シューキーパーの正しい使い方。ダイソーの100均シューキーパーでも大丈夫?

オシャレは足元からとは言われますが、その足元は普段の手入れ、シューキーパーから始まります。

あなたの周りのデキる人、オシャレな人にシューキーパー使ってますか?と聞いたら十中八九使っていると答えるでしょう。

ビジネスマンなら知っておくべきシューキーパーの使い方の基本や、ダイソーのような100均のシューキーパーから無印良品、はては高級靴にマッチするシューキーパーも紹介しますので、今の貴方に必要なシューキーパーを選んでください。

デキるビジネスマンになりたいのなら、シューキーパーは必需品です。

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シューキーパーの使い方の基本は力いっぱい押し込む

シューキーパーの使い方は5Step。

1.靴紐を緩める

 

2.シューキーパーを横向きに入れる。

 

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3.靴の中で回転

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4.力いっぱい押し込む

この使い方で一番大事なのは『4.力いっぱい押し込む』というところです。(理由は後程)

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5.ウィズにきちっとハメこむ

 

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シューキーパーをただ入れとけばいいと思っていませんか?

残念ながら、シューキーパーをただ靴の中に入れただけでは、表面のシワ取りやかかとの型崩れの防止になりません

 

ここで、力いっぱいシューツリーを靴に押し込むことが必要になります。

元々の靴の形を維持、復元しておくためには、グッとシューキーパーを靴の中に押し込む必要があります

特に足の甲からつま先にかけて、特に靴の履きジワが出来ることが多いと思いますが、この足の甲からつま先にかけて、きちっとシューキーパーがハマっていないと、靴全体にシューキーパーのテンションがかからず履きジワが取れるようになりません

ただ、力いっぱいといっても靴が壊れるぐらい力いっぱいではないので、そこは常識の範囲内で行ってください。

 

そしてこのシューキーパーをグッと力いっぱい押し込む事ができなければ、ウィズにシューキーパーが当て込まれせん。ちなみにウィズというのは日本語で言うと「足囲」のことです。胸囲、胴囲と同じく、周りの長さです。

ただ気を付けるのは、足幅ではありません。足囲とは足の親指の付け根から小指の付け根を通って1周させた長さのことです。

靴でいうとストレートチップのタイプの靴の横一文字の縫い目があるところが目安になります。このウィズにピタッとシューキーパーがはまっているかがポイントになります。

 

シューキーパーの入れるタイミング

シューキーパーを靴に入れるタイミングですが、基本は脱いだらすぐです。これが基本です。

脱いだらシューキーパーを入れないと、靴が臭くなりやすくなります。

もし、既に靴が臭くなり始めているという方はコチラの記事を見ることで臭くなっている原因を確認して、今すぐ臭いを落としましょう。

靴のニオイ菌を1日で撃退。消臭スプレーが効かないあなたへ。

 

ただ、この後紹介する100均やIKEAのシューキーパーの様にプラスチック製のシューキーパーの場合、晴れの日はいいですが、雨の日であったり水分を含んでしまっている場合は、すぐには入れないほうが良いでしょう。
理由については、後述します。

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100均のダイソーのシューキーパーは使い物になる?

100均の雄、ダイソーにシューキーパーがあります。

@kyantonaが投稿した写真

 

果たしてこのダイソーのものがシューキーパーとして使い物になるのかどうか気になるところですよね。いくら100均のシューキーパーであっても、使えるものだったらうれしいですからね。

パッと見て気になるポイントとしては、

  • かかとの部分がなくてもいいのか
  • ちゃんと靴にフィットするのか

という点だと思います。

まず一番目を引く、かかとの部分。ここは、やはりあった方がいいです。ハッキリ言ってこれでは、かかとの部分の崩れは解消できません

 

次に『ちゃんと靴にフィットするのか』。このダイソーのシューキーパー、27cm弱の長さです。つまり27cmを超える大きさの靴では使えません

また仮に26cmの靴に使った場合に、足の甲からつま先にかけてフィットするかどうかは、靴によってマチマチなのでやってみないことには分かりません。

まぁこれはダイソーのシューキーパーに限らず、どの100均のシューキーパーにも言えることなのですが、ダイソーのシューキーパーの場合、若干小さめですので、そんなには期待できないかなぁという感じです。

 

ただし、初めてだしとりあえず試しに買ってみるか、とか、出張用に買っておくかレベルであれば100均のシューキーパでも良いです。

そしてもちろん、シューキーパーを何にもしないよりかは効果はあります。新聞紙を突っ込んでおくよりかはいいでしょう。

 

無印良品シューキーパーのコスパ最強説は本当か?

