珪藻土のマットの正しい捨て方。燃えるゴミに出しても大丈夫?

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珪藻土マットの捨て方は?一般ごみで捨てられる?

最近はゴミの分別が難しいですが珪藻土マットは一般ごみで捨てることができるのでしょうか?

自治体にもよりますが、一般的な珪藻土マットの捨て方についてご紹介します。

 

珪藻土マットは何ごみ?

珪藻土とはその名の通り「土」です。

詳しくは珪藻の殻が化石になって積み重なって固くなった土のことです。

では一体何ごみとして出せばいいのでしょうか?

答えをお伝えする前に、土でできた固くなったもの、更に日常的に使うもの…と言えば他に思い浮かべるものはありませんか?

 

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珪藻土=陶器類

思い浮かんだ方もいるかもしれませんね。

土でできた日用品と言えば陶器。

珪藻土もゴミの分別では陶器類と同じ扱いになります。

 

陶器類とは

陶器とは自然界で取れる粘土を原料として作られた器のことです。

自治体によってはごみの分別に「陶器類」と言う項目がありますので、珪藻土も陶器類で出すことができます。

 

陶器類の分類がなければ不燃ごみ

自治体によっては陶器類と言う分類がないこともありますよね。

その場合ほとんどの自治体で陶器は不燃ごみとして出すことになっていますので、珪藻土も不燃ごみとして出しましょう。

 

捨てるときの注意点

続いて珪藻土マットを捨てる時の注意点です

大きいものもありますし、そのまま捨てていいの?と悩んでしまうこともありますよね。

是非以下を参考にしてみて下さい。

 

ゴミ袋に入らなければ割って捨てる

珪藻土マットだけでなく、ごみを収集してもらう時はごみ袋からはみ出ないようにするのがマナーです。

マットが大きくてゴミ袋に入らない、それだけのために大きいごみ袋を買うのがもったいないと言う時は軽装後マットを割ってからゴミ袋に入れましょう。

 

上手な割り方

珪藻土マットは比較的簡単に割ることができます。

ただし割る際に破片が飛んだり、粉が出てきたりするので、作業は外で、更に下に新聞紙やレジャーシートを敷くことをお勧めします。

使う道具は金槌です。

金槌で珪藻土マットを力を込めて叩くとヒビが入って割れますので、袋に入る大きさになるまでこの作業を繰り返すだけです。

 

大きいままだと有料粗大ごみになることがある

陶器類や不燃ごみとして出せる珪藻土マットですが、割らずに袋からはみ出してしまう場合粗大ごみ扱いとなり、有料になってしまう場合もあります。

金槌は100円均一でも売っていますので、一手間かけて割ってからゴミに出すことをお勧めします。

 

分別は各自治体による

重ねての記載になりますが、割った後の珪藻土マットの分別は各自治体によって違います。

陶器類や不燃ごみの場合が多いですが、出す前に一度各自治体のHPやアプリで確認をして下さい。

 

捨てるタイミング

では珪藻土マットを捨てるタイミングはどんな時なのでしょうか?

わかりやすいのが割れてしまった時ですが、その他にも捨てた方がいいタイミングがあります。

 

シミや汚れがひどい時

まずは珪藻土マットがシミや汚れだらけになってしまった時。

紙やすりでお手入れすることもできますが、それでも綺麗にならない時は捨て時です。

蓄積した汚れはカビが発生する原因にもなってしまいます。

 

カビが発生した時

次に珪藻土マットにカビが発生してしまった時。

こちらも漂白剤や紙やすりで解決する場合もありますが、それでだめなら残念ながら捨てるしかありません。

一度カビが発生すると自然となくなることはないので、あきらめて新しいものを購入しましょう。

 

寿命

珪藻土マットには寿命があります。

寿命が来ると珪藻土マットの吸水力が落ちてしまいます。

使い方や使う頻度により期間は前後しますが、吸水力が下がったと感じたら寿命=捨て時です。

 

珪藻土マットのメンテナンスはしてる?捨て方以前に知っておきたいこと

珪藻土マットの捨て方についてご了解しましたが、なるべく捨てることなく長く使い続けたいですよね。

珪藻土を長く使うにはメンテナンスが重要です。

続いて珪藻土をマットをなるべく長く使い続ける方法についてご紹介します。

 

珪藻土マットの寿命

先程も少し触れましたが、珪藻土マットは永久的ではなく、寿命があります。

まずは寿命とその原因を知っておきましょう。

 

一般的には2年

珪藻土マットの寿命は一般的に二年と言われています。

もちろん使い方、頻度、そしてメンテナンスを行うかによりその期間は変わりますが、まずは二年を目安に考えていいでしょう。

 

珪藻土マットが劣化する理由

珪藻土マットは繰り返し使うことにより汚れが蓄積します。

そしてその汚れにより珪藻土の吸放湿機能を担う吸収孔がふさがってしまい、吸水力が落ち、劣化してしまうのです。

 

メンテナンス方法

ではどのようにメンテナンスをすれば珪藻土マットの寿命を延ばすことができるのでしょうか?

