・子供が喜ぶ朝ごはんのコツ
・子供をワクワクさせる手の込まないキャンプ朝ごはんレシピ
キャンプで子供が喜ぶ朝ごはんのコツ
その日食べる最初のご飯、せっかく作るのだから喜んでもらいたいですよね。
まずはキャンプで子供たちが喜ぶコツについて何点かお伝えします。
お腹が空いたと思った時に出来上がっている
育ち盛りの子供たちは、朝起きたらお腹がペコペコ。
そんな子供たちになるべく早く朝ごはんを出してあげたいですよね。
でも家とは違い、キャンプでは火を準備するのにも時間がかかります。
なので朝ごはんのメニューはできるだけ時短レシピを活用しましょう。
朝ご飯を外で食べるということに興味を持たせる
家で食べているメニューでも、キャンプ場の朝の澄んだ空気の中で食べるご飯は格別です。
朝の冷たい空気の中、温かい朝ごはんを外で食べるだけで喜ぶと思いますよ。
身体も温まるので、朝のスイッチを入れるにも効果的です。
食器をキャンプテイストにしてみる
片付けのことだけを考えると紙皿などで簡単に済ませたいところですが、食器をいつもと違うキャンプ用のもので食べるだけで子供たちは喜ぶものです。
例えば目玉焼き一つとっても、スキレットのまま出す、メスティンでうどんを煮る、など食器にキャンプ感が出ていると特別感が出ますよ。
・出来るだけキャンプ感が溢れる食器で食べる朝ごはんは子供の興味をそそる
キャンプで親が気にすべき朝ごはんのコツ
次はキャンプでの朝ごはんについて、親目線でのコツをお伝えします。
後片付けの洗い物を楽にする
子供が小さいと、キャンプでの後片付けは親の仕事。
撤収日などで時間までにテントやタープを片付けることを考えると、朝ごはんで使用する調理器具などもできるだけ少なく、かつ洗い物も簡単に済ませたいですよね。
朝から油を多く使うようなメニューや、グリルやフライパンに食材がくっついてしまうものが多いと洗う際に大変です。
後片付けを手短に済ませられるよう、油を使う際には少量にしたり、そもそも調理器具を汚さないようにアルミホイルを敷いたりするなど、洗い物を楽にする工夫をするのがおすすめです。
食材を使い切る工夫をする
余った食材を持って帰るのもいいですが、キャンプ場で使い切ってしまった方が持ち帰りの準備もなくなりますし、キャンプから帰ってからも片付けが減るのでオススメ。
キャンプの朝ごはんではできるだけ食材を残さないよう、撤収日の前日には朝ごはん以外の食材を使い切っておくのも手です。
料理自体にも時間をかけない
子供が喜ぶコツと似ているのですが、料理にかかる時間をなるべく減らせるように工夫しましょう。
なんだかんだ忙しい朝、親も朝ごはんのためだけに早起きするのは大変です。
朝ごはんはパパッと作って、後々の時間をたっぷり堪能できるようにしましょう。
・前日の夜に野菜だけでも切っておくと時短が出来る
キャンプで子供が朝からグッと食いつく朝ごはん
では次に、初心者でも簡単に作れるキャンプでの朝ごはんをいくつか紹介します。
家で作れるものでも、ちょっとした工夫で子供は食いつくハズです。
焼きおにぎり
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醤油や味噌を表面に塗って焼いただけのものですが、焼き目が付くまでこんがり焼いたおにぎりからはたちまち香ばしい香りが漂い、朝から食欲をそそります。
余ったご飯でおにぎりを作っておけば、時間が惜しいキャンプの朝でもすぐに作ることができます。
・おにぎり
・味噌や醤油、めんつゆなど
醤油味:おにぎりの表面に醤油を塗り、フライパンやグリルで表面にコゲができるまで焼くだけです。
調理時間目安:前日におにぎりを作っておいた場合、焼く時間のみで5〜10分前後
片付け時間目安:5分程度
・グリルにおにぎりがくっついて洗う手間を省くためアルミホイルを使用する
・前日からおにぎりを作っておくと、当日朝は焼くだけで済む
カセットコンロの上にグリルを敷いておにぎりを焼く場合、直接グリルに載せるのではなく薄く油を敷いたアルミホイルの上で焼くとくっつきにくく、食後も焼いたアルミホイルを捨てるだけなので後片付けが楽になります。
余裕があれば味噌を塗ってバーナーで炙るのもキャンプ感が出ていいですね。
焼きたては熱く手にくっつきやすいので、子供に渡すときは火傷に注意しましょう。
ただ焼くだけでも、外で焼くおにぎりは香ばしく美味しいですよ。
2日目カレーライス
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前日の夜にカレーを食べるなら、次の日の朝もぜひカレーにしてみてください。
2日目のカレーはさらに旨味が増していますし、香辛料も入っているので寒い時期のキャンプでも朝から身体が温まります。
基本的なカレーの材料(ご家庭ごとにカレーに入れる材料は違うと思うので、割愛させていただきます)
前日のカレーをご飯にかけるだけ!付け合わせはご飯でもパンでも。
調理時間目安:ご飯を炊く場合30分前後
