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語源・由来

アルバムの語源は白い石板を意味するalbum(アルブム)

アルバムの語源は、古代ローマの執政官の名前や議事録を記載する白い石板が語源です。 その白い石板をさらに遡ると「石膏でできた掲示板」に由来し、そこから、現代の写真を収める冊子状のものをアルバムと呼ぶように転じていきます。 ちなみに音楽のアルバムも写真を収めている冊子のアルバムというのが関連しています。 アルバムの由来は白い石板 アルバムは、ラテン語で「白い」を意味する「alb」から派生した「albu […]

パジャマの語源はヒンドゥー語のズボンでインド生まれイギリス育ち

パジャマは日本では英語の「pajamas」が語源ですが、「pajamas」そもそもの語源はヒンディー語の「paajaamaa(パージャーマー)」が由来です。 「paajaamaa(パージャーマー)」はヒンディー語では「ゆったりとしたズボン」を意味しますが、いつしか、ズボンだけでなく、夜に寝るときに着る服を意味するようになりました。 それは当時インドを植民地としていたイギリスに関係します。 それでは […]

相棒の語源は駕籠の棒から。同じ語源でも相棒は良く、片棒は悪い意味

相棒の語源は時代劇でもお馴染みの駕籠を担ぐときに使う棒です。 駕籠の棒を2人1組で担ぐことから、相棒と呼ばれるようになりました。 それでは、いつの時代から相棒という言葉が生まれたのか、まずは時代背景から紹介します。 相棒の語源はかごの棒から 相棒の語源は、江戸時代の乗用具であった駕籠(かご)を担ぐときの棒から来ています。 駕籠に人を乗せ、二人一組で棒の端と端を担ぐことから、お互いに「相棒」と呼ぶよ […]

味噌をつけるの語源は火傷につけた味噌と器についた味噌の2つがある

味噌をつけるという言葉の味噌の語源には、傷口につける味噌と器についた味噌の2つの説があります。 どちらも失敗のシチューエーションではあるものの、語源となっているシチュエーションはまるで違います。 それぞれの語源が、なぜ「味噌をつける」という言葉になったのかを紹介します。 「味噌をつける」の語源は火傷の薬説と付着した味噌説の二つがある 火傷の特効薬から来たとされる説 昔は、火傷を負った時に患部に味噌 […]

皮肉の語源は達磨大師が弟子を評した時に使った仏教用語「皮肉骨髄」

皮肉の語源は達磨大師が使った「皮肉骨髄(ひにくこつずい)」という仏教用語が語源です。 では、達磨大師がどのような場面でどのように「皮肉骨髄」という言葉を使ったのか、そして、「皮肉骨髄」の中から「皮肉」だけが残った理由について紹介します。 「皮肉」の語源は達磨大師が弟子を評価した時の仏教用語 「皮肉骨髄」は大師が弟子を評価するときの言葉 「皮肉」の語源は、中国禅宗の達磨大師の「皮肉骨髄(ひにくこつず […]

床屋の由来は江戸時代の髪結いが移動式の床で商売をしていたから

床屋の由来は江戸時代に遡ります。 床屋さんの先祖とも言える、髪結いと呼ばれる人達は、固定的な店舗を持たず、移動式の床の上でお客さんの髪を整えていたことに由来します。 床屋の由来は江戸時代の髪結いが移動式の床で商売をしていたから 現代でいう美容師は、江戸時代髪結いと呼ばれていました。 髪結いは男性の髪を結んだり、髭を剃る役割がありました。 髪結いたちは橋の終わりの空いているスペースや武家屋敷の周辺な […]