床屋の由来は江戸時代の髪結いが移動式の床で商売をしていたから

床屋の由来は江戸時代に遡ります。

床屋さんの先祖とも言える、髪結いと呼ばれる人達は、固定的な店舗を持たず、移動式の床の上でお客さんの髪を整えていたことに由来します。

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床屋の由来は江戸時代の髪結いが移動式の床で商売をしていたから

現代でいう美容師は、江戸時代髪結いと呼ばれていました。

髪結いは男性の髪を結んだり、髭を剃る役割がありました。

髪結いたちは橋の終わりの空いているスペースや武家屋敷の周辺などを移動しながら髪結い業を行なっていました。

そのため、店舗は移動可能な簡易的な「床」で作られる「床店(とこみせ)」で、当時は「髪結い床」とも呼ばれていました。

「髪結い床」はやがて「髪結い」の代わりに同じく職業を表す「屋」が後ろ付けされて「床屋」と呼ばれるようになりました。

・床屋の由来は江戸時代の移動可能な「床店」
・「髪結い床」から「床屋」に変化した

 

床屋の英語、バーバーの由来

床屋の英語であるバーバーの由来は、ラテン語の「ヒゲ(barba)」です。

バーバーではもともと髪の毛ではなく顎ヒゲだけを整えていました。

そのため、ラテン語の「ヒゲ(barba)」が元となり、床屋は英語で「barber(バーバー)」と呼ばれていました。

そして、ヒゲ以外に髪の毛を整えることもバーバーの仕事となった今も「barber(バーバー)」という名称に変化はありませんでした。

・バーバーの由来はラテン語の「ヒゲ(barba)」
・バーバーはもともと顎ヒゲを整える場所だった

 

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床屋と理髪店、理容店の違い

床屋と理髪店、理容店の違いは客層やサービス内容などにあります。

理髪店の古い呼び方が床屋で、主に男性客の散髪や子供の散髪をメインのサービスとしている営業形態のことを指します。

一方、理容室はパーマ屋とも呼ばれ、女性客が中心となる営業形態が一般的です。

・床屋や理髪店は男性客や子供の散髪がメインの営業形態
・理容室は女性客のパーマがメインの営業形態

 

床屋、理髪店、理容店、一番古いのはどれ?

床屋、理髪店、理容店の中で一番古い言葉は定かではありませんが、江戸時代から使用されている床屋が一番古いのではないかと言われています。

・床屋、理髪店、理容店の中で一番古いのは床屋
・床屋は江戸時代から使用されている

 

散髪屋の語源

床屋や理髪店は散髪屋と呼ばれることもありますが、この散髪屋の語源はちょんまげを切って散らかすこととされています。

江戸時代には主流だったちょんまげは明治時代になると古い文化だとされて、断髪令が出されます。

そこで、ちょんまげだけ切り落とし、バサバサの長い髪を垂らしたままのいわゆる「ザンギリ頭」の人が増えましたが、このちょんまげを落とす行為を「散髪」と言っていたのです。

この名残か、今でも床屋や理髪店のことが散髪屋と呼ばれることがあります。

・散髪屋の語源はちょんまげを切り散らかすこと
・明治時代の断髪例で「散髪」という言葉が広まった

お相撲さんの髪を結う人を床屋ではなく、床山と呼ぶ理由

お相撲さんの髪を結う人を床屋ではなく、床山と呼ぶ理由はちょんまげにあります。

現在ではお相撲さんの髪を結う人として知られている「床山」ですが、江戸時代の歌舞伎が活発なっていた時代には歌舞伎役者の髪を結う人のことを「床山」と呼んでいました。

歌舞伎役者は基本的にちょんまげ頭をしていることが多いため、同じちょんまげ頭のお相撲さんの髪を結う人のことも「床山」と呼ぶようになったのではと言われています。

ちなみに、かつらを被ることが一般的となった現代の歌舞伎界では、歌舞伎役者のかつらの手入れや保管を行う人を「床山」と呼んでいます。

・江戸時代、「床山」はちょんまげ頭の歌舞伎役者の髪を結う人を指した
・お相撲さんのちょんまげ頭を結う人も「床山」と呼ぶようになった
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