・ランタンスタンドが子連れキャンプで必要な理由
・ランタンをタープのポールやテーブルの上に置く事との違い
でも、ランタンスタンドってランタンを吊るすためだけのものだし、それにお金をかけるのはちょっと抵抗が・・・。
ランタンスタンドって本当に必要なの?
ランタンスタンドはハッキリ言って必要です。
特に子連れのファミキャンのあるあるなシチュエーションに対して、ランタンハンガーとの比較を織り交ぜながら、ランタンスタンドの必要性について紹介します。
ランタンスタンドがないと明るいのは手元だけ
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ランタンをテーブルの上などに置くと、手元は明るいですが影になるところが多いです。
そのため全体的に見るとそこまで明るく感じません。
サイトを明るくしようとたくさんランタンを置こうにも場所をとってしまいますよね。
じゃあ明るいランタンを置けばいい・・・とはならず、光量が大きいランタンを近くに置くと逆に眩しいです。
ランタンによる子供の火傷を防げる
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色々なことに興味を持つお子さん、ランタンにもついつい触ってしまうことも多いですよね。
わざとじゃなくても、ごはんを食べているときなどで、テーブル上のランタンに触れてしまうこともあります。
水場が遠く、すぐに冷やせる状況でないキャンプ時に火傷なんてしたら大変です。
ランタンスタンドに吊るしておけば、お子さんはもちろん大人も火傷を防ぐことができます。
ランタンハンガーとは違った利点
虫をひきつけてくれる
暗くなると、虫は光を求めて集まってきます。
暗闇で煌々と輝くランタンは虫の格好の標的。
すこし遠いところにランタンを吊るしておけば、そこに虫が集まるので、虫をおびき寄せてくれる利点もあります。
ランタンポールだとどうしても居住スペースの近くですから、虫の格好の餌食になります。
子供は結構タープのポールを触る
キャンプで開放的になって走り回るお子さんを良く見かけます。
追いかけっこをしているときなど、結構タープのポールを触りますよね。
そこにもしランタンを吊るしていたら、落ちたりしてケガにつながってしまいます。
壊れやすいランタンはすこし離れたところに設置したランタンスタンドに引っ掛けておくと安心ですね。
ランタンハンガーだと幕が解けるリスクがある
ランタンは位置が高ければ高いほど広い範囲を照らすことができます。
ただし、高いからと言ってタープやテントのポールに引っかけると、熱で幕が溶けてしまう危険があります。
サイト全体を明るく照らすには、安全なランタンスタンドがやっぱり必要なのです。
・ランタンスタンドを少しタープから離しておいておくと、虫除けにもなる
ランタンスタンドはランタンだけのものではない
洗った食器干しにも最適
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夜が明けてランタンをつける必要が無くなっても、ランタンスタンドはまだまだ役に立ちます。
洗った食器をネットに入れて吊るして置けば、テーブルなどに置いておくよりも風通しが良いので早く乾かすことができます。
ただし、ダッチオーブンなど重いものを吊るせませんので、注意が必要です。
タープのポールとの合わせ技で洗濯物干しにも
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少し離れたところにランタンスタンドを設置し、タープなどのポールの間にロープを張れば洗濯物干しとしても利用できます。
使ったタオルを干すのにもピッタリで、その分荷物を減らすことができます。
ランタンスタンドには2種類
1本脚タイプ
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1本のポールのようなスタンドです。
直接地面に打ち込むことで安定し、見た目もシンプルですっきりしています。
3本脚タイプ
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カメラの三脚のような形です。
三脚のように脚部を広げてそのまま地面に置いて設置するので設営も簡単です。
1本脚ランタンスタンドのメリット・デメリット
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1本脚タイプのランタンスタンドのメリットは地面に打ち込むので、転倒の危険がありません。
支える脚もありませんので子供がランタンスタンドの脚につまづいて転ぶ心配もありません。
