じゃれるの語源、由来は、オシャレと同じで「戯れ」を動詞にしたもの

「じゃれる」の語源、由来は、ふざけるや垢ぬけているという意味で使われていた「戯れ(され)」という、平安時代に使われていた言葉を動詞化したものだと言われています。

それでは、「じゃれる」がどのように生まれてきたか、そして、じゃれる以外にも「戯れ(され)」という言葉から生まれた「オシャレ」、「こじゃれた」がどのように生まれてきたかを紹介します。

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「じゃれる」の語源、由来は「戯れ(され)」

「じゃれる」は、平安時代に使われていた「戯れ(され)」に「る」をつけて動詞化した言葉です。

「戯れ(され)」は、次第に「じゃれ」や「ざれ」とも読まれるようになり、趣のあることや気の利くことを指していました。

そのため「戯れ」が動詞化して作られた「戯れる(じゃれる)」は、機転が利くという意味で使われていたようです。

そもそも機転とは、臨機応変な気遣いのこと

機転とは、その場の状況をよく見極めて対応する気遣いのことを指します。

場の雰囲気を察知して、機敏に心を働かせる能力とも捉えることができますね。

「機転が利く」や「機転を利かす」などと表して動詞として使用することが多いです。

 

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「じゃれる」と「たわむれる」、違いは甘えているかどうか

「じゃれる」と「たわむれる」は、動作をしている対象が甘えているかどうかで使い分けることができます。

「じゃれる」は子供が親の足にまとわりついて遊んでいる様子や子犬が飼い主に甘えている様子を表現することができます。

一方で「たわむれる」は、子供たちがふざけて遊んでいる様子や、恋人同士でいちゃいちゃしている様子を表せます。

「じゃれる」も「たわむれる」も、どちらも遊ぶという意味で使いますが、動作の対象が甘えていれば「じゃれる」、甘えていなければ「たわむれる」が使われます。

 

オシャレもルーツは、「じゃれる」と同じ

「オシャレ」の語源も「じゃれる」と同じ、「戯る(さる)」でした。

冒頭でもお伝えしましたが、平安時代に使われていた「戯る(さる)」には、ふざける以外に垢ぬけているという意味もありました。

「戯る(さる)」が時代とともにに変化していき、「しゃれる」と「じゃれる」の二つに分かれていきました。

二分化し、「しゃれる」は垢ぬけている、「じゃれる」はふざけるというそれぞれ固有の意味を持つようになりました。

「戯る(さる)」から転じた「しゃれる」が、現在でいう「オシャレ」と同義の言葉として使われるようになったんですね。

 

「こじゃれた」の本来の意味は、くだらない

「こじゃれた」と聞くと、おしゃれで粋な感じを想像しますが、本来はくだらないという意味で使われていました。

「こじゃれた」も「戯る(さる)」が語源のため、もともとは「じゃれる」と同義のふざける、くだらないといった意味で使われていました。

しかし、時代の流れとともに言葉は意味を変えていき、「こじゃれた」は「しゃれる」と同じ意味のおしゃれな、粋なという意味として使われることが多くなりました。

実際に辞典では、「小洒落た」と「こ戯れた」の二つの単語が載っていますが、「小洒落た」はおしゃれな粋な、「こ戯れた」はふざけた、くだらないという意味です。

口語で「こじゃれた」を使うと、おしゃれなという意味を思い浮かべる人が多いため、「こ戯れた」の意味で使う人は今後もどんどん少なくなっていきそうですね。

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