無印良品には、紳士用のシューキーパーがあります。

@syun.c.1024が投稿した写真

 

レッドシダ―を素材にしたシングル・チューブタイプです。

ちなみにレッドシダーとはハンガーなどにも使われる素材で、ほのかに香りもあり防虫効果もあります。またシングル・チューブタイプというのは画像の通りなのですが、他のシューキーパーのタイプに、ダブルチューブというものがあります。

シングルチューブタイプの特徴として、

  • 全体的にスリムなので、ほとんどの靴に問題なく入り、細めの靴によく合う
  • 比較的軽く持ち運びに便利

があります。

無印良品のシューキーパーにも、もちろんこのシングルチューブタイプの特徴はあります。

また無印良品のシューキーパーもそうですが、つま先が分かれたスプレッダープレートは靴の幅に合わせて使うことができるため汎用性が高いと言えます

 

さらに軽さについてですが、レッドシダーのため、特に軽く感じます。別にシューキーパーは重ければいいかという話ではありませんし、無印良品は、むしろレッドシダーを活かしていると思います。

 

無印良品のシューキーパーは、画像のように無塗装なので、防虫効果に加えて、吸湿効果も期待できます。

レッドシダーの特徴である香りは使っているうちに徐々に落ちてくるのですが、紙ヤスリで軽く表面を削れば香りは復活しますし、無印良品のシューキーパーには紙ヤスリまで付属していました。

 

さてさて、この無印良品のシューキーパー、実は私も使っていますが、私個人としては、全然アリだと思います。

というのも、私が持っている靴が単純に無印のシューキーパーにマッチしている大きさだからというのが一番大きな理由でもあるのですが、さらに言えば何と言ってもこの価格、2500円

シューキーパーは値段はピンきりで、先ほどのダイソーの100円から高いものだと3万円近くするものまであります。
そんな中、無印良品の2500円は、低価格帯と言えます。

 

シューキーパーに求められる機能である湿気の発散(除湿)、シワの改善、靴の型崩れ防止、臭い防止と色々ありますが、これらを無印良品のシューキーパーは満たしていると思います。

全てのシューキーパーを試したわけではないので、同じ価格帯でより効果的なものも世の中にはあるかもしれませんが、少なくとも無印良品のシューキーパーはこの辺は満たしています。

ただし、ポイントとして、自分の持っている靴とマッチしているかどうかはあります。

 

高級靴に合うシューキーパーは何がいいのか?

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せっかく高級靴を買ったのであれば、やはり手入れをちゃんとして少しでも長く愛用したいもの。やっぱり高級靴には高級なシューキーパーがいいのかと思いがちですよね。

 

一般的に高級なシューキーパーは、除湿性が高かったり、消臭効果が高かったりします。それは使っている木の素材が違うから。

 

先ほど紹介した無印良品のシューキーパーはレッドシダーという素材で、これはこれで除湿性が高く、消臭効果もあります。レッドシダーは何と言っても消臭効果が特徴です。

これが高級なシューキーパーになってくるとアロマティックシダーであったり、ブナ材になってきたりします。

 

まず、これがアロマティックシダー素材のシューキーパー。

 

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そしてコチラがブナ材のシューキーパー。

 

見た目からも高級感が溢れています。ブナ材は、より吸湿性が高かったり、消臭効果が高かったりします
ちなみにコレは最近注目度UPのサルトレカミエのブナ材シューキーパー。

 

また高級なシューキーパーになってくると形も特徴的で、ダブルチューブタイプであったり、甲の部分が高かったりします。

ちなみに、つま先部分だけが2つに分かれているスプリットタイプというものがあります。これは汎用性が高いため、色んな革靴に多用できます。

 

 

ちなみにスプリットタイプだと高そうな感じがしますが、全く分かれていないタイプもあります。分かれているから値段がどうかは特には関係ありません。

 

余談ですがルイヴィトンもシューキーパーを出しているんですね。

 

 

さて、高級靴に合うシューキーパーとはどんなものかという話ですが、先ほどの無印良品のシューキーパーのところでも触れましたが、何と言ってもシューキーパーと靴がマッチしているかどうか

サイズがあっていないと靴のシワ伸ばしが取れませんし、せっかっくの靴の形が崩れてしまいます

 

靴の形に合ったシューキーパーをいかにして探すかがポイントです。ではいかにして探すか。

 

一番良いのは、実際に自分の靴に入れてみる事が出来れば良いのですが、なかなかそれは難しいものです。では、どうするか。

 

一番は、靴を購入する際に、一緒にシューキーパーも購入することをオススメします。

靴を購入する際に、お店の人に、この靴に合うシューキーパーをくださいと聞けば、出してくれますし、お店になければどのようなシューキーパーを買えばよいか教えてくれます

 

ちなみに、靴のメーカーでは、そのメーカーのオリジナルのシューキーパーを用意していたりします。スコッチグレイン、オールデン、リーガル、トリッカーズ(Trickers)や、あのジョンロブにもシューキーパーがあります。

 

オールデンのシューキーパーがこちらです。

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こっちは、Trickersのシューキーパー。

 

 

そしてジョンロブ。

 

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靴を買った時に、純製のシューキーパーが付いてきたりもします純製のシューキーパーならいいんじゃない?と思うかもしれませんが、そうでもありません

同じ靴メーカーと言えど色んな型があります。一方、純製と言えどシューキーパーは一種類しかない事が多いです。それでは完全に靴にフィットするとは言えません。

ただし全てのメーカーが単一のシューキーパーしかないというわけではありません。そこはお店の人に聞くなり、自分の目で確認されたほうがよいです。

 

スコッチグレインで靴を買うと付いてくるシューキーパーは使い物になる?