また、ランタンスタンドのスペースも少なくて済むので、狭いサイトでも設置場所を選びません。
1本脚タイプのランタンスタンドは構成するパーツが少ないので、収納がコンパクトなのもメリットです。
一方デメリットとしては、設営時に力やコツが必要で、3本脚タイプよりは設営・撤収が大変です。
・地面に打ち込む時に、力やコツが必要
3本脚ランタンスタンドのメリット・デメリット
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3本脚タイプのランタンスタンドの一番のメリットは設営が簡単なことです。
サッと開いて地面に置くだけなので、時間も手間もかかりません。
1本脚と比べて安価なのもいいところです。
デメリットとしては、地面に固定をしていないため、強めの風や子供がぶつかると倒れてしまいます。
ただし、ペグで固定すれば防ぐことができます。
また、傾斜地やでこぼこしているところには設置できないので注意が必要です。
・地面に固定されてはいないので、子供が倒すリスクはある
長さ調節可能サイズと収納サイズのチェックも忘れずに
1本脚・3本脚にかかわらず、スタンド本体の長さはもちろん、長さの調節ができるかは確認するところです。
特にランタンスタンド以外の利用をするときに、使いしやすい高さに調節できると助かりますね。
持ち運ぶときのために、収納時はどれぐらいの大きさになるかも要チェックです。
1本脚のおススメのランタンスタンド
スノーピーク パイルドライバー
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無駄の無いシルエットがきれいで、スタイリッシュさを求める方におススメです。
ネジを緩めて、ポールを上から下へ振り下ろすと、慣性力で地面に打ち込まれます。
地面に打ち込むときにハンマーなどの道具が一切不要なので、持ち物を減らすことができます。
スチール製でさびが出やすいので、雨の日などは注意が必要です。
・シンプルな飽きのこないデザイン
U-Jack ハンマーランタンスタンド
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シングル、ダブル、フリーなどいろいろな種類があります。
特にダブルフリーは横並びで2個吊るせるので、吊るすランタンを色違いにしたりすると格好が良いです。
オシャレキャンパーだとこだわりのランタンをオブジェのように飾っています。
オールステンレス製で、さびに強いのも嬉しいです。
打ち込むときに邪魔にならないようにフックが内蔵しているので、打ち込むときのストレスが軽減されます。
また、お子さんが打ち込むお手伝いをしているときに手を引っ掛けてケガをする心配もありません。
各部品のバラ売りもしているので、長く大切に使いたい方にはありがたいです。
・ステンレス製なので、雨にも強い
tent-Mark DESIGNS x viblant DAZZLING LANTERN STAND
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何と言っても見た目のインパクトがすごいです。
別売りのワイヤーを足すと、1本のランタンスタンドにたくさんのランタンを掛けられ、まるでシャンデリアのよう。
ゴージャスな雰囲気や人と違うサイトを目指す方におススメです。
お気に入りのランタンを好きなだけ掛けることができるのでテンションが上がります。
ワイヤーのサイズも種類があるので、掛けたい位置や大きさによって使い分けることができます。
素材の「SUS304」とはステンレスのことで、こちらもさびに強いので後処理を気にせずガシガシ使えますね。
・ランタンを吊るす高さにバリエーションがあり、気分に合わせてライティングを演出
llamaランタンスタンドギミック
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何といっても特徴なのはヘッド部分のギミックです。
このギミック部分で、高さを5段階に調整できるので、気分やその日の暗さに応じて変えられます。
後述するサンゾクマウンテンのランタンスタンドに比べ、まだまだ持っている人は少ないです。
他の人と差を付けたいという人にはおススメです。
sanzokumountain shock
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オシャレキャンパー御用達のランタンスタンドです。
恐らくどこかしらで1回は見た事があるという人もいるのではないでしょうか。
無骨さをキャンプサイトに求める人には、欠かせない一品です。
メルカリやヤフオクで自作のアイアン製ランタンスタンドが多数出ているのは、このサンゾクマウンテンのフォロワーと言えます。
