「私、ご飯作りたくない病だ。」
主婦なら誰しもこう思ったことありますよね。
それも一度や二度ならず。
私も毎日のように思っています。
実際、主婦の三人に一人が「ご飯作りたくない病」にかかっていると言います。
でもどうせ作らなくちゃならないなら、できれば苦痛を感じずに作りたいですよね。
どうしてご飯作りたくない病になってしまうのか、そんな時どうすればいいのかをご紹介します。
ご飯作りたくない病って
はじめに、「ご飯作りたくない病」について詳しく見ていきます。
これに当てはまる方はご飯作りたくない病にかかっている可能性があります。
毎日の献立を考えられない
ご飯作りたくない病になると、毎日の献立が全く思いつかなくなります。
特に小さなお子さんがいてお昼ご飯も用意する場合、一日中ご飯のことを考えて頭がおかしくなりそうですよね…。
しかも旦那に聞いても「何でもいい」!!!!!
献立を考えられない時にこの一言って本当に腹が立ちます。
買い出しに行っても何も浮かばない
献立を考えられなくても、スーパーに行けばきっと思いつくだろう!と期待しませんか?
でもご飯作りたくない病になると、買い出しに行っても何も思いつきません。
お肉コーナーに行っても、旬のお魚を見ても、何を作るか思い浮かばない…。
結局我が家の定番に手を伸ばし、マンネリ化してますます作るのが嫌になる経験、皆さんもあると思います。
自分で作るご飯が大嫌い
ご飯作りたくない病になると、自分で作るご飯が大嫌いと感じます。
そもそも自分で作ると、感動がなかったり、作る過程で満足したり、味に納得がいかなかったりして美味しくないと感じることが多いそうです。
せっかく作っても自分が美味しいと感じなければ、ますます作りたくなくなります。
何が食べたいのかもわからない
これも献立が思い浮かばないのに共通しますが、そもそも自分が食べたいものがわからないのもご飯作りたくない病です。
家族が何でもいいと言っても自分の食べたいものがあればそれを作ればいいですが、それすらわからないので本当にご飯が作りたくなくなってしまいます。
ご飯作りたくない病の原因
では、どうしてご飯作りたくない病になってしまうのでしょうか?
新婚時代や子供の離乳食が始まったときは作るのが幸せに感じたこともあったはずです。
主婦がご飯作りたくない病になる原因には、家族が大きく関わっています。
家族が美味しいと食べてくれない
ご飯作りたくない病の最も大きな原因は家族が美味しいと言ってくれないからです。
無言で食べる旦那。酷いとダメ出しや残すことまで…。
少し大きい子だとこれは食べたくなかった等文句ばかり。
小さい子供はそもそも椅子に座ってくれなかったり、口に入れようともしなかったり、食べさせることすら本当に大変です。
仕事をすればお給料がもらえる。
他人にご飯を用意したらありがとうや美味しいの一言が必ずある。
でも毎日毎日忙しい中ご飯を作っていても、家族から美味しいという一言すらなかったら、ご飯作りたくない病になって当たり前です。
時間に追われて献立など考えられない
仕事の有無に関わらず、母親って本当に忙しいです。
お仕事をしているとそれこそ分単位でスケジュールが埋まっているでしょうし、保育園のお迎えから夕食の支度は戦場ですよね。
仕事をしていなくても小さい子供と24時間一緒だと、レシピを検索するためにスマホを触ることすら儘なりません。
これが毎日続いた結果、ご飯作りたくない病になってしまいます。
栄養バランスに自信がないから辛い
お子さんがいると特に栄養バランスが気になりますよね。
実際、約9割の母親が子供の栄養バランスに悩んでいるそうです。
栄養バランスに自信がないと、作ったものにも自信がもてなくてどんどん辛くなります。
そしてそれが理由でご飯作りたくない病になってしまうのです。
そもそも料理が嫌い
そもそも料理が嫌いなのもご飯作りたくない病になる理由の一つです。
新婚時代などはじめは頑張っていても、嫌いと言う気持ちは変わらず、だんだん美味しいと言ってくれる人もいなくなり、ごはん作りたくない病になってしまいます。
一人なら作らなくてもいいですが、家族がいるとそういうわけにいきません。
主婦って本当に大変ですよね。
ご飯作りたくない病の対処法
ご飯作りたくない病になってしまっても、家族の食事を用意しないわけにいかないのが主婦のつらいところ。
続いてご飯作りたくない病の対処法をご紹介します。
その場限りの対処に見えるかもしれませんが、1週間の献立に以下を混ぜることにより、大分労力が軽減します。
外食する
手っ取り早いのは外食をすることです。
もちろん毎日というわけにはいきませんが、週末は外食等決めると平日頑張れる目標になります。
週末だけでなく、お子さんがある程度大きいなら平日にお子さんとママだけでの外食もお勧めです。
その時はパパには帰りに勝手に食べてきてもらいましょう。
正直大人はどうにでもなります。
宅配をする
お子さんが小さくて外食は外食で疲れてしまう。
そうでなくても外食に行く気力すらない時は宅配を積極的に利用しましょう。
デリバリーと言えばピザやお寿司のイメージですが、今はファミレスやファーストフード、宅配弁当等々本当にたくさんのサービスがあります。
