テント内やタープにランタンフックが無い時にランタンを吊るすお手軽方法3選

由佳さん
この記事では以下の事を紹介しています。
・ランタンフックがないテントやタープでランタンを吊るす方法
・ランタンフックの代用品に吊るせるランタンの重さ
・ランタンフックが無いテントに吊るせるおススメのランタン
さとこさん
あぁ、ここにランタンフックがあればテントの中を明るく照らせるのにぃって思う事って結構あるよね
由佳さん
ランタンフックの有り無しってテントによって結構違うから、あのテントはここにフックあるのに、このテントはなんで無いの?って焦る事が結構あるよね。
お手軽にランタンを吊るせる方法を紹介するから参考にしてください
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テントやタープ内ではLEDランタンを使う

テントやタープは熱に弱いものが多く、高熱になるガスランタンの温度で溶けてしまう可能性があります。

また、テントやタープは狭い空間ですので、高熱のランタンを使用すると火傷する可能性がありますし、最悪の場合、ランタンを倒して、火災に繋がる恐れもあります。

ポリコットン素材や難燃シートをつけたタープなど、火に強いタイプのタープやテントも存在しますが、特にテントの場合、一酸化炭素中毒になるリスクがあります。

一酸化炭素中毒になってしまうと、めまい・頭痛・吐き気・手足の痺れなどの症状が起こり、最悪の場合は死に至ることもあります。

中には、テント内の換気をしていればOKとしているものもありますが、安全のためできるだけ控えましょう。

・テント内やタープの中ではLEDランタンを使う
・ガソリン系、ガス系のランタンの使用は、一酸化炭素中毒、やけど、火災のリスクがあるのでNG

 

フックのないテントやタープのランタンのお手軽な吊るし方4選

ランタンの位置決めは、キャンプでは意外と重要なものです。

大人キャンプなら暗めでも雰囲気は良いですが、ファミキャンの場合、子供が食事をする時や、テントの中でゆっくりする時でも真上からライトを照らしてあげると影が出来ず、過ごしやすいでしょう。

ここでは、そんな「真上にランタン」がくるようなテントやタープでのランタンの設置の仕方を紹介します。

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①強力マグネットで吊るす

まずおすすめは、テントやタープの生地をマグネットで挟み込む方法です。

【ダルトン マグネット】

 

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【100均 マグネット】

 

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ネットサイトやホームセンターなどで強力なネオジウム磁石も購入出来ますが、100均で売っている強力マグネットなら、より手軽に安価にフックが作れます。

軽量ランタンの中には、マグネット対応のランタンも多くあるので、その場合マグネット1つだけ購入すればテントやタープの好きな所に設置出来るのがメリットです。

また直接幕内に付けるので、見た目もすっきり、場所も取りません。

※マグネットを付けたまま場所を動かすと、生地が傷ついたり穴が開くこともあるので注意が必要です。

簡単、見た目もすっきり、場所も取らない強力マグネットでランタン設置がおすすめ。

②デイジーチェーンに吊るす

 

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デイジーチェーンとは重たいものでも吊るすことができるクライミング用のロープの事を言いますが、最近ではハンギングチェーンと同じ意味で使われています。

ループが付いているのでカラビナやS字フックを使って、小物ギアやランタンなどを吊るせます。

タープ下にデイジーチェーンを吊るせば、よりキャンプ感が出ておしゃれに映えます。

ランタンをデイジーチェーンを使って吊るせば、タープ下もグッと明るく華やかになります。

 

デイジーチェーンをたるまずに張るコツ

デイジーチェーンですが、たるまず張るコツは、「デイジーチェーンの長さ」と「耐荷重」、「物を掛けるバランス」にあります。

 

デイジーチェーンの長さ

出来るだけデイジーチェーンを設置したい場所の長さと、デイジーチェーンの長さが合うものを購入しましょう。

そうすれば、たるみは発生しづらいです。

ただ設置したい場所と同じ長さのデイジーチェーンは、なかなか見つかりません。

下記インスタのように、ガイロープでテンションを張る事で「たるみ」を軽減させるのがおすすめです。

【ガイロープを使ったデイジーチェーンの延長方法↓】

 

