Yシャツを毎日洗うのは面倒臭いと感じますか?特に、洗濯物が少ない夫婦世帯であったり、特に一人暮らしともなれば、なかなか毎日洗濯するというのも面倒くさく思ってしまう気持ちも分かります。
また、Yシャツをクリーニングに出すとなると、1週間分まとめてクリーニングで洗うことになります。
しかし、1日中、Yシャツを着ていたら、思った以上に汚れが付くものです。それを放ったらかしにしていて、良いことはありません
Yシャツを毎日洗わないと、あなたのお気に入りのYシャツは、襟や脇、袖があっという間に黄ばみ、そしてその黄ばみはクリーニングでも取れないような黒ずみになってしまい着られなくなってしまいます。
Yシャツは清潔感が重要です。1回着用したら必ず洗濯をしましょう。
毎日洗濯すれば、ワイシャツの黄ばみや黒ずみもつきにくくなります。そして1度着たYシャツを何日も放置するのはは絶対にやめましょう。
・Yシャツを洗う頻度は毎日が基本。
・Yシャツに着いた黄ばみはクリーニングでも落ちなくなる。
・Yシャツの黄ばみ、黒ずみ落としには水温が肝。
・そもそもYシャツは下着。だから毎日洗うべき。
Yシャツを毎日洗濯した方が良い理由
Yシャツの黄ばみや黒ずみは日々の積み重ね
シミなどがあれば別ですが、見た目的にそんな目立つ汚れがなかったりするのであれば、数日放置しておいてもいいんじゃない?と思ってしまいますよね?
でもYシャツを何回か着てくると、段々と黄ばみや黒ずみが付いてきます。
黄ばみや黒ずみは、その日よく汗をかいたからついているわけではありません。実は黄ばみや黒ずみは日々の積み重ねで付いているのです。
そして一度Yシャツに染み付いてしまった黄ばみ、黒ずみというのは、空気に触れること(酸化する)でドンドン染み込んでいってしまいます。
そのため、Yシャツに黄ばみや黒ずみが染み込んでしまう前に、洗濯をすることで、Yシャツへの染み込みを防ごうというわけです。
クリーニングでも黄ばみが取れるわけではない
詳しくは後述しますが、黄ばみを落とすにはぬるま湯レベルの水温が必要です。
クリーニングで全ての洗濯物に対して、ぬるま湯を使っているわけではありません。
クリーニング屋さんが使っている洗剤というのは我々が普段家で使っている洗剤よりも高い洗浄力はあります。ですが先ほども触れましたが、黄ばみには水温が肝です。
その証拠に、襟や脇の黄ばみ落としは別料金のメニューがありませんか?
黄ばみ(皮脂汚れ)落としのポイントは水温
黄ばみの原因はご存知の方も多いでしょうが、皮脂汚れです。
そしてこの皮脂汚れというのは、普通に洗濯機で洗っただけではなかなか取れず徐々に蓄積されていきます。
皮脂汚れというのは、読んで字のごとく脂の汚れです。脂は水とは混ざらないですよね?
そして普通の洗濯機の水温は大体10℃前後ですが、この10℃前後の水温ではYシャツに染み込んだ皮脂汚れというのは、なかなかYシャツから離れません。
ところで、界面活性剤というのは聞いたことがあるでしょうか?
界面活性剤には、脂を浮かせて取り除くという効果があります。
よく市販されている液状の洗濯洗剤のCMなどで皮脂汚れを落とすことを謳い文句にしているケースが多いのですが、液状の洗濯洗剤にはこの界面活性剤というものが比較的多く含まれています。
この界面活性剤に、Yシャツについてしまった水には溶けない脂を包み込んで服から落とす効果があります。
液体洗剤には界面活性剤が多く含まれています
粉末洗剤にも界面活性剤は入っています。
でも実際には洗濯しても皮脂汚れ(黄ばみ)が残ることがあります。
洗濯洗剤というのは100%界面活性剤で出来ているわけではありません。泥汚れにも対応するために、アルカリ剤も入っていますし、漂白剤も入っています。それらが混ざることで、皮脂汚れへの対応力は落ちてしまいます。
確かに付いたばかりの皮脂汚れであれば、ある程度は市販の液体洗剤でも落とすことは出来ますが、やはり市販の洗濯洗剤は脂汚れに対してパワーダウンしていますし、加えて脂と混ざらない10℃前後の水と一緒では限界があるといったところです。
そこで脂を浮かせるために、必要なのがお湯です。40℃〜50℃のお湯であれば脂と混ざることが出来ます。ただ、洗濯の度に毎回お湯を沸かしてでは大変です。
毎日の洗濯にはお風呂の残り湯を使うというのが良いでしょう。
お風呂の残り湯は経済的だけでなく、洗浄面でも意味がある
冬なら毎日洗濯しなくてOKと思うのはヤバイ
皮脂汚れが付いてしまう最大の原因は汗です。
冬は汗をかかないから皮脂汚れがつかないイメージがありますが、むしろ冬の汗の方が黄ばみとして残りやすいです。
皮脂汚れは汗の量に単純に比例するわけではありません。量ではなく濃度です。
