・スタンダードなタイプから変わり種までやかん型ケトルを特徴分類別に紹介
・ファミキャンにハマるタイプのやかん型ケトルのタイプ
・やかん型ケトルの選び方
キャンプでかさばらないコンパクトのスタンダードなやかん型ケトル
なにかとかさばりやすいケトルですが、ここではかさばらないコンパクトなやかん型ケトルの人気4種について紹介します。
①トランギア(trangia)325ケトル0.6L
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デザイン大国スウェーデン発祥のブランドです。
レトロな無垢アルミ製で軽量、容量的にも飲み物用のお湯を沸かす程度に最適です。
ステンレスの持ち手は取り外し可能になっているため、コンパクトに収納でき車の車載スペースも幅を取らせません。
2019年秋以降に販売された商品は焚き火OKのものもあります。
・4人家族の飲み物を用意するのにピッタリサイズ
・4人程度のファミリーキャンプで使用したい人にオススメ!
容量:0.6L
重さ:150g
素材:アルミ
②コールマン(Coleman)パッカアウェイケトル0.6L
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ティーブレイクを気軽に楽しめるアルミ製コンパクトケトルです。
先ほどの商品と容量は同じですが、滑りにくいシリコンハンドルがついており、最後まで傾けても蓋が取れない設計になっています。
メッシュポーチが付属されているので、収納もコンパクト且つ楽ですよ。
・メッシュポーチ付きで収納楽々、車載時幅も取らない
・蓋が取れないためこぼれたお湯で火傷しにくい、小さい子供がいるファミキャンにオススメ!
容量:0.6L
重さ:150g
素材:アルミニウム、ステンレス、シリコン
③ロゴス(LOGOS)ザ・ケトル0.75L
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素材はアルミ製ですが、傷つきにくく耐久性の高いハードアルマイト加工というメッキ処理がされています。
見た目は鋳鉄のような風合いを醸し出すデザインで、同じやかん型ケトルの中でもおしゃれ。
また、家族4人分の飲み物を入れるのにぴったりな容量で、携帯しやすいフラット型やかんで車載スペースも幅を取りません。
・フラット型のためコンパクトに収納でき、4人家族なら容量も十分
・アルミ素材の中でも耐久性を重視し、かつ収納スペースを取りたくない方にオススメ!
容量:0.75L
重さ:150g
素材:アルミ(表面加工ハードアルマイト)
④プリムス(PRIMUS)ライテック・ケトル0.9L
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こちらも表面に耐久性の高いハードアノダイズド加工がされたアルミ製のケトルです。
実容量は約0.8Lですが、それでも4人家族のティーブレイクにはぴったりなサイズです。
直径が15.5cmと底面積が広いため、熱伝導率がよくお湯がすぐ沸きます。
また底が広い分、収納時の高さが低くなるため、コンパクトに収納することができますよ。
・平べったいので収納もコンパクト、ハードアノダイズド加工で耐久性もバッチリ
・耐久性重視で、かつ人数分のお湯を早く沸かしたい方にオススメ!
容量:0.9L
重さ:166g
素材:アルミ
スタンダードなやかん型ケトルのサイズ比較
先ほど紹介した商品を比較しやすいよう表にしてみました。ぜひ参考にしてみてください。
トランギア | コールマン | ロゴス | プリムス | |
サイズ(cm) (縦・横・高さ) | 13.5×13.5×7.5 | 15×13×8 | 15×15×6.2 | 15.5×15.5×8.1 |
容量(L) | 0.6 | 0.6 | 0.75 | 0.9 |
重さ(g) | 150 | 150 | 150 | 166 |
人と被らないちょっと変わり種やかん型ケトル
次はちょっと風変わりなやかん型ケトルを紹介します。
他の人と被らないデザイン性は眼を見張るものがありますよ。
杉山金属 キューブケトル 薄型1.1L
丈夫でサビにくいステンレス製でできた四角いやかんです。
持ち手が2つありセパレートできるため、上がフラットになりかなりコンパクトに収納できます。
茶こしがついているので、紅茶なども茶葉のまま使用することができます。
ティーブレイクをもっと華やかに演出してくれますよ。
・1L以上の容量なのに持ち手を倒すとコンパクトに収納できる
・容量が0.6Lでは物足りない、でもコンパクト収納を希望している方にオススメ!
容量:1.1L(満量時1.6L)
重さ:750g
素材:ステンレス(取っ手は耐熱樹脂)
イーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル 0.7L
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極寒の地ノルウェーのブランド、イーグルプロダクツの銅とステンレスでできたコロンとしたおしゃれなフォルムのケトルです。
さすが寒冷地発祥の商品、底部の銅メッキにより、アルミやステンレスに比べ圧倒的な熱伝導率を誇ります。
それによりスピーディな湯沸かしが可能です。
容量も0.7Lと4人家族にはピッタリなサイズ感で、温かい飲み物を飲みたい時にすぐ用意できるという夢が叶いますよ。
・見た目がやかんというより鍋の様にコロンとしているデザイン
・見た目にこだわりがあり、かつ人数分のお湯を少しでも早く沸かしたいという方にオススメ!
