・テントの捨て方は粗大ごみの自治体がほとんど
・テントを粗大ごみとして捨てる時の相場は300円~800円
・テントが粗大ごみなのか、燃えるゴミなのかを調べる方法
・自治体によって粗大ゴミか燃えるゴミか分かれる理由
仲のいい友達に教えてもらったけど、友達は違う県に住んでいるので私が住んでいる所ではどのように捨てるのか分からないの。
自治体によって捨て方は様々でちゃんとチェックしてから捨てないといけないと勉強になったわ。
そこで今回私が知っているテントの捨て方を紹介します。
自治体によって捨て方は違うのでしっかり確認をして捨てるようにしましょう。
テントの捨て方は粗大ごみの自治体がほとんど
テントの捨て方は粗大ごみである自治体がほとんどです。
確かにテントは大きいので粗大ごみで捨てるのが妥当だと思います。
ここでは東京都内と政令指定都市に焦点をあててテントの捨て方について紹介します。
都内では全自治体でテントは粗大ごみとして申請が必要
東京都内では全自治体でテントは粗大ごみです。
粗大ごみで捨てるとなると都内では申請が必要になります。
申請の仕方は電話かインターネットで申請します。
地方でも政令指定都市クラスだとテントは粗大ごみとして申請が必要
政令指定都市とは札幌、仙台、さいたま、千葉、横浜、川崎、相模原、新潟、静岡、浜松、名古屋、京都、大阪、堺、神戸、岡山、広島、北九州、福岡、熊本の20都市です。
それぞれ表にまとめてみました。
都市名 | ゴミの分別 |
札幌 | 粗大ごみ |
仙台 | 粗大ごみ |
さいたま | 粗大ごみ |
千葉 | 粗大ごみ |
横浜 | 粗大ごみ |
川崎 | 粗大ごみ |
相模原 | 支柱部分がたたんだ状態で 金属製で50cm未満のものは「金物類」金属製以外で50cm未満のものは「一般ごみ」 ※布部分は50cm未満にたたんで「一般ごみ」 |
新潟 | 粗大ごみ |
静岡 | 粗大ごみ |
浜松 | 60cm未満金属部分は燃えないゴミ。 60cm以上の場合は切る60cm以上は粗大ごみ |
名古屋 | 粗大ごみ |
京都 | 粗大ごみ |
大阪 | 粗大ごみ |
堺 | 粗大ごみ |
神戸 | 不明(自治体に直接お問い合わせください) |
岡山 | 粗大ごみ |
広島 | 不明(自治体に直接お問い合わせください) |
北九州 | 粗大ごみ |
福岡 | 不明(自治体に直接お問い合わせください) |
熊本 | 布の部分は「燃やすごみ」 支柱は「埋立ごみ」指定収集袋(大)に入れて口が結べない場合は「大型ごみ」 |
政令指定都市ではありませんが、相模原市や熊本市の様にテントは燃えるごみ、テント一式だと粗大ごみという自治体もあります。
テントは燃えるゴミ、ポールは燃えないゴミ、テント一式だと粗大ごみという自治体もある
政令指定都市以外でも多くの都市はテントを粗大ゴミとして捨てるのが一般的ですが、粗大ごみ以外の捨て方の自治体もあります。
例えば福島市はテントは燃えるごみ、ポールなどは燃えないごみに分けて捨てます。
同様に山口市も金具部分は燃えないごみにテント部分は50cmに切って袋に入れなければいけません。
・粗大ゴミとしてテントを捨てる場合には電話orインターネットでの申請が必要
・自治体によっては、パーツによって燃えるゴミ、燃えないゴミとして扱う自治体もあるので、よく調べる事が必要
テントを粗大ごみとして捨てる時の相場は200~1000円
規模的な相場は300円から800円です。
東京都内でも400円の区もあれば300円の区もあり統一されていません。
私が検索したところ一番安いのは札幌市でテント一式で200円でした。
また高いところもあり鳥取市では1000円です。
粗大ごみには必ず手数料がかかるので事前に調べておきましょう。
テントが粗大ごみなのか、燃えるゴミなのかを調べる方法
自治体によってテントが粗大ごみなのか燃えるごみ分かれます。
自分の住んでいる自治体がどのように捨てるのか調べる必要があります。
その調べ方について紹介します。
粗大ごみ一覧で「テント」で検索
自治体の粗大ごみ一覧で「テント」と検索しそこで該当すれば粗大ごみでテント捨てます。
ほどんどの自治体で「テント」で検索すると分かることができます。
粗大ごみ一覧で「キャンプ用品」で検索
テントで検索しても見つからない場合「キャンプ用品」と検索するのもいいと思います。
例えば東京都大田区の場合キャンプ用品の捨て方をまとめて紹介しています。
・「テント」、「キャンプ用品」が一般的な検索ワード
自治体によって粗大ゴミか燃えるゴミか分かれる理由
なぜ自治体によってテントの捨て方が違うのでしょうか。
ここではテントが自治体によって粗大ごみや燃えるゴミになる理由について紹介します。
自治体によってゴミの分別が異なる理由は自治体それぞれで実情が異なるから
環境省のサイトに、なぜ自治体によってごみの分別が異なるのかについて触れている部分がありました。
そもそもごみ処理は、国の仕事ではなく市町村の仕事なのですね。
市町村で決められた処理によって廃棄されるので市町村によって違ってくるということです。
テントが自治体によってゴミ分別が異なる理由は焼却設備の違い
自治体によってテントが粗大ごみと燃えるごみに分かれる理由ですが、自治体の焼却設備に違いがあるからです。
焼却設備が最新式の自治体だと高温処理が可能であるので燃えるごみとし扱えるごみの種類が増えます。
身近なところで言えば、プラスチックやトレイを燃えるごみでも捨てられる自治体もあればプラスチックは燃えるごみと分けて捨てなければいけない自治体もあるのです。
テントでも同じように焼却設備が最新の自治体なら燃えるごみとして扱えるのです。
焼却設備が最新化最新ではないのかの違いも人口比に関係しています。
やはり人口が多ければ多いほどごみの量も増えます。
ごみの量が多いと自然と焼却設備もしっかりしたものが必要になるのでやはり都会に焼却設備設備が最新のものが多いです。
・最新の焼却設備がある自治体ならテントを燃えるゴミとして出せるところもある。
正しいテントの捨て方を学び、テントを正しく捨てよう
テントの捨て方は自治体によって様々です。
しかしほとんどの自治体では粗大ごみで捨てる場合が多いですが中には金具などを分けて捨てる場合もあるので必ず確認してから捨てるようにしましょう。
最近では自治体のアプリなどもありごみの捨て方が簡単に調べることができるようになっています。
また「ごみさく」というような検索サイトも自治体によって導入している所もあるので便利に調べられます。
皆さんも1度自分の住んでいる自治体のごみ回収について調べてみてはどうでしょうか。