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耐荷重

デイジーチェーンには耐荷重があり、必要以上に荷重がかかれば、たるんでしまいます。

ファミキャンの場合、家族分の食器、ランタンを複数個など沢山掛けてしまいがちです。

ちょっと気にして、掛けるギアを減らすだけでもたるみは解消出来ます。

 

物を掛けるバランス

デイジーチェーンの中央部分に沢山の物を掛けてしまうと、一か所に荷重がかかり、たるむ原因となります。

見た目も悪くなるので、バランスよく配置することでたるみを軽減出来ます。

 

デイジーチェーンをたるまず張るコツは、デイジーチェーンの長さと耐荷重、物を掛けるバランスに気を付ける

 

③テーブルランタンハンガーに吊るす

 

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テーブルだけ集中的に明るくしたい場合、特におすすめなのがテーブルランタンハンガーです。

(テーブル用ランタンスタンド、クランプ式ランタンスタンドなどとも呼ばれています。)

特にソロキャンで人気のキャンプギアですが、最近はファミキャンでも使用する人が増えています。

大人キャンプでも雰囲気が出ますが、ファミキャンでもテーブルで食事をする時などフックに掛けるよりランタンを近くに設置出来るため、より明るく照らせます。

お座敷スタイルなどでもインスタ映えし、テーブルランタンハンガーは今後人気が出るのではないでしょうか。

 

テーブルランタンハンガーで、おしゃれに手元を明るく照らす。

 

④ポールにランタンハンガーをつける

 

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タープのポールに巻きつけるように付けるもの・洗濯ばさみのようにピンチで挟むタイプがあります。

ポールに巻きつけるタイプのランタンハンガーは、テコの原理で、ランタンの重さに耐えられるようになっています。

タープのポールにつけますので、大きいタープの場合、タープの真ん中にはランタンの光が届きづらく、少し暗いかなという感じにもなります。

 

一方で、ランタンだけでなく、ちょっとした洗濯物や洗った後の食器をかけておくこともできますので、便利です。

 

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100均のマグネットで吊るせるランタンの重さ

100均のマグネットで吊るせるランタンの重さは、マグネットの耐荷重である1㎏~2㎏が一般的です。

100均でマグネットを購入した場合、必ず耐荷重が記載されています。

使用時はこの重さを超えないことが前提ですが、テントやタープの生地を傷めないか、生地を挟んだ時に不安定でないかなどきちんと確認しましょう。

また、マグネット同士がしっかりくっついているかをチェックし、ランタンが落下しないように気を付けましょう。

 

・100均マグネットは、耐荷重は1㎏~2㎏程。
・記載されているマグネットの耐荷重を必ず守って安全に使用する。

 

デイジーチェーンで吊るせるランタンの重さ

耐荷重が記載されていないデイジーチェーンは、均等に分散して吊るした時に2㎏を超えないほうがよいでしょう。

デイジーチェーンの中には、本橋テープ タフフックのような耐荷重30㎏という頑丈なものもありますが、耐荷重が記載されていないものも多いです。

耐荷重が記載されていないデイジーチェーンを使用する時は、チェーン自体にかかる負荷と、チェーンを取り付けた場所にかかる負荷を考慮し、掛け過ぎに注意しましょう。

 

・デイジーチェーンは、耐荷重が記載されていないことも多い。
・その場合、安全面を考慮して2㎏を超える物は吊るさない。」

 

テーブルランタンハンガーで吊るせるランタンの重さ

基本的に耐荷重は1㎏程ですが、ハイランダー テーブル用ランタンスタンドは耐荷重が5㎏程と、重いランタンでもOKなものもあります。

ただファミキャンの場合、子供がランタンを触ったり、ぶつかったりすることを考えると、軽量でコンパクトなものを設置するのがよいでしょう。

テーブルランタンハンガーは、クランプ式(ねじの付いたコの字型の金具で机に固定する)が多く、しっかり固定し耐荷重を守れば安全に使えます。

 

・テーブルランタンハンガーは、基本的な耐荷重は1㎏程。
・ただし子供の手の届く場所に設置するので、しっかり固定で軽量&コンパクトなランタンの設置がベスト。」

 

