょう。
テーブルクロス、ランチョンマット
荷物にもならないですし、テーブルクロスとランチョンマットがあるだけで、ずっと華やかになります。
子供の好きな色や好きなデザインでまとめてみてはいかがでしょうか。
ガーランド
ガーランドも100均で売られていますが、ちょっとだけなら手作りしてみても。
麻紐を三角に切った布で挟んで、ボンドで留めていけば、手作りガーランドが出来ます。
好きな色やデザインの布を飾れば、オリジナルのガーランドで特別感アップです。
麻紐に花や葉っぱを付ければアウトドア感がアップし、いつもと違いおすすめです。
簡単でもいいので、オリジナルのガーランドを飾ってみると、一段とオリジナル感がアップして、子供も喜んでくれるはずです。
ライト
キャンプバースデーは、暗くなった頃に始めるとランタン、ろうそくなどで幻想的な雰囲気になります。
ライトも好きなものや、こだわりのもので演出すれば、より一層子供も楽しめます。
キャンプバースデーにおすすめライト
ガーランドライト
ガーランドがライトになっているものです。真っ暗なキャンプ場でよく映えるので、キャンプバースデーにもおすすめです。
マーキーライト
アルファベットや記号にライトが付いているものです。
結婚式の装飾や部屋のインテリアとしても人気があります。
※AC電源付きサイト以外では、ライトは電池式やUSBタイプ(ポータブル電源持参)を選ばないと使用できないので、注意しましょう。
キャンプ場で誕生日をお祝い!最高の思い出に
キャンプの思い出はずっと覚えています。
誕生日という特別な日をキャンプ場でお祝いできたら、親も特別な1日をずっと忘れません。
特別な日の手作りケーキを成功させたい。
チェックポイントは、
- 基本のショートケーキを簡単に無理せず作れば、失敗しない
- 万能ホットケーキミックス、もしくは既製品を使って絶対失敗しないスポンジ作り
- 子供にはキャンプバースデーの全てを、おもいっきり楽しんでもらう