でも生理を理由に、前々から決まっていたキャンプの予定を変更するのは難しいから悩むよね。
普段の生理とキャンプ場の生理で違うこと
普段の生理では、みなさんそれぞれ対処のスタイルを持っていると思います。
しかし、キャンプのようなアウトドア中の生理ではいつもとは違うちょっと不便なことも。
次に私が感じたキャンプ中の生理で、普段の生理と特に差を感じた点を2つ紹介したいと思います。
生理用品を交換するまでの時間が長くなる
キャンプ場へ行くまでの道中はもちろん、家とは違いキャンプ場ではすぐそばにトイレがないことが多いです。
特に経血量が多い2日目がキャンプに重なってしまうと、普段付けている多い日用の生理用品でも漏れてしまうことも。
また、運動量も増えるのでその影響で経血量がいつもより多くなったりもします。
実際、私は血が漏れて服に付いてしまった経験があります。
キャンプではいつもより大きめの生理用品を当てておくのがベストです。
腹痛や頭痛など生理による症状が出た時にすぐ休めない
生理痛は人それぞれです。
全くない人もいれば、立っていられないくらい辛い人もいます。
キャンプ場についてからはテントの設営をしながら子供の相手、料理をしたりなど動いている時間が多く、生理痛が辛くてもなかなか休める時間が取れないこともあります。
しかもグルキャンだと相手家族に生理で辛いから休みたい、とも言いにくいですよね。
そのため生理痛が辛い方はキャンプには必ず痛み止めなどの常備薬を持参し、痛くなる前から薬を飲むなどの対策をしましょう。
生理でもキャンプを楽しみたい。キャンプで活躍する生理用品
キャンプ中生理になったらいつもより大変、とは言っても女性に生理はつきもの。
でも、生理でもキャンプを楽しみたいですよね!
次に、キャンプ中の生理を快適にする、キャンプで活躍する生理用品について紹介します。
月経カップ
第3の生理用品としていま注目を集めているのが月経カップです。
膣内に挿入するシリコン製のカップで、カップ内に血を溜めて、溜まったら中身を捨てると言った製品です。
身体の外に血が漏れないため生理で気になる匂いなどもなく、海や川、プールなどに入ることもできます。
もちろん温泉も入れますよ。
一度挿入してしまえば長時間(最大半日)外さなくても使えるので、何度も生理用品を交換する手間が省けます。
カップを外したらハンドソープなどで軽く洗い、よく水ですすいだらまた装着可能なので外出先でも手入れが楽なため重宝します。
Diva cup(ディーバカップ) 月経カップ
数ある月経カップの中でもシェア率の高い月経カップです。
シリコン製で畳みやすく、出産経験がなかったり、月経カップ初心者でも簡単に着脱が可能です。
経血量に合わせて3種類の大きさのカップを販売しています。
カップ1つあたりの値段の相場は5000円前後になります。
・陰部の肌トラブルを防ぐことができる
・最長12時間の使用が可能で、なかなかトイレへ行けないような時でも重宝する
サニタリーショーツ
いま、様々なメーカーからナプキン不要のサニタリーショーツが出ているのをご存知ですか?
ショーツそのものが血を吸収する機能が備わっており、洗って乾かせば何度も使えるといったアイテムです。
履いている感覚は普通のショーツそのものなので、生理用品のごわつきやムレが気になりません。
子供たちと目いっぱい身体を動かせますね。
メーカーごとに軽い日用〜多い日用までラインナップされているのも嬉しいポイントです。
ただ難点なのが、キャンプ場では洗濯機がないこと。
そのため何枚か持参して、活動量の多い日中のみもしくは夜寝る時に使用する、というふうに使い分けするといいですよ。
超吸収型生理ショーツ Be-A ベア シグネチャーショーツ
一枚で約120mlもの経血を吸収することができる、―体型のサニタリーショーツです。
他の製品と比べても経血の給水量が多く、多い日でも安心して履くことができます。
抗菌防臭機能が付いているため、生理中の蒸れや匂いを防いでくれる優れもの。
洗濯して何度も使用できるためサスティナブルでコスパも抜群です。
・吸水性が高いためデリケートゾーンに繁殖する雑菌の増殖を防いでくれるため清潔かつ匂いが気にならない
・もしかしたら急に生理が来るかも、と不安な時こそ履いておける
ソフィ シンクロフィット
ショーツではなく身体にフィットさせる生理用品です。
使い方も簡単で、付ける時も外す時も手が血で汚れないような設計になっています。
いつも通りのナプキンに吸水力がプラスされるので、経血量が多い日でも安心ですよ。
なにより便利なのが、個別ラップ・製品共にトイレに流せること。
キャンプでも活躍すること間違いなしです!
普段は気にしていないけどキャンプ場でビックリすることがないように事前に確認しておいた方が良いこと
キャンプ中生理になってしまったとき、この設備があればよかったなとか、あれを持ってくればよかったなど後悔しないために!
キャンプの日に生理が当たる可能性がある場合は、以下のことを事前に確認しておくのがオススメです。
シャワーは完備されているのか
万が一血が漏れてしまった時に、体についた血をすぐ洗い流せる場所があると助かります。
今は子連れキャンプができるキャンプ場にはシャワーが付いている所が多いですが、念のため生理が被りそうな時はキャンプ場内にシャワーが完備されているか確認しておくといざというとき焦らずに済みますよ。
ちなみにシャワーは個室なのか、入浴施設内(温泉などお湯に浸かる場所)に設置されているのかも一緒に下調べしておくのもポイントです。
便座にはビデがついているのか
トイレにウォシュレット機能がついているかどうかは意外と盲点。
生理中トイレの際は必ずビデ機能を使いたいと思っている方は、電話などでキャンプ場に確認しておくといいですよ。
もし付いてないのなら、今は持ち運びできる使い捨て簡易ビデも売っていますので購入を検討してみてくださいね。
トイレ内に手洗い場はついているのか
特にタンポンや月経カップを使用する場合、製品を抜き取るとき手が血で汚れてしまう可能性があります。
そんな時、トイレ個室内に手洗い場があるとすぐ洗えて便利です。
これもぜひ確認しておいてください。
もしトイレの外にしかない場合には、トイレに流せるタイプのウェットティッシュを持っていくと便利ですよ。
そもそもトイレは和式か洋式か
今はグルキャンやファミリー向けにキャンプ場も色々と整備されてきているため洋式トイレを設置している所が多いですが、中には和式トイレを設置している(または洋式和式の両方がある)キャンプ場もあります。
どの生理用品も座って付け替えるほうが断然楽なアイテムばかりなので、もし和式トイレしかない場合は家でイメトレしていくと良いですよ。
・最近のキャンプ場はウォッシュレットが付いているところもあるから調べておくと憂鬱な気分も少しは晴れる。
・手洗い場がトイレの外にあるか中にあるかで持っていく物が変わる
・和式トイレのキャンプ場も結構ある。
生理でもキャンプを快適に過ごすために
普段から使い心地が知れた生理用品でキャンプへ行くのももちろんアリですが、使う場所や時間によって新しいアイテムに頼ってみるのも生理中のキャンプを楽しむための一つの手です。
また事前に情報収集することで、当日焦らずに生理に対応できるので、不安な気分も少し紛れると思います。
キャンプでも上手に生理と付き合って楽しめるといいですね!