フックのないテントやタープで使い勝手のいいランタン

数あるキャンプ用ランタンから1つを探すのは、とても迷います。

ここでは、①~⑤のポイントで探し、これはおすすめ!というランタンを紹介していきます。

  1. 燃料を使用したランタンではなく、LEDランタンであること
  2. 頭上に設置するため、なるべく軽量のもの
  3. 掛けられるようなフックが付いていること
  4. 明るさ
  5. 頭上に設置した時に、真下を照らしてくれるもの

※テント内では特に、燃料を使用したランタンは一酸化中毒の危険性があるため、使用は止めましょう

 

ゴールゼロ ライトハウス

【サイズ】H8.89 × D3.81㎝、72,57g

【明るさ】最大150ルーメン

軽量コンパクトでありながら、タープ下をとても明るく照らしてくれます。

キャンプ系ユーチューブやブログなどで数多く紹介され、沢山のキャンパーに支持されている大人気キャンプギアです。

ちなみに、ゴールゼロは、カスタム出来るシェードなどの市販のアイテムも多くあり、自分好みにアレンジ出来る所も人気の理由でしょう。

【ゴールゼロカスタム↓】

 

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ゴールゼロ ライトハウスは沢山のキャンパーに支持される大人気キャンプギア。
カスタムアイテムも多いので、オリジナルのゴールゼロをカスタム出来る。

ベアボーンズ ビーコンライトLED

 

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【サイズ】H15.2 × W7.6㎝、127g

【明るさ】30~220ルーメン

レトロな雰囲気で、かわいらしい見た目が人気のランタンです。

ガスランタンのような雰囲気ですが、LEDライトを使用していて明るさ調節も簡単に出来るので、タープ下でもテント内でも使用可能です。

明るさMAXにすれば明るすぎるくらいの光量で、電球色に近いオレンジの光がタープ下を包んでくれます。

ベアボーンズ ビーコンライトLEDは、レトロなかわいらしい見た目と、暖色系の光がタープ下の雰囲気をおしゃれにしてくれる

コールマン ハンギングEライト

 

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【サイズ】H5 × W7㎝、130g

【明るさ】30~250ルーメン

明るさも十分で、数個揃えても小さく軽量なので持ち運びにも便利です。

カラビナ風のフックが付いていますが、マグネットも付いているので、ポールなど色々な所に貼り付けられます。

災害時用、車中泊用に購入する人も多く、様々な用途で活用出来そうです。

・コールマン ハンギングEライトは、キャンプの他にも災害時用に購入する人も。
・軽量コンパクトで明るさも十分なランタンで、1つ持っておきたいギア。

2ルームテントの中のガーランドの吊るし方

ガーランドは、キャンプシーンでもテント内に飾ればおしゃれで華やかになり、子供たちにも喜ばれるでしょう。

ただ2ルームテントの場合、幕内にフックがないものも多く、ガーランドを吊るす場所は限られています。

そんな時、上記「フックのないテントやタープのランタンの吊るし方」で紹介したアイデアを応用して、ガーランドを吊るしてみましょう。

特に簡単なのが、フック付き強力マグネットを使った飾り方ではないでしょうか。

ガーランドは軽量なので、ポールにフック付き強力マグネットを付けるだけでも吊るすことが出来ます。

 

 

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また上記インスタのように、デイジーチェーンを使って頭上にガーランドライトを吊るせば、夜でも明るく誕生日キャンプなどでもおしゃれな雰囲気です。

 

ランタンを吊るす方法を応用すれば、ガーランドなどの室内装飾など様々な用途で活用可能。

 

テントにランタンフックがなくても、真上からライトを照らしたい。

テントやタープを購入した後に、ランタンフックがない事に気づくことも。

ランタンはテーブルに置いたり、ランタンフックに掛けるなど方法は色々ありますが、出来れば「真上からライトを照らしたい」です。

ここでは、そんな問題を解決するため下記ポイントを紹介しました。

・ランタンフックを真上から吊るす3つの方法

→「強力マグネット」、「デイジーチェーン」、「テーブルランタンハンガー」

・フックのないテントやタープにおすすめランタン3選

→「ゴールゼロ ライトハウス」、「ベアボーンズ ビーコンライトLED」、「コールマン ハンギングEライト」

・ランタンフックを吊るす方法を応用すれば、室内装飾も簡単に。

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