冬キャンプでドームテントにタープは必要だが、2ルームなら不要

由佳さん
この記事では以下の事を紹介しています。
・冬キャンプにタープが必要な理由
・冬キャンプにタープが活躍するシーン
・2ルーム、シェルターとタープの比較
さとこさん
冬のキャンプって夏と違って日差しも強くないからタープ張らない事が多いのよね。
正直、冬キャンにタープって要らないんじゃないか?って。
由佳さん
2ルームテントやシェルターを持っていればぶっちゃけタープは必要ないよ。
だけど、そうでないのであれば、冬でもタープは必要だよ。
冬でも月2はキャンプに行く私が冬でもタープが必要だと思う理由を紹介するね。
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冬のキャンプでもタープが必要な2つの理由

 

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冬キャンでは日中は暖かい陽の光を浴びたいですし、雨が降らなければタープが無くても過ごすことができます。

でも、冬キャンにタープはあったら便利な点もあります。

まずは冬キャンにおけるタープの利便性についてお話しします。

 

冬でも日差しを避ける必要がある

 

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冬は気温が低く寒いため、タープは使わず直接日光に当たりたいと思うでしょう。

しかし、冬にタープで日差しを避けることには利点もあります。

冬キャンで注意しなければならないのは昼と夜の寒暖差です。

その寒暖差は昼間暖かければ暖かいほど大きくなります(放射冷却)。

タープを使用することで、日光を直接当てていない地面からの放射が少なくなり、夕方以降冷気に変化する外気を遮断してくれます。

これにより寒暖差を少なくすることができます。

・冬キャンは昼夜の寒暖差に気を付ける必要がある
・タープが無いと放射冷却によって昼夜の寒暖差が大きくなる

 

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夜露は冬でも起きる

 

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結論から言うと、夜露は一年中起きます。

夜露は水分を多く含んだ空気が、夜の気温低下により冷やされることで露となります。

そのため水辺付近でキャンプする場合や雨が降った後など、湿度が高い状態で夜露は起こりやすくなります。

また先ほど説明した放射冷却が激しいほど夜露が多くなるので、秋から冬にかけてのキャンプでは夜露が多くなる傾向にあります。

朝起きた時に、テーブルや椅子が夜露でぐちゃぐちゃなんてことがないようにタープをかけておく方が無難です。

・秋から冬は放射冷却が激しいので夜露は多くなる
・タープによって放射冷却を減少させ夜露は減少させられる

 

冬キャンでタープが活躍するシーン

 

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テントの上にタープを張ることで、タープとテントの間に空気の層ができ放射冷却による夜露・結露からテントを守ってくれます。

もちろんタープは夜露・結露で濡れてしまうのですが、テントが濡れるより一枚布のタープが濡れる方が干しやすく後片付けが簡単かと思います。

・タープでテントをカバーするとテントの夜露・結露を減少させられる
・濡れたテントよりも濡れたタープの方が後片付けがラク

 

タープにも結露は起きる

放射冷却を抑えるためにタープを使うのがおススメなのですが、そのタープにも結露は起きます。

結露は基本的に完全防止することは難しいです。

結露が付いてしまったらなるべく早く拭き取るようにしましょう。

・結露が起きてしまったタープはとにかく早くふき取って乾燥させる

 

冬キャンはタープ+テントよりも2ルームテントorシェルターなのか?

2ルームテントやシェルターは家のような居住感があり、外気を遮断する工夫がされているものが多いため、寒い冬のキャンプで重宝します。

テントとタープを使用した場合と比べて、冬キャンにおける2ルームテントとシェルターのメリット・デメリットについてお話しします。

 

2ルームテントのメリット・デメリット

 

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メリット

全面ウォールで冬でも暖かく過ごせる

 

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全方向のウォールを締め切ってしまえば雨風を凌げるため冬の寒さを感じにくくしてくれます。

また、強風にも強い構造のものが多いため、冬キャンでも安心してテント内で過ごすことができますよ。

 

夜露・結露に強い

ウォールを全面開放すれば日差しも入るため、放射冷却による夜露予防もできます。

また、インナーテントにはメッシュ素材が使われていることがほとんどで通気性も良く、結露防止のための空気の循環にも一役買ってくれます。

タープを使用する場合と比べ、リビングとテントが連結しているのがポイントで、タープとテントの隙間からの露漏れなどもありません。

 

デメリット

乾かすのが大変

テント自体の布が大きく重い分、雨で濡れてしまった場合テントを乾かすのが大変なことです。

2ルーム分の大きさのため、乾かすスペースの確保が必要となってきます。

 

シェルターのメリット・デメリット

メリット

全面クローズで暖房を入れれば25度に保てる

 

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側面がメッシュドアとフラップの構造になっており、冬キャンではクローズできるフラップが活躍してくれます。

全面クローズすれば熱を逃さず暖かい空気を保ってくれ、裾を覆うスカートが付いているものならばより外気を遮断してくれます。

寒い冬キャン、夜は暖房器具を使用すればシェルター内の気温を25度前後に保つことも可能です。

囲いが多くなるためタープよりも閉鎖感はありますが、その分室内は暖かく冬キャンにはもってこいなアイテムです。

 

通気性が良く夜露・結露に強い

日差しもしっかりシャットダウンしてくれるので、放射冷却対策もできます。

またシェルターはテントと比べて通気性に優れているので、暖房器具の使用にも向いています。

 

デメリット

別途インナーテントが必要

シェルターには通常テントはついていません。

そのため、就寝スペースとしてのインナーテントが別途必要になってきます。

また暖房器具を使えるのはメリットですが、使用中は一酸化炭素中毒に気を付けなければなりません。

暖房器具を使用するのは自己責任となるので注意が必要です。

 

結論!冬キャンにタープはなくても過ごせるがメリットもある

ここまでタープの利点と他の商品の紹介をしてきましたが、詰まるところ冬キャンは

2ルームテントやシェルターを使えばタープを使う事はあまりないでしょう。

ただ、2ルームテントやシェルターでは出来ない事もあるのも事実です。

一方で、ドームテントやソロテントの場合であれば、結露・夜露によってテントが濡れるのを防ぐために、タープを張った方が良いでしょう。

持っているテントのタイプによって、タープの使うか使わないかを考えましょう。

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