テントの結露、効率よく拭き取りたい!おすすめ方法、グッズを紹介

由佳さん
この記事では以下の事を紹介しています。
・結露を素早く拭き取るには、吸水タオル、モップや結露取りワイパーを用意する。
・結露は拭き取る事が目的ではなく、拭き取った後短時間でテントを乾かすことが目的。
・人が移動する箇所の結露は早めに拭き取り、時間が出来たらテント全体の結露をくまなくチェックし、丁寧に結露取り。
さとこさん
子供って、テントでも家の結露が付いた窓でお絵描きするよね。
結露がびっしょり付いた幕内に気付けば、触っちゃダメだよ、と伝えてもちょっと触ったり、幕内にくっついて洋服を濡らしてしまうこともあるよね。
由佳さん
ファミキャンの場合、子供が結露で遊ぶ前に早く拭き取ってしまいたい!です。
テントの結露、早く拭き取ればテントを乾燥する時間も短くなり、撤収時間の短縮にも繋がります。

 

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テントの結露の拭き取りは吸水タオルが効率的

 

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結露の拭き取りには、100均でも購入出来る吸水タオルや、洗車用の拭き取りクロスが嵩張らず、キャンプには特におすすめです。

吸水タオルは、拭き取った後タオルを絞ってまた使用しても吸水性は高いので、普通のタオルよりも効率的にテントの結露を拭き取れます。

・吸水タオルは、テント内に置いておけばまだ子供が寝ている早朝でも、テント幕内側面の結露を素早く拭くのに便利。
また時間がある時には、テント床面近くの結露を丁寧に拭き取りするのにもおすすめ。
吸水タオルは、結露を素早く拭き取りたい時でも、丁寧に時間をかけて結露取りする時でも使える。

 

結露取りワイパーもテントの結露に大活躍

 

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結露取りワイパーは、最近では100均でも購入出来るので、キャンプ用に結露取りワイパーを持参するのもアリです。

出来れば、ハンドル付近に水が溜まる仕組みの、集水タンクが付いた結露取りワイパーが室内を濡らさず、使いやすいです。

・テント室内の水滴が垂れてしまっては困るような箇所では、集水タンク付き結露取りワイパーがおすすめ。
・フライシート外側や水滴が床面に垂れても大丈夫な場所では、水滴除去が簡単に出来るスクイジーなどがおすすめ。
100均でも購入出来る、集水タンク付き結露取りワイパーがキャンプでも活躍。

 

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テントの天井の拭き取りは意外と苦労する

ファミキャンの場合、2ルームテントのような天井が高いテントを使っているキャンパーさんは多いです。

天井が高いと解放感もあり快適ですが、天井の結露取りに苦労します。

ここでは天井の拭き取り方について、紹介していきます。

 

ベストはルーフキャリアに荷物を積む時用の脚立

 

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まず考えるのは、キャンプ用のイスに登ることですが、折り畳み式のものが多く、登って作業をするには不安定なので、あまりおすすめ出来ません。

ここでルーフキャリア用に持参した脚立があれば、ぜひ活用したいところです。

ちょっと嵩張る脚立ですが、脚立があれば天井の結露取りや、高い場所のテント側面の汚れを拭いたり、意外と重宝します。

脚立に登れば、吸水タオルで素早く天井の結露を拭くことも出来ます。

高い部分の結露取り、嵩張るけど持参した脚立を有効活用すれば安全簡単に拭き取れる。

 

浴室天井用の拭き取りモップもアリ

伸び縮みするような、拭き取りモップをキャンプ用に持参するのもアリです。

出来れば吸水性の高いスポンジやモップが先端に付いているようなものが、天井の結露が吸水出来て、おすすめです。

天井の水滴が全て床面に落ちてしまい、床面がびしょびしょでは後で大変です。

高い部分の結露取り、長い持ち手の吸水モップが便利。

 

テントの結露拭き取りの3つの注意点

テントの結露を拭き取る最終目的は、撤収時にテントを完璧に乾燥させることです。

テント内の結露、効率よく拭き取って乾燥撤収を素早く行いたいです。

なんとなく乾燥出来たかなと思っても、結露がよく拭き取れず一部分が濡れていたら、カビ発生の原因になってしまいます。

ここでは、テントの結露を拭き取る時のポイントを紹介します。

 

①早めに拭き取ってテントを乾燥させる時間を確保

 

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テントの結露、拭き取るだけでなく、拭き取った後テントを乾燥させるまでが大切です。