ポイントは日々の習慣と特別なメンテナンスです。

 

使用後は風通しの良い場所で干す

まずは毎日のメンテナンス。

珪藻土マットを使ったらそのまま放置せず、必ず風通しのいい場所で乾かしましょう。

お風呂場で使った場合はタオルなどで水気をしっかりふき取ってから立てかけておくのがお勧めです。

いくら風通しの良い場所においても、床に面したままなら裏から水分を放出することができずカビの原因となってしまいます。

 

吸収力は「紙やすり」で復活

珪藻土の吸収力が落ちる要因は汚れで吸収孔がふさがってしまうことです。

吸収力が落ちたと感じたら紙やすりをかければ汚れがおち、買った時に近いくらい吸収力が復活します。

 

紙やすりのかけ方

紙やすりと言っても色々種類がありますよね。

珪藻土マットに使うのにちょうどよい紙やすりは200~400番です。

初めに200番で削ったあと、400番で仕上げをすると綺麗になります。

紙やすりで磨くとどうしても白い粉が出てきてしまいますが、掃除機で吸ってしまえば散らかることもありません。

 

珪藻土マットを処分?捨て方も大切だけど再利用してみない?

ここまで使えなくなった珪藻土マットは捨てると言うことを前提にお話ししてきました。

でも捨てる前に珪藻土マットを別の用途で再利用してみませんか?

続いてお勧めの珪藻土マット再利用方法をお教えします。

 

こんな珪藻土マットはまだ使用できる

使えなくなった珪藻土マットと言っても程度がありますよね。

あまりにカビだらけになってしまったものは捨てるしかありませんが、こんな珪藻土マットは再利用に適しています。

 

割れてしまった

汚れやカビはないものの、割れてしまった珪藻土マットは再利用にぴったりです。

割れてしまって形が変わっても利用方法がたくさんありますので、この後ご紹介します。

 

ヒビがはいった

同じようにヒビが入ってしまった珪藻土マットも再利用可能です。

汚れやカビは珪藻土の特性を消してしまいますが、割れたりヒビが入ったりしてもきれいなものは形を変えて使うことができるんです。

 

調湿性と脱臭力を活かした再利用術

そもそも珪藻土の特性として、調湿性と脱臭力に優れていると言うことが挙げられます。

割れたりヒビが入った珪藻土マットはこの特性を生かせば、マット以外の使い道がたくさんあります。

 

小さく割ってトイレ・靴箱・ゴミ箱に置いておく

まずは脱臭力に注目した再利用方法です。

割れたりヒビが入ったりした珪藻土マットを更に小さく割り、トイレや靴箱、ごみ箱においておけば脱臭剤の代わりになります。

また更に小さく砕いて袋状の布に入れ、靴の中に入れて置けば直接靴の臭いを取ることもできます。

 

ペットのトイレ用

使わなくなった珪藻土マットはペットのトイレ前に置くのもお勧めです。

消臭効果が期待できるだけでなく、調湿性があるので足拭き代わりにもなりますよ。

 

ペットの水飲み場用

同じようにペットの水飲み場に置くのも珪藻土マットの再利用としてお勧めです。

ペットが水を飲むと、どうしても周りが水浸しになってしまいますが、珪藻土マットを置いておけばその心配はありません。

 

傘立ての下に

珪藻土マットの再利用として、傘立ての下に置くのも良いです。

傘立ての下なら割れたりヒビが入ったりしていても気になりませんし、傘から落ちる水をしっかり吸水してくれます。

マンションだと濡れた傘を開いて乾かすのが大変なこともありますよね。

珪藻土マットを傘立ての下に敷いておけば、濡れた傘をそのまましまっても安心です。

 

石鹸置きに

珪藻土の石鹸置きという商品があるように、珪藻土はソープディッシュとしても優秀です。

珪藻土に石鹸を置くとすぐに乾いてサラサラになります。

そこまで見た目が気にならないのであれば、わざわざ石鹸置きを買わずに、使えなくなったマットを再利用して是非珪藻土の石鹸置きを作ってみて下さい。

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