単純な話として、夏のほうがよく汗をかく、つまり体内の新陳代謝が活性化されている状態ですから、夏の汗は冬の汗に比べてサラサラ、濃度が薄い汗です。一方、冬は、あまり汗をかいていないので、ドロドロで汗の濃度が濃いです。
汗というのはエクリン腺、アポクリン腺と呼ばれる2つの種類の汗腺から分泌されます。
それぞれについてカンタンに説明すると、エクリン腺というのは体中にあり、エクリン腺から出る汗というのは、殆どが水分です。
一方でアポクリン腺というのはほぼ脇に集中しており、アポクリン腺から出る汗というのはタンパク質・脂質・アンモニアなどが含まれています。よく言う汗臭いというのはアポクリン腺から出る汗のことであり、黄ばみの原因となります。
脇にアポクリン腺が集中していることから、脇の黄ばみというのは、アポクリン腺から出る汗が原因です。
一方で、襟の黄ばみは、首周りのエクリン腺から出る汗が原因で、こちらもエクリン腺から出る汗も濃度が濃ければアポクリン腺から出る汗と同様に濃度が濃くなります。
アポクリン腺、エクリン腺の共に冬の方がより濃度の高い汗が出ていますので、冬のほうが黄ばみになりやすいということです。
冬でも黒ずんでしまったYシャツ。こうなる前に普段からよく洗いましょう。
週末クリーニングの場合は、部分洗いで乗り切る
毎日Yシャツを洗濯した方がいいのはわかったけど、アイロンがけもメンドクサイし、毎日毎日洗えないよ。かと言って毎日クリーニング屋に行く時間もないよ。
という方、いますよね。
じゃあ、月曜日に着たYシャツを土曜日まで放っておいていいかと言えばそんなことは無いはずです。
皮脂汚れというのは、大体4日も経てば、染み付いてきてしまいます。
ですので、襟や脇だけでも部分的に洗うことをオススメします。
普通の洗濯用洗剤でもいいですし、皮脂汚れに強い食器用洗剤で軽くもみ洗いして干しておくだけでいいです。
それだけでも全然違いますよ。
週末クリーニング派に最もオススメなのは宅配クリーニング
クリーニング派だけど、襟や脇だけでも部分洗いするのもメンドクサイ。夜遅く帰ってきて、疲れている中で、部分洗いすらムリだというあなた、たしかにその気持ちも分かります。
いくら、清潔な真っ白なYシャツを着こなしたいと思っていても、それを維持し続けるのって結構大変ですからね。
宅配クリーニングは、クリーニング屋にわざわざ行かなくても良いというメリットが目立ちがちなのですが、実は皮脂汚れをキレイに取ってくれるシミ抜きを無料でしてくれるというメリットがあります。更に、よく取れてないよと思ったら再仕上げを無料でしてもらうことも出来ます。
皮脂汚れを無料でキレイに取ってくれますから、基本的には週に1度出せば良いです。
しかしながら皮脂汚れが蓄積されるのはイヤだ、でも宅配業者が取りに来る時間に家にいないといけないのもイヤだという方もいるでしょう。
そんな方はコンビニへ出すとよいです。宅配クリーニングはコンビニからも出すことが可能ですから。
クリーニング屋に行く時間はなかなか作れなくともコンビニへ行く時間ぐらいは作れるでしょう。ジュースやコーヒーを買いに行くついでにクリーニングに出してみたらいかがでしょうか。
ちなみに先ほど紹介した宅配クリーニングのリネットさんは、少量の場合送料がかかってしまいます。こまめにコンビニへYシャツを出すとなると送料がかかりますが、有料会員になれば送料無料になります。
有料会員になるのなら、結局高くなるんじゃない?と思うかもしれませんが、もし一ヶ月にYシャツを15枚出すとした場合、店舗クリーニングと値段は殆ど変わりません。
- 店舗・・・1枚200円×15=3000円
- リネット・・・1枚195円×15−400円(年間ケアパス)=2525円。これに消費税と会員費(300円)を足して3027円
その差、たった27円です。(※2019年5月時点)
もし襟や脇の部分洗いをしなかったら、店舗のクリーニング店でシミ抜きを別料金でしなくてはいけません。また店舗のクリーニング店の利用する場合、月曜日や火曜日は部分洗いをする手間もかかります。
たった27円の差であれば、ラクで、キレイに仕上がる宅配クリーニングを使ってみたらいかがでしょうか。今なら初回限定全品30%OFF&送料無料で試せますよ。
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そもそもYシャツは下着
Yシャツの下に、下着を着る習慣があることが大きな影響だと思いますが、そもそもYシャツは下着です。
パンツや靴下を毎日洗わないという人はいないでしょう。
それなら、同じ下着であるYシャツも毎日洗ったほうが良いと思いませんか?