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語源・由来

こじつけの由来・語源は「故事つける」。由来が意外にもこじつけな言葉も紹介

こじつけの由来・語源は、古代中国の出来事の「故事」を動詞形にした「故事つける」がもう一回名詞になったものです。 では、いつごろから、「故事つける」から「こじつけ」になったかを紹介します。 こじつけの由来・語源は「故事つける」 こじつけの由来・語源は、古代中国の出来事の「故事」です。 「故事」という言葉を「故事つける」と動詞形にしたものが、再度名詞になったものが「こじつけ」です。 「故事」がこじつけ […]

モテるの語源はそのまんま持てる。使われ始めは遊郭での人気者から。

モテるの語源は「持つことができる」 「モテる」の語源は「持つ」の可能動詞である「持てる」です。 持つの可能動詞である「持てる」が「人気がある」の意味で最初に使われたのは、江戸時代の遊郭だとされています。 遊女に気に入られる客のことを「もてる」と言い、現代と同じ様に異性から人気があると同じ意味になりました。 「もてる」は「ありんす」「主さん」などと同じく、廓詞(くるわことば)だったのです。 「モテる […]

年の瀬の語源・由来は江戸時代の売掛金の取立てで慌ただしい商人の様子

年の瀬の語源・由来は、江戸時代の一般的な商習慣である掛売りと関係します。 では、その掛売りの商習慣と年末を表す年の瀬の関係性について、紹介します。 年の瀬の語源・由来は借金の取立ての慌ただしい様子 年の瀬の由来は、売掛金の回収で慌ただしくしていた江戸時代の年末の様子から来ています。 年の瀬の「瀬」とは、流れが速くて渡ることが難しい「川の瀬」を意味しています。 一年のうちで一番慌ただしくて時間の流れ […]

おとりの由来は鳥の捕獲に使われる招き鳥。アユの友釣りと原理は同じ

おとりの由来は鳥を捕まえる時に使う「招き鳥(おきとり)」が変化したものだと言われています。 「招き鳥(おきとり)」は、鳥の習性を逆手に取った上手い捕獲方法で、こういった動物の習性を上手く使った捕獲方法は鳥以外にもいっぱいあります。 おとりの由来は鳥を捕まえる時に使われていた招き鳥(おきとり) おとりは、招き鳥(おきとり)が音変化したものが由来だといわれています。 招き鳥とは、鳥や獣の捕獲方法のこと […]

ごまをするの語源はあちこちにつく胡麻と商人の手もみの2つ説がある

ごまをするの語源には2つの説があります。 ゴマをするとゴマがあちこちにくっつく様子 商人の手もみジェスチャー それぞれの説について紹介します。 「ごまをする」の語源は2つの説がある ①あちこちにくっつく胡麻の様子 「ごまをする」は、胡麻すりをする時に胡麻があちこちにくっつく様子から、江戸時代の末期に生まれた言葉だとされています。 胡麻すりをすると、胡麻の粒が飛び散ってすり鉢や手、机などにべっとりと […]

いびつの語源はおひつ(飯櫃)の形が由来/類語も解説

いびつの語源は、おひつです。 おひつは昔は「飯櫃(いいびつ)」と呼ばれていました。 飯櫃(いいびつ)が、いびつになったのは江戸時代に遡ります。 いびつの語源は、おひつの昔の言い方からきている 江戸時代、お釜から炊き上がったご飯を、「飯櫃(いいびつ)」と呼ばれる今で言うおひつに、入れ替えていました。 そして、当時のおひつ(飯櫃)の形状が楕円形であることから、飯櫃はいつしか、楕円形のことを指すようにな […]