キャンプでの環境に優しい油の処理方法。廃油を使って家族で楽しめる方法も紹介

由佳さん
この記事では以下の事を紹介しています。
・環境に優しいキャンプでの正しい油の処理方法
・絶対NGな危険な油の処理方法
huckさん

ワインが好きなのでワインに合うアヒージョなどを作りたくなるんだけど、その場合、油の処理方法でこまるのよね。
子供がキャンプ場でも食べるようにと唐揚げやポテトをやりたいけど、揚げ物すると油の量も多くなって、ますます処理方法に悩むのよね。

由佳さん

今回は油の処理方法を何点か紹介したいと思います。
更にファミリーキャンパーにはオススメの使った油で子供と一緒に楽しめる方法も紹介します!

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キャンプで余った油の正しいエコな4つの処理方法

キャンプで油を使った場合どのような処理方法があるのか紹介していきます。

①凝固剤で固めて捨てる

残った油に凝固剤を入れ固まらせて燃えるごみとして捨てる方法です。

ゴミを回収してくれるキャンプ場にいったら持ち帰る必要もなくキャンプ場で捨てることができ荷物も少なくなりますね。

凝固剤は100円ショップでも売っているので簡単に手に入ります。

・凝固剤で固めたらゴミとして捨てることができる
・凝固剤は100円ショップでも購入できる

 

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②少量なら新聞紙に吸わせる

使った油も少量ならば新聞紙に吸わせてもいいと思います。

アヒージョなどの場合パンに油をつけて食べますよね?

そうすることで油の量も少なくなるので新聞紙を吸わせた処理方法でも十分ではないかなと思います。

ただ、油の量が多い場合は新聞紙の無駄遣いになるので止めておきましょう。

 

油を吸った新聞紙を着火剤に

油を吸った新聞紙は火が付きやすく着火剤として活用できます。

食事のあと家族で火を囲みながら団らんするとなった場合、油を吸った新聞紙があれば火おこしも早くできます。

子供の「まだ?」という声も聞こえなくなり、一石二鳥ですよね!

・アヒージョのような油が少量ならば新聞紙に吸わせる
・油を吸った新聞紙を着火剤として活用

 

③ペットボトルに入れて持って帰る

油の量が多い場合ボトルや油入れのポットなどの入れ物にいれるのもいいですが、わざわざ物を増やして持っていくのは面倒です。

そこでペットボトルに油をいれるのはどうでしょう?

ペットボトルって便利なのですよね。

行きはペットボトルを家で凍らせておいて保冷剤代わりに、飲み終えたらそれに使い終わった油をいれて油ポット代わりに。

ペットボトルは様々な場面で使えます!

なので我が家ではペットボトルはキャンプ場に行くときの必需品になっています。

飲み終えたペットボトルに油を入れて持って帰り、家で再び使うのもいいですね。

ただ、ペットボトルに入れる時は油を冷ましてから入れるようにしましょう。

・わざわざボトルやポットを持ってこなくてもペットボトルに油を入れる
・耐熱性ではないので冷ましてから入れる

 

④廃油キャンドルにして子供と楽しむ

使い終わった油を使って子供とキャンドルを作って楽しむのもいいですよね。

作ったキャンドルは暗くなったときに使うとライトの灯りより幻想的な雰囲気を味わえます。

こういう経験は普段できないので子供たちも喜ぶし、教育にもいいのではないでしょうか。

ではその作り方を紹介します。

 

廃油キャンドルの作り方

  1. まず油を濾します。もちろん油濾しポットを使うのも良いですが、コーヒーフィルターを使っても濾すことができます
  2. 濾した油の温度を80度以上にします。ここはポイントで温度が低すぎると固まらず失敗してしまいます。
  3. 油に凝固剤をいれてかき混ぜます。そして瓶に流し込みます。
  4. 3分から5分ほど放置します。ここで揚げ油の匂いが気になる人や虫よけに使いたいという人はアロマオイルを入れて下さい。ここでの注意点は温度が60度ぐらいになったときにアロマオイルを入れることです。温度が高いとアロマオイルの香りが飛んでしまうので気を付けましょう。
  5. 固まり始める前にキャンドルの芯を入れます。そして30分から1時間ほど置いて完成です。

