「鬼は~外、福は~内!」という掛け声もおなじみの節分は、小さい子供にとっては数ある年中行事の中でも印象深い行事です。
保育園でも節分行事と言えば、鬼が登場したり小さな子どもにとっては大人が想像する以上に迫力があります。
子供にも節分の由来が少しでも分かるように説明してあげて、給食やおやつで、喜ぶ節分献立を食べさせてあげましょう。
保育園の子供が喜ぶ節分献立
保育園の子供たちみんなで元気に節分行事を体験した後、食事でもさらにその雰囲気を感じさせてあげたいものです。
節分の献立を保育園の子供向けに作る時に気をつけたいこと
保育園に通う子供の家庭は、お母さんも忙しい人が多いのです。
コンビニや既製のお弁当にはなかなか入っていないような、献立を作ってあげましょう。
年齢に合わせて材料の大きさや種類を考慮して、子供が手作りしたり、お手伝いさせたりすればとても喜びます。
みんなで作ろう鬼おにぎり
材料 (1人分)
・ご飯・・・・・・・子供が一食で食べきれる量のご飯
・ほうれん草・・・・1株
・桜でんぶ・・・・・適宜
・カレーパウダー・・適宜
・刻み海苔・・・・・適宜
・干しぶどう・・・・適宜
・とんがりコーン・・適宜
[surfing_su_box_ex title=”作り方 ” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]1)ほうれん草は軟らかく茹でてみじん切りにします。
2)ご飯には隠し味程度に塩味(分量外)をつけます。
3)ほうれん草のみじん切りを混ぜたご飯、桜でんぶを混ぜたご飯、カレー粉を混ぜたご飯の3種類を作ります。
4)鬼の顔に見立てたおにぎりを作ります。
5)おにぎりに髪の毛を刻み海苔、目や口を干し葡萄、角をとんがりコーンで作ります。[/surfing_su_box_ex]
※できる年齢の子供であればおにぎり、飾り付けを手作りさせてあげます。青鬼、赤鬼、黄鬼ができます。
柊入りのけんちん汁
材料(4人分)
・木綿豆腐・・・・1/3丁
・大根・・・・・・30g
・人参・・・・・・30g
・ごぼう・・・・・20g
・水・・・・・・・400cc
・煮干しダシ粉末・小匙1
・醤油・・・・・・小匙2
・小松菜・・・・・2株
・胡麻油・・・・・小匙1
[surfing_su_box_ex title=”作り方” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]
1)大根、人参は柊の形のクッキー型で抜いておきます。
2)豆腐は軽く水切りし、サイコロ切りにします。
3)ごぼうは薄めのイチョウ切り、小松菜は3センチの長さに切ります。
4)鍋に胡麻油を入れ豆腐を炒めます。
5)小松菜以外の材料も加えてさらに軽く炒めます。
6)5)に水を注ぎ材料を柔らかく煮ます。
7)鍋に小松菜を加え、煮干し出しを入れてひと煮立ちさせ、醤油で味を整えます。[/surfing_su_box_ex]
※ 大根、人参の型抜きは電子レンジで軟らかくすると簡単です。
※ 豆腐を炒めることによって、肉類を入れなくてもコクが出ます。
小魚揚げ
材料
・食べる煮干し・・・適宜
・青のり・・・・・・適宜
・すり胡麻・・・・・適宜
・揚げ油・・・・・・適宜
[surfing_su_box_ex title=”作り方” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]
1)食べる煮干しや小ぶりの煮干しを揚げます。
2)揚げたらすぐに青のりやすり胡麻をまぶします。[/surfing_su_box_ex]
※小魚はフライパンで炒ってもいいのですが、揚げると青のりなどが絡みやすいです。
保育園の子供が喜ぶ恵方巻きの具材
恵方巻きは最近、スーパーや食品会社が宣伝に力を入れている献立です。
子供たちもテレビや店先で見て興味を持っているはずです。
恵方巻きは福の神様の方を向いて幸せや健康をお祈りしながら食べるお寿司であることなど、子供が理解できる範囲で説明してから、食べさせるといいでしょう。
恵方巻きを子供向けに作る時に気をつけたいこと
恵方巻きの具材は、子供が噛み切りやすい食材を、細かく切って入れるといいです。
それから、子供向けの恵方巻きは細めの海苔巻きにします。
子供が恵方巻きにかぶりついた時に噛み切りにくい具材が含まれていると、お寿司の形が崩れてこぼしてしまいます。
また、恵方巻きの中に嫌いな食材がひとつでも入っていると、子供は指で取り除こうとしたり、食べづらいので食べなかったりしがちです。
特別な日の献立には、子供が好まない食材は使わないであげましょう。