片付け時間目安:10〜15分
・朝の準備をしている間にお米を炊いておく
・米を蒸らしている間にカレーを温める
ご飯はカセットコンロと鍋があれば30分程度で炊けるので、カレーを温めながら食器などを準備している間にできますよ。
そのため子供を待たせることなく、外で暖かいカレーが朝から食べられます。
まだ冷えが残る朝、キャンプ場で食べる朝カレーは格別です。
カレーは一度作ると余ってしまうことが多いと思いますが、朝食に持ってくれば食べ切ることができるので食材を無駄にすることもなくなりますし、カレーが入っていた鍋も空くので撤収日の朝なんかにはおすすめです。
ホットサンド
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直火式ホットサンドメーカーとカセットコンロがあれば、時間も掛からず簡単に作れる暖かいパンメニューです。
中に入れる具材はなんでもいいので、例えば前日の余ったカレーやBBQで焼いたお肉などを使ってもOK。
・食パン(何枚切りでもいいですが、薄いほうが具材が詰めやすいです) 2枚
・中に入れる具材(チーズ、ハム、卵など)
① 直火式ホットサンドメーカーにパンを1枚載せます
② パンの上に好きな具材を載せ、さらにもう1枚パンを上に載せます
③ ホットサンドメーカーでパンを挟み、裏表ひっくり返しながらパンの表面に焦げ目ができたら完成
調理時間目安:15分程度
片付け時間目安:10分程度
・食材を準備している間にホットサンドメーカーを5分ほど温めておく
・ホットサンドメーカーにパン以外の食材がくっつくと洗う時大変なため、パンの中に治るよう食材を挟む
パンに食材を挟んで焼くだけなので、朝から準備するものが少ない時短メニューです。
直火式にすることでカセットコンロ上ですぐに焼くことができるため、子供たちを待たせず簡単に作ることができますし、家とは違う直火式のホットサンドに子供たちも喜んでくれますよ。
ただ直火式はホットサンドメーカー自体がとても熱くなるので、子供たちに出すときは必ず親がお皿に取ってあげてください。
使う調理器具が少ないので後片付けも楽チンです。
煮込みうどん
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もし前日の夜が鍋だったら、その鍋つゆは捨てないで!
次の日の朝、うどんを入れて煮込みうどんにしてみましょう。
鍋の出汁をたくさん吸ったうどんが朝から体を温めてくれます。
・前日の鍋の残り
・うどん(食べたい量だけ)
前日の余った鍋を温め、そこにうどんを人数分投入し煮込むだけです。
調理時間目安:10分程度
片付け時間目安:10分程度
・一度鍋つゆを沸騰させてからうどんを入れると味が染み込みやすい
・鍋底にうどんがくっつくと洗うのが大変になるので、焦がさないように注意して煮る
夜ご飯で余った鍋にうどんを入れて煮込むだけなので、そもそも作る工程が少ないです。
用意する材料や調理器具も少ないので、忙しい朝でも煮込んでいる間ほったらかしにしておけます。
シェラカップに入れて食べるだけでもアウトドア感が出るので、昨晩と同じ鍋つゆでもみんなで囲んで外で食べるうどんに子供たちは喜んでくれますよ。
オープンサンド
ホットサンドやサンドウィッチにするには手間がかかる、そんな時は挟まなければいいんです。
オープンサンドは焼いたパンにそのまま具材を載っけるだけなので、見た目もボリューミーで美味しいですよ。
・食パン 食べたい分だけ(フランスパンなどでも美味しいです)
・載せたい具材(卵、レタス、ハム、チーズ、トマトなど。フルーツやジャムもおすすめです)
① フライパンやグリルでパンを焼く
② その上に載せたい具材を積んでいけば完成
調理時間目安:10分程度
片付け時間目安:5〜10分
・載せたい具材を前日にあらかじめ子供に聞いておくと当日作る数が減る
・マヨネーズやドレッシングをかける場合お皿に油分がくっつくので、お皿の上に1枚ペーパーナプキンを敷いておけば洗い物が楽になる
作り方にコツなどなく、載せたい具材を載せて食べるだけ。
手間もかからず見栄え良し、ボリュームありの時短メニューです。
挟んでない分、子供には少し食べにくいかもしれませんが、その際はパン自体の大きさを小さくしておくと上手に食べてくれると思いますよ。
いつもとは違う見た目のパンを、キャンプ場で朝日を浴びながら食べるということが食欲を掻き立てますね。
作るのに時間もかからず後片付けも簡単なので、作る側としても嬉しいですね。
いつものメニューでもキャンプで食べれば美味しい
夜の残りでも、アレンジ次第で朝ごはんにできます。
食材を使い切れば後片付けも楽ですし、凝ったものを作らなくても朝の澄んだ空気の下で食べるだけで美味しく感じるものです。
キャンプ場という屋外で朝ごはんを食べる、ということ自体が子供も喜ぶポイントです。
所々にアウトドア感を出すことで、キャンプの朝ごはんが特別なものになりますよ。