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語源・由来

「ずらかる」の語源は「ずらす」で江戸時代の盗人の隠語

「ずらかる」の語源は、「ずらす」です。 江戸時代の盗人が、悪いことをして逃げることや、盗んだものを処分するという意味の隠語として使っていました。 「ずらかる」の語源は「ずらす」 「ずらかる」は、盗人が使用していた隠語で、「ずらす」が語源となっています。 「ずらす」とは、他人を欺く行為をしたり、他人の目をごまかしたりするという意味で江戸時代から使われている言葉です。 この「ずらす」から発展し、悪いこ […]

しんどいの語源は心労。「しんどい」は地方によって変わる

「しんどい」の語源は心労です。 元々「しんどい」は、関西方面で多く使われていた言葉ですが、いつしか全国で使われるようになりました。 心労が語源であるため、意味も心労を引継ぎ、そのまま辛いというのが一般的です。 「しんどい」の語源は「心労」から 「しんどい」の語源は「心労・辛労」から来ています。 「しんろう→しんどう→しんどい」と「心労」が形容詞化して「しんどい」になりました。 もともとは関西方面で […]

「けしかける」の語源は犬を煽る時に使っていた「けしけし」

「けしかける」の語源は、犬に向かって「けしけし」と言っていたことが語源です。 室町時代以前には、人が犬を煽って、対象の人やものに向かわせるときに「けしけし」という声掛けがされていました。 江戸時代には、人に対しても「けしけし」という言葉が使われるようになり、「けしけし」の「けし」と、働きかけるという意味の「かける」が融合し、「けしかける」という言葉が生まれました。 「けしかける」の語源は「けしけし […]

総スカンの語源は関西弁の「好かん」

総スカンの語源は、関西弁で好きじゃないという意味の「好かん」です。 「好かん」に「全て」という意味を持つ「総」がくっついて出来た言葉で、1930年代から関西圏で使われるようになり、瞬く間に全国に広まりました。 総スカンの語源は関西弁の「好かん」 総スカンという言葉は関西弁で好きじゃないという意味の「好かん」が由来とされています。 「総」はすべてを意味し、「スカン」は関西弁で「好かない」を「好かん」 […]

馬の骨の語源は三国志の曹操の言葉が発展した「一に鶏肋、二に馬骨」

「馬の骨」の語源は三国志に登場する曹操が戦場で言ったとされる言葉が発展した「一に鶏肋、二に馬骨」です。 中国では、鶏肋も馬骨もともに、役に立たない不要なものとされていました。 また「骨」には人柄と言う意味もあり、「馬の骨」は「どこの誰でどんな人物か分からない」と言う意味をもつようになりました。 馬の骨の語源は「一に鶏肋、二に馬骨」 馬の骨は、「一に鶏肋、二に馬骨」という中国で使われていた言葉が語源 […]

へそくりの語源はへそという麻糸で貯めたお金やへその奥から出すお金

へそくりの語源は、「綜麻」(へそ)という麻糸を紡ぐ内職で得たお金を貯めた事が最も有力な説として挙げられます。 しかしながら、この説以外にも2つの説が存在します。 へそくりの語源は「綜麻繰り」「カラスビシャク」「臍繰り」と3つの説がある ①綜麻繰りという糸を作って貯めたお金 「綜麻」とは麻糸をグルグル巻きにした束のことをいいます。 かつて女性がお金に困った際に、麻糸を紡ぐ作業を内職にして、そこから得 […]