作ったキャンドルで夜を灯りを照らして子供たちと過ごす時間って素敵ですよね。

子供にとっても自分で作った物をキャンプ場で使えるのは嬉しいことだと思います。

子供との楽しい時間はもちろん、子供に油を捨てずにリサイクルすることの大切さを教えることができるので、ファミリーキャンパーにはキャンドル作りはオススメします。

・キャンドル作りは油をもう1度温めなおさなければ固まらない
・子供と楽しめるキャンドル作りはリサイクルの大切さも学べる

 

キャンプ場で絶対NGな油の処理方法

キャンプ場でやってはいけない油の処理方法について紹介します。

使った油をそのまま捨てる

家であってもキャンプ場でも油を直接捨ててはいけません。

油は冷たい水と混ざって排水管に油が固まったります。

また使用した油が排水管から川や海な流れていくこともあります。

自然を愛するキャンパーが自然に優しくないことをするなんて有り得ませんよね。

なので絶対に油を直接捨ててはいけません。

・油と水が混ざると排水管が詰まる
・川や海に油が流れていく場合もある

 

油を固めた凝固剤を焚火にいれる

新聞紙と同様に捨てるのがもったいないので着火剤として活用したいと思う人もいるとは思いますが、廃油で固めた凝固剤を焚火に入れると大量のススが出ます。

それでは周りのキャンパーは迷惑ですよね。

またこの凝固剤を入れれば火が付くというわけでもなく、やはり小枝や紙は必要になります。

・大量のススがでる
・凝固剤だけでは火がつかない

 

そもそも油の量を減らすという手も

少ない油で済ませると手間もかかりませんし、油を捨てるために入れる入れ物やキャンドルの準備などの荷物を少なくすることができますよね。

揚げ物、アヒージョを少量の油で作る方法を紹介します。

少量の油でもできる揚げ物のやり方

保温性の高く、コンパクトサイズで深さのある調理器具を使えば少量の油でも揚げ物をすることができます。

オススメはスキレットやダッチオーブンです。

探してみると少量の油で揚げ物ができるクッカーもありました。

こちらには油を入れる量も印が付いていて分かりやすいので揚げ物をする機会が多いキャンパーにはおすすめです。


・コンパクトで深さのある調理器具を使う
・目盛りが付いているクッカーなら、油の量の調節が簡単

 

少量の油でもできるアヒージョのやり方

先程記述したようにアヒージョの場合パンにつけて食べることで油を減らすことが出来ます。

でもカロリーがちょっと・・・と気になりますよね。

アヒージョの油を少量にするには水分が多い野菜を上手く利用しましょう。

きのこやブロッコリーの野菜のだしを使い、更に蓋をして煮込むことで水分が出るので少量の油でも美味しく食べれます。

・水分の多い野菜をつかう
・蓋をして煮込む

 

油の処理をエコに、スマートにするなら、油の持ち運びもスマートにしたいものです。

油がこぼれないしっかりとした作りでありながら、スマートな油容器が気になる方は以下の記事も見てみてください。

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キャンプ料理で子供は揚げ物が大好き!油の処理までちゃんとやろう

今回はキャンプ場での油処理について紹介しました。

油処理の仕方が分からなくて中々手が出せなかった人もいるのではないでしょうか?

でも実は簡単で凝固剤や新聞紙を使えば簡単に処理ができるのです。

家で気になる油跳ねも外では気にせずできます。

また熱いまますぐに食べれるという利点もあります。

そのことから考えると揚げ物料理は実はキャンプに向いてるメニューなのではないでしょうか。

何より子供は喜びますよね。

唐揚げ、天ぷら、フライドポテトなどは子供が好きな定番料理です。

子供が美味しく食べてくれると大人だって嬉しく、キャンプに来て良かったと思います。

今回紹介したキャンプ場での油処理方法を使ってキャンプ場での楽しいひとときを過ごせることを願っています。

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