出前代行フードデリバリーのサービスエリア内でしたら、選択肢はますます増えます。
お子さんも喜びますので、是非利用してみてください。
総菜を買う
お惣菜を買うのももちろん有りです。
ただしお惣菜の場合、スーパーによって味の差が大分あるので、美味しいお惣菜が売っているスーパーを事前調査するのがお勧めです。
デパ地下でなくても、美味しいお惣菜を売っているスーパーもありますので、積極的に利用しましょう。
特に1品増やしたい!等と言う時にはお惣菜は大活躍します。
冷凍食品やレトルトを利用する
冷凍食品やレトルト食品も今は美味しいものがたくさん増えました。
無添加にこだわったものもありますので、罪悪感を覚えることは全くありません。
たくさんあって迷ってしまうという方は「冷凍食品 美味しい」と是非検索してみてください。
以前は美味しく食べるにはフライパンを使わなくてはならないものも多かったですが、今はレンジでチンするだけで美味しい冷凍食品がたくさんあります。
食材配達サービスを利用する
作らないとどうしても罪悪感を覚える…と言う方には食材配達サービスがお勧めです。
献立を考える必要がないのはもちろん、食材がカットしてあったり、調味料が付いていたり、レシピも主菜と副菜を同時に作れる手順になっていたりとても便利です。
味も美味しい上に、お惣菜や冷凍食品と違って見た目も手作りです。
いきなり契約するのは躊躇する…と言う方にも、初回限定のお手頃価格のセットや、幅広くモニターを募集している会社もありますので、そういったものを利用してみるのがお勧めです。
実は私もInstagram経由である会社のミールキットのモニターをしていて、便利だなと感じています。
栄養バランスがとれた献立
前述しましたが、なんと主婦の9割が自信がないという栄養バランス。
食材配達サービスなら栄養士が考えた栄養バランスがとれた献立が用意されています。
手軽なのに栄養バランスもとれているなんて一石二鳥ですよね。
プロが監修しているので安心して利用できます。
食材の無駄がない
冷蔵庫で食材が腐っている…と言う経験も誰にでもあると思います。
今ある食材を使い切る献立を考えるのも大変なんですよね…。
食材配達サービスならその時に使う食材しか入っていないので無駄になることはありません。
無駄な買い物が減り食費が下がることも!
食材配達サービスは高いというイメージもあるかもしれませんが、無駄な買い物が減る分、食費が下がることもあります。
食材の無駄が出るだけでなく、買い物に行くことでついつい無駄なものをカゴに入れていませんか?
食材配達サービスを利用すると買い物に行く頻度が減るので、無駄な買い物もしなくなります。
家族がご飯作りたくない病にかかってしまったら
ご飯作りたくない病にかかってしまったら、あなたなら家族に何をしてほしいですか?
続いては家族が(主にママだと思いますが)ご飯作りたくない病にかかってしまったら、他の家族はどうしたらいいかをご紹介します。
感謝の気持ちを伝える
ご飯作りたくない病になる一番の原因は家族が美味しいと言ってくれないことです。
ママが作ったご飯に、毎回感謝の気持ちを伝えましょう。
パパやお子さんからありがとうや美味しいの一言があると、ママは頑張れるんです。
恥ずかしがらずに毎日言葉で表現してください。
禁句は「ご飯まだ?」
悪気なく「ご飯まだ?」と聞いていませんか?
これは妻が夫に殺意を覚える禁句です。
そんなにお腹が空いているならこう言いましょう。
「作ろうか?」
もちろんその場合は行動も伴ってくださいね。
出てきた料理に文句を言わない
出てきた料理に文句を言わないのは常識です。
これは食べたくなかったとか、あれが良かったとか、味が濃いとか薄いとか。
もちろん言葉にしなくても、無言で調味料を足されるとイラっとするので気を付けてください。
そして出されたものは全部食べましょう。
ママが集まる某質問アプリでは、旦那がご飯を気に入らないと食べないという質問が日常的にされているのを目にします。
もちろん旦那さん側につくママは一人もいません。
自分もたまにはご飯を作る
外食やお惣菜など対処法を前述しましたが、これを決めるのはあくまでママです。
パパから「外食しよう」と提案してはいけません。
外食しようと言われてママが最初に思うのは「お前が作れ!」。
上手じゃなくても構いません。
自分の作る料理が美味しいと感じないということは、逆に言うと人が自分のために作ってくれた料理はそれだけで美味しいと感じるんです。
私は週末に仕事をしているため、その時は夫が夕飯を用意してくれることが多いです。
久々に食べる自分じゃない誰かが作った料理は本当に美味しいです。
まとめ
ご飯作りたくない病は本当に多くの主婦が抱える悩みです。
そしてその原因の多くは家族にあります。
と言うことは、解決してくれるのもまた家族なんです。
自分だけで思い悩まず、家族に相談し、時には外食やお惣菜など手抜きするのを理解してもらったり、たまには家族にご飯を作ってもらったり、協力して頑張りましょう。
そしてやっぱり一番うれしいのは家族からの「美味しい」「ありがとう」と言う一言ですよね。
ちゃんと言葉にしてほしいと伝えると、家族の関係もよくなりますよ。