先ほど、「高級靴に合うシューキーパーは何がいいのか?」でも触れましたが、スコッチグレインで靴を買うとシューキーパーが付いてきます。
5万円以下ならプラスチック製、5万円以上で木製のシューキーパーが付いてきます。

 

 

木製のシューキーパーは、スコッチグレインの木型をベースにして作られているため、スコッチグレインの靴にフィットしやすいでしょう。

更に言うなれば、プラスチック製のものはこれまでにも紹介してきたように、あまりオススメ出来ません

せっかくスコッチグレインの靴を購入されたのであれば、木製のシューキーパーを別に購入することをオススメします。

 

1万円の靴でもシューキーパーは必要!?シューキーパーによる手入れが必要なレベルの靴とは?

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結論から言うと必要です。言うなれば必要のない靴は無いと言い切ってしまいたいところではあります

 

しかしながら、シューキーパーもピンキリと言えど、そこそこします。シューキーパーとしての機能が果たせるラインは大体2000円前後ぐらいからのモノになりますが、靴そのものが1万円、シューキーパーが2000円と考えると、う〜〜んと思ってしまうのは分かります。

 

ただシューキーパーを使わなければ確実に靴の寿命は短くなり、1万円の靴ならば、元々の寿命が短いため、シューキーパーを使わなければ、更に短くなってしまうことでしょう。

一方で、1万円の靴にそこまでしますか?と思う気持ちも分かります。これまでシューキーパーを使ったことが無いのであれば尚更そう思うでしょう。

 

もしあなたが、例えば3万円ぐらいの靴を買ったのであれば、まずは試しにシューキーパーを使ってみてはいかがでしょうか

 

ちなみに安物の靴であろうと、高級な靴でもシワは出来てしまいます。シワが靴にゴワゴワと付いていると、

『あ、この人、あまり手入れしてないな』

と見る人が見れば分かります。

シワを取りたいのであれば、コチラの記事も御覧ください。

10分で出来る。お家でできる革靴のシワ取り方法。

 

シューキーパー、実はスニーカーにも入れるべき?

 

スニーカーと言えど、当然のことながら、履いていれば、型崩れはします。革靴のように、つま先あたりに履きジワが目立つほど寄ってしまうことは無いにせよ、多少シワが寄ってきたり、つま先が反り返ってきたり、かかとの辺りや全体的にヘタってきたりして、型崩れがしてきます。

特にレザースニーカーの場合、この辺の型崩れは顕著です。

あえてのヘタった感じにスニーカーを履きつぶしたいのであれば別ですが、写真のようにNewBallanceであったり、きれいめなスニーカーであれば、シューキーパーを使い、キレイに履きこなすほうがオシャレです。

 

シューキーパーも定期的に紙ヤスリでメンテナンスを

レッドシダーでもアロマティックシダーでもブナ材でも、要は木製のシューキーパーを使っている人は、定期的にシューキーパー自体のメンテナンスをするべきです。

なぜなら、シューキーパーは靴の湿気や臭いを吸い取ってくれるわけですが、シューキーパーにそれら湿気や臭いが蓄積していき、効果が薄れてきます。

シューキーパーにもカビは生えてしまいます。

 

そこで、定期的に(3ヶ月に一度くらい)シューキーパーをメンテナンスしましょう。

メンテナンスと言っても紙ヤスリで削るぐらいです。

 

5分ぐらい紙ヤスリをかければ十分です。

 

 

カビも一緒に取れるし、木の香りが復活。

 

せっかくシューキーパーを使って、靴のメンテナンスをしっかりしているつもりでも、靴のシワは伸ばせても、臭いや湿気は取れません。

3ヶ月に一度くらいは紙ヤスリでシューキーパーを削りましょう。

 

オシャレの人はやっている香り付け

シューキーパーだけでも、十分消臭効果はあります。アロマティックシダー材のシューキーパーであれば、さらにアロマティックの香りが付いたりも多少はします。

ただそうは言うものの、やはり靴です。どうしても足の臭いというか、靴の臭いというのは気になるもの。靴を脱いだら・・・というのはなかなか許せないものがあります。

 

そこで、シューキーパーの裏側にほんの数滴、アロマ液を垂らして使うというのは一つの手です。これはなかなかのオシャレ上級者の技です。一度やってみてください。

 

まとめ

今回はシューキーパーの使い方や選び方について紹介しましたが、いかかでしたでしょうか。

いろんな種類のシューキーパーが存在しますが、まずは何と言っても靴にマッチするシューキーパーを見つけること。これが重要です。

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