BLACK DESIGN シダレザクラ
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台湾のアウトドアブランドのランタンスタンドです。
こちらもオシャレキャンパー御用達のランタンスタンドで、入荷待ち状態が長く続いています。
木製のランタンスタンドはかなり珍しく、ランタンポールを木製にしていて、ナチュラルなサイトに統一したい人向けです。
3本脚のおススメのランタンスタンド
コールマン ランタンスタンド
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3本脚の部分を地面にぴったり設置でき、お子さんなどがつまづく心配が少ないので、ファミリーキャンプにおススメです。
高さはスライド式で10段階に調節できるので、用途にあわせて使い分けることができます。
一色ではなく、ポイントポイントの赤がアクセントになっていて可愛いです。
・アクセントの赤色ポイントが可愛らしい
ロゴス システムランタンポール
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高さは最高240cmで、なんと29段階の高さに調節できます。
ボタンひとつで調節ができるロックピン方式なので、ワンプッシュで簡単に調節できます。
指をはさんでしまう危険も少ないので、大人がランタンを支えてお子さんに高さを調節してもらうことも出来ます。
こまめに使い分けることができるのでランタンを吊るすだけでなく、いろいろな用途に使いたい方におススメです。
付属のバッグは可愛いロゴ入り。
ショルダーベルトがついているので持ち運びもしやすいです。
また、脚をペグで固定できるので、倒れる心配がありません。
お子さんが近くで遊んでいても安心です。
タープの下に設置して、タープの天井に雨が溜まるのを防ぐ用途としても使うことができます。
・29段階に高さを調整できるので、気分、天候に応じて柔軟なライティングが出来る
ハイランダー ランタンスタンド
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こちらはさらに高い250cmで、高さは2段階で調節可能です。
高さの固定が回転式で力が必要なため、女性にはあまり向いていないかもしれません。
両側にランタンを吊るすことができ、片方の耐荷重が4kgととても頑丈です。
赤色もあるので、可愛い感じが好きな方はそちらもおススメです。
他の商品と比べて安いので、初めてのランタンスタンドにもいいと思います。
・コスパが非常に高いので初めてのランタンスタンドにおススメ
ランタンスタンドのサイズまとめ
収納時サイズ | 重量 | 素材 | 純正の袋の有無 | |
スノーピーク パイルドライバー | 110cm | 1700g | スチール | 有(オプション) |
U-Jack ハンマーランタンスタンド | 110cm×5cm×5cm (シングル) | 1600g | ステンレス | 有(セット)バラ売りも可 |
tent-Mark DESIGNS x viblant DAZZLING LANTERN STAND | 145cm×12.5cm | 3400g | SUS304(ステンレス) | 有(セット) |
llamaランタンスタンドギミック | 120cm | 2500g | 鉄 | 無 |
sanzokumountain shock | 100cm | 3000g | 鉄 | 無 |
BLACK DESIGN シダレザクラ | 76cm×11cm | 2000g | オーク、金属、革 | 有(セット) |
コールマン ランタンスタンド | 90cm | 1400g | アルミ・スチール | 有(セット) |
ロゴス システムランタンポール | 99cm | 200g | アルミ・スチール | 有(セット) |
ハイランダー ランタンスタンド | 92cm | 1.2kg | アルミ |
子連れファミキャンにこそランタンスタンドは必要
ランタンスタンドがあると夜のキャンプが格段に過ごしやすくなります。
特に小さい子供がいる場合、思いもよらないことが起きます。
ランタンスタンドにランタンを吊るして、可能な限り危険性を排除した方が良いです。
加えてランタンを吊るす以外の他の用途でも使えますのであったほうが何かと便利です。
なによりもランタンスタンドがあるだけでサイトが一気にランクアップした印象になりますね。
サイトの外側に設置することが多いので周りからも目につくことも多くベテラン感も出せます。
設営場所や方法、形など自分にあったランタンスタンドを取り入れて一歩進んだキャンプライフを!