容量:0.7L
重さ:236g
素材:底部:銅メッキ、ステンレス
とにかくかさばらないコンパクトさNo1のケトル
車載スペースや手軽さを考えると、やっぱりコンパクトさは大事。
次はとにかく収納に拘った商品の紹介です。
ロゴス(LOGOS)たためるケトル
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たたむと厚さ約5.8cmになるコンパクトケトル。
収納や持ち運びに便利なシリコン製でできており、シリコンは熱に強いため直火での使用も可能です。
とにかくコンパクトに畳めて、それでいて約1Lの大容量。
車載スペースも気にせず、手軽にティーブレイクが楽しめますよ。
・シリコン製で直火での使用も可能、手入れも簡単
・収納命、車載スペースを少しでも小さくしたい方にオススメ!
容量:1.1L
重さ:400g
素材:シリコン、ステンレス、ナイロン
料理も出来て一石二鳥で荷物が減らせるケトル
お湯を沸かすためだけにケトル自体を持っていくのすら悩んでいる。
そんな方必見の商品ですよ。
キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG)ケトルクッカー 0.9L
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1台で2役をこなす、鍋とケトル両方の用途で使える商品です。
取っ手の向きを変えるだけで、片手鍋かケトルに変身。
収納も鍋の大きさ分で収まります。
お湯を沸かすだけのためにケトルを持って行きたくない、荷物が増えるのは嫌だ、という方にはピッタリ。
0.9Lと使いやすいサイズ感で、4人家族の飲み物も十分まかなえます。
・容量も0.9Lあるため鍋としての利用価値も高い
・そもそも荷物を増やしたくない、けどケトルとしての役割は欲しいという方にオススメ!
容量:0.9L
重さ:270g
素材:ステンレス
やかんタイプのケトルの特徴
キャンプ用ケトルは大きく分けて3タイプに分かれています。
コンパクトさを取るならやかんタイプがオススメとされていますが、まずは他のタイプとの違いをお話ししますね。
ケトルはやかん、縦長、寸胴の3タイプ
3タイプのキャンプ用ケトルについて、それぞれの特徴を説明していきますね。
やかんタイプのケトルの特徴
最もオーソドックスなタイプのケトルです。
他のタイプに比べコンパクトに収納できるのが一番の利点で、容量によって少人数〜人数の多いファミキャンにまで対応できます。
縦長タイプのケトルの特徴
容量が大きいため、グループキャンプなどの大人数のキャンプ向け。
取っ手が側面についているので、中身が重くてもお湯が注ぎやすい作りになっています。
寸胴タイプのケトルの特徴
クッカーに注ぎ口と蓋がついているのがこの寸胴タイプ。
ケトルとしてだけでなく料理への汎用性も高く、食材を茹でたりする小鍋として利用する方もいます。
やかんタイプのケトルは基本的にはバーナーで使用
やかんタイプのケトルはアルミ製が多いため、バーナーでの使用が推奨されているものがほとんどです。
手軽にお湯を早く沸かしたい、そんな望みを叶えてくれますよ。
ただ、物によっては焚き火OKの商品もあるので、ぜひ一度確認してみてくださいね。
3タイプのケトルの大きさ比較
あくまで目安ですが、キャンパーがよく利用しているケトルの大きさ比較表です。
やかんタイプ | 縦長タイプ | 寸胴タイプ | |
サイズ(cm) | 底直径13〜16前後×高さ5〜8前後 | 底直径11〜23前後×高さ19〜25前後 | 底直径12〜15×高さ6〜12前後 |
容量(L) | 0.6〜1L前後 | 1〜4L前後 | 0.7〜2L前後 |
表を見ると、全体的な大きさとしてはやはりやかんタイプのケトルが一番コンパクトです。
他のタイプに比べ高さが低いので、収納時も幅を取らないように作られています。
ファミキャンでやかんタイプのケトルが重宝される理由
容量だけ見るとやかんタイプは少なめです。
でも、思っている以上にやかんタイプのケトルは使い勝手がいいんです!
やかんタイプは0.6L〜1Lぐらいの容量
やかんタイプはそのほとんどが0.6〜1L程度の容量になります。
マグカップ1杯が約200mlだとして、一回で4〜5杯は作れる計算になります。
また、カップラーメン1つ作るのに必要なお湯も約300mlなので、一度に3つも作ることができるため、1Lあればファミキャンで十分に活躍しますよ。
やかんタイプはアルミ製で早くお湯が沸く
やかんタイプの素材にはアルミが多用されています。
熱伝導がいいため、他のタイプのケトルに比べて早くお湯を沸かすことができるのです。
コンパクトなやかんタイプのケトルの選び方
キッチン用品が一つ増えると、その分収納も気にしますよね。
次はコンパクトなやかんタイプの選び方についてお伝えします。
大きさと持ち手をチェック
やかんタイプは他のケトルに比べると比較的コンパクトなものが多いです。
持ち手もやかんに沿って畳めるので、収納時に持ち手が邪魔になることもありません。
焚き火で使う?バーナーで使う?素材をチェック
やかんタイプはバーナーで使用することを前提に作られているものが多く、そのためアルミ製が多くなっています。
しかし最近では、アルミ製でも焚き火で使用できるケトルもたくさん出てきました。
キャンプでの火沸かし方法を事前にチェックしておくと良いですよ。
やっぱり見た目は大事
コンパクトで軽量、しかもお湯もすぐに沸くやかんタイプケトルですが、どうせ買うなら見た目にも拘りたいですよね。
次の項目でスタンダードなやかん型ケトルの紹介があるので、ぜひ参考にしてみてください。
コンパクトなケトルでも家族分の容量は十分に賄える
コンパクトなケトルでも家族全員分を賄えるケトルは意外とたくさんありますよ。
車載スペースをとらないものが多く、手軽にお湯が沸かせる商品がたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。