保育園の子供が喜ぶ恵方巻きの具材
理解できる子には、恵方巻きに七福神にちなんで具材が7種類入っていることを話してあげましょう。
[surfing_su_box_ex title=”和風具材” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]
・厚焼き卵または伊達巻
・人参の甘煮
・ごぼうの甘煮
・椎茸の甘煮
・干瓢の甘煮
・高野豆腐の甘煮
・ほうれん草
・カニカマ
・桜でんぶ[/surfing_su_box_ex]
※ ごぼうなど硬い物は圧力鍋を使うと素早く調理出来ていいです。
※ 具材は短く、細長く切り、彩りよく並べます。
[surfing_su_box_ex title=”洋風具材” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]
・皮なしウインナー
・ハム
・千切りきゅうり
・ブロッコリー
・チーズ
・ツナ缶
・鮭フレーク
・アボガド
・柿[/surfing_su_box_ex]
※ ブロッコリーは軟らかく茹でて、粗みじん切りにします。
※ その他の材料も短め、細く切ります。
節分の伝統食材を他の食材で可愛くアレンジして保育園の子供も大喜び
福豆、メザシ、恵方巻きなど保育園の子供には硬かったり、骨があったりして食べづらい場合もあります。
子供も好きな食材に置きかえることによって献立をふくらませましょう。
散らし寿司の恵方巻き
材料
・お好みの恵方巻きの具・・適宜
・板海苔・・・・・・・・・適宜
・すし飯・・・・・・・・・適宜
[surfing_su_box_ex title=”作り方” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]
1)人参や高野豆腐の厚焼き卵など具材を細かく切ってすし飯に混ぜて散らしご飯を作ります。
2)ちらしご飯をサランラップに包んで細長いおにぎりを作ります。
3)お皿に1/4に切った板海苔、おにぎりをのせて食卓に出します。
4)今年の恵方の方角に子供たちを向かせて、「海苔で巻いて、お寿司を食べなさい。」と声かけします[/surfing_su_box_ex]
※ 散らし寿司は食べやすいですし、海苔も巻き立ては噛み切りやすいです。
※ すし飯の酢は控えめにする方がたべがいいです。
イワシのかば焼き丼
材料(1人分)
・イワシの煮つけ缶詰・・・50g
・人参・・・・・・・・・・20g
・冷凍枝豆・・・・・・・・7房
・ご飯・・・・・・・・・・子供が食べられる量
・焼き鶏のたれ・・・・・・適宜
[surfing_su_box_ex title=”作り方” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]
1)人参は軟らかく茹でて柊の抜き型で抜きます。
2)枝豆は軽く茹でて、豆を取り出しておきます。
3)イワシの缶詰と水(分量外)を入れて温め、焼き鶏のたれを少量入れて、少し煮詰めます。
4)子供用どんぶりに温かいご飯を入れ、イワシを並べ、周りに人参と枝豆を飾ります。
[/surfing_su_box_ex]※ イワシ缶を使用すれば、骨の心配がありません。
きな粉豆
材料
・大豆の水煮・・・30g
・きな粉・・・・・適宜
・砂糖・・・・・・適宜
・塩・・・・・・・適宜
[surfing_su_box_ex title=”作り方” surfing_su_box_ex box_color=”#fff8b5″ title_color=”#000000″]
1)大豆の水煮は軽く茹でます。
2)大豆をザルにあげて水を切ります・
3)きな粉にお好みの量の砂糖と隠し味の塩を一つまみ入れます。
4)大豆にきな粉をたっぷりまぶします。
5)折り紙でマスを折り、中に紙カップを入れて、豆を年の数だけ入れてあげます。
6)最後にたくさん豆を入れてあげましょう。
[/surfing_su_box_ex]※ 大豆の水煮を使うことで、軟らかくて食べやすいです。
まとめ
節分に定番の恵方巻き、メザシ、福豆などは小さいお子さんにとっては少し食べにくいところがあります。
しかし、伝統ある節分を印象付けるためにも特色ある献立をぜひ子供たちに作ってあげたいものです。
調理に時間がかかりすぎて、子供との豆まきなどの楽しいひとときが短くなってしまっても残念です。
子供が喜び、簡単かつインパクトのある節分献立を工夫して作ってあげましょう。
子供は人参が型抜きされているだけ、いつもと違うお皿に盛り付けてあるだけでも大喜びしてくれます。