結露を拭き取ったからOKという訳ではなく、拭き取ったから早くテントが乾燥するので、拭き取った後、日光に当てたり、風通しをよくするまでが大切な作業です。

テントの結露、素早くきれいに拭き取れれば、テント乾燥も時間がかからない。

 

②インナーテントに結露の水滴を落とさないようにする

 

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結露の拭き取り方によっては、結露で濡れていなかったものまで、濡らしてしまうことも。

2ルームテントのようなインナーテントを中に吊るす構造のテントは、インナーテントは結露が付いていないことも多くあります。

結露が付いていなく、きれいなままのテントは出来れば濡らさず撤収までしたいので、フライシートなどの結露の拭き取りは注意して行いましょう。

フライシートの結露、上手に拭き取って、きれいなインナーテントは汚さない。

 

③テント裾部分の水滴も見逃さない

 

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朝早くから結露拭きに時間を費やしても、撤収時にフライシートの裾部分や、インナーテントの床面に近い部分が濡れていることがあります。

テントの天井や側面など目につく部分はよく乾いていても、荷物で隠れていたり、フライシートの裾部分など濡れていても気付かない箇所も。

結露拭き取り後は、面倒でもテント全体をくまなくチェックする事が大事です。

この時、テント裾部分の汚れもきれいに出来れば、乾燥撤収が簡単です。

撤収時、結露拭き取りが不十分な箇所があったら、もう一度結露拭き取り→乾燥をやり直し。
そうならないために、乾燥する前に結露取りOKかテント全体をチェック。

 

結露そのものを防ぐ4つの方法

結露を防ぐポイントは、「換気」、「除湿」、「温まった空気の循環」です。

ここでは、キャンプで結露を防ぐ、具体的な方法を紹介していきます。

 

①ベンチレーションを開けて換気

ほとんどのテントに付いているベンチレーションですが、開けておくことで「換気」が出来ます。

冬キャンで気温が低い時期以外、就寝時にもベンチレーションを開けておけば、虫の侵入も気にせず換気が出来、結露の軽減にも繋がります。

結露を防ぐポイント1は、ベンチレーションを開けて換気

 

②インナーテントとフライシートの間に隙間を作る

テント幕内の結露は、外気と内気の温度差で生じるので、シート間に隙間を多く作る事で温度差が小さくなります。

インナーテントとフライシートからなるダブルウォール構造のテントでは、隙間は自然に作られます。

設営の仕方で隙間を多めに取れば、簡単に結露対策にもなります。

結露を防ぐポイント2は、シンナーテントとフライシートの隙間で、テントの外気と内気の温度差を少なくさせる。

 

③オガワ張りのようにテントの上にタープを張る

テントとタープの間に隙間を作るという意味では、上記のダブルウォール構造のテントの結露を軽減する仕組みと同じ原理です。

「オガワ張り」と呼ばれる人気のテントの張り方がありますが、この張り方と同じようにテントの上にタープを張ることで、テント内部の結露はより軽減出来ます。

結露を防ぐポイント3は、テントの上にタープを張る設営方法で、結露を軽減する。

 

④サーキュレーターでテントの中の空気を循環

「温まった空気の循環」が結露を防ぐのに有効ですが、サーキュレーターの使用がおすすめです。

サーキュレーターは扇風機と違い、直線的に風を遠くまで届けてくれるので、テント内の空気を効率よく循環させてくれます。

結露を防ぐポイント4は、サーキュレーターの直線的な空気の循環で、テント内の温まった空気を拡散させる。

サーキュレーターを使ったテントの結露防止については、以下の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はそちらもご覧ください。

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テントの結露拭き取り用に、キャンプに行く前に結露取りグッズを揃えたい。

キャンプに行く前は、キャンプギア、子供の身の回りグッズなど準備するものが沢山あり、掃除グッズまで考える余裕がありません。

でも、キャンプに行くと掃除グッズは意外と代用出来る物がないため、なんでもタオルで拭くだけになってしまいがちです。

そうならないために、キャンプの掃除用具の中に吸水タオルを用意しておくだけでも、掃除する時に便利で、また結露の拭き取りに大活躍します。

  • 結露拭き取り用に、吸水タオルだけでも100均で購入するのがおすすめ。
  • 結露は拭き取って安心ではなく、テントを乾燥させる準備が整ったと考えるのがよい。
  • ちょっと早めに起きたら、テント幕内の結露を吸水タオルで拭き取り、朝食後、テント乾燥前にテント全体の結露取りを行えば、短時間で乾